更新日:2023年3月31日
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移動するレッサーパンダ「グミ」
レッサーパンダは絶滅が危惧されている希少な野生動物で、世界規模で連携しながら保全に取り組んでいます。
八木山動物公園フジサキの杜では国内の動物園と連携しながら適切なペアによる繁殖に貢献できるよう、血統を考慮しながら個体を移動させるなどの取り組みを行ってきました。
このたび、新しいペア同士による繁殖への試みのため、当園のメス「グミ」を栃木県那須郡の那須どうぶつ王国に移動することになりました。
そこで、当園で生まれ育った「グミ」に、「元気でいってらっしゃい」と「ありがとう」の気持ちを込めて、お別れイベントを開催します。
みなさんから愛された「グミ」の、新天地への旅立ちを一緒に応援しませんか。併せて「グミ」へのメッセージ募集も開始しますので、ぜひ、ご来園ください。
日時 令和5年4月7日(金曜日)午後2時から
場所 レッサーパンダ屋外展示場前
※事前申込不要。直接会場にお越しください。
「グミ」の成長を間近で見守ってきた飼育員が、「グミ」誕生からこれまでのさまざまなエピソードなどをお話しします。
当園での誕生から2年あまり、たくさんの方々から愛された「グミ」への、お別れのメッセージを募集します。
ビジターセンター内の特設ブースにノートブックを設置しますので、ぜひ、みなさまの想いをお寄せください。
募集期間 令和5年4月7日(金曜日)から4月11日(火曜日)までの開園時間中
設置場所 ビジターセンター
「グミ」は令和2年に、当園で飼育しているオスの「ヤンヤン」とメスの「スモモ」との間に、メスの「アケビ」と双子で生まれました。「スモモ」「アケビ」「グミ」の親子3頭の仲睦まじい様子は、多くの来園者からとても人気がありました。
愛称 グミ
性別 メス
年齢 2歳(令和2年6月29日、仙台市八木山動物公園生まれ、父:ヤンヤン、母:スモモ)
移動先 令和5年4月12日に那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)へ移動予定
※当園では現在「グミ」のほかに、オス2頭、メス4頭を飼育しています。
最終展示 令和5年4月11日(火曜日)午後2時から午後4時30分まで
和名:レッサーパンダ
学名:Ailurus fulgens styani
英名:Styan's red panda
分類:食肉目レッサーパンダ科
分布:中国の南西地方
体長:頭胴長56~63cm、尾長37~50cm
体重:4~7kg
生態:中国山岳地帯の山林に単独で生息し、竹の葉を主食とする。背中の赤褐色の体毛が特徴的。飼育下での寿命は約10年から15年、性成熟は約18カ月。近年、毛皮やペット目的での密猟と生息地の破壊により個体数が減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)にEN(Endangered:絶滅危惧種)として記載されている。
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159
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