更新日:2023年3月25日
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クロシロエリマキキツネザルの「クミン(メス)」(左)と「トノキ(オス)」(右)
令和4年11月25日(金曜日)、八木山動物公園フジサキの杜に、東京都恩賜上野動物園と日本モンキーセンターから、クロシロエリマキキツネザル2頭(オス1頭、メス1頭)が来園しました。
これまで、園内で健康状態のチェックやオス・メス同居の練習などを重ねてきた2頭ですが、このたび当園の環境にも慣れてきたことから、令和5年3月21日(火曜日・祝日)にお披露目会を開催し、一般公開を開始します。
ぜひ、ニューフェイスの「クミン」と「トノキ」に会いに来てください。
日時 令和5年3月21日(火曜日・祝日) 午後1時30分から
場所 類人猿舎テナガザル展示場付近
当園でのクロシロエリマキキツネザルの飼育および展示は、下記の2頭が初めてとなります。
愛称 クミン
性別 メス
年齢 12歳(平成22年4月19日生まれ)
来園元 日本モンキーセンター(令和4年11月25日来園)
愛称 トノキ
性別 オス
年齢 7歳(平成27年4月19日生まれ)
来園元 東京都恩賜上野動物園(令和4年11月25日来園)
和名:クロシロエリマキキツネザル
学名:Varecia variegata
英名:Black-and-white ruffed lemur
分類:霊長目キツネザル科
分布:マダガスカル島東部の雨林
胴長:50~55センチ
尾長:60~65センチ
体重:3.5キログラム前後
生態:マダガスカル島にだけ生息する固有種で、原始的なサルの仲間。キツネザルの中では最も大型で、首周りにあるエリマキのような白く長い毛と、キツネのようなとがった鼻が特徴。
ほとんどの時間を樹上で過ごし、果実や種子、木の葉、樹液、蜜、花、まれに昆虫や小鳥の卵などを食べる。複雄複雌で5~16頭ほどの群れを作って暮らす。縄張りを示すため、遠くまで聞こえる大きな声で鳴く。生後20カ月ほどで性成熟し、90~120日の妊娠期間後に2~6頭の子どもを産む。寿命は約20年。
近年では森林伐採などによる生息地の分断等により、生息数は減少傾向にあり、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)ではCR(Critically Endangered:絶滅危惧1A類)とされている。
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159
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