更新日:2023年5月22日
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東山動植物園に移動する「バユ」
スマトラトラはインドネシアのスマトラ島のみに生息し、野生での生息数が300頭程度と推測される希少種です。
八木山動物公園フジサキの杜では、国内の動物園と連携しながらスマトラトラの繁殖を促す取り組みを行っており、この取り組みの一環として、当園の「バユ(メス)」が移動することになりました。
そこで、感謝の気持ちを込めてお別れイベントを行いますので、ぜひ、ご来園ください。
日時 令和5年6月23日(金曜日)午後2時から
場所 スマトラトラ展示場前
※事前申込不要。直接会場にお越しください。
「バユ」についてガイドを行うほか、「バユ」に特別なエサをプレゼントします。
震災後から当園で長い間過ごした「バユ」への、お別れのメッセージを募集します。
ビジターセンター内の特設ブースにノートブックを設置しますので、ぜひ、みなさまの想いをお寄せください。
募集期間 令和5年6月13日(火曜日)から6月20日(火曜日)までの開園時間中
設置場所 ビジターセンター(展示ホール)
愛称 バユ
性別 メス
年齢 16歳(平成18年9月14日、イギリスのチェシントン動物園生まれ)
来園 平成23年6月17日にオランダのバーガーズ動物園より来園
移動先 令和5年6月25日(日曜日)に名古屋市東山動植物園へ移動予定
平成24年、平成25年、平成31年にケアヒとの間に3回の繁殖実績があり、オス3頭メス2頭の合計5頭が成長しました。
最終展示 令和5年6月25日(日曜日)午後2時から4時30分まで
和名:スマトラトラ
学名:Panthera tigris sumatrae
英名:Sumatran Tiger
分類:食肉目ネコ科
分布:インドネシア スマトラ島
体長:2.2~2.5メートル
体重:オス100~140キログラム、メス75~110キログラム
生態:
黄土色の地に黒いしま模様がある。他の亜種に比べて最も体が小さく、しまの量が多く明瞭である。肉食性でシカやイノシシなどの大型草食獣、ウサギなどの小獣、クジャクなどの鳥類の他、魚類や昆虫も捕食する。
野生での生息数は概算で300頭程度で、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)付属書I表、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)にCR(Critically Endangered:絶滅寸前種)として記載されている。3歳から4歳で性成熟し、寿命は野生下で約15年、飼育下では20年程度。国内では17頭飼育されている。(令和5年3月31日現在)
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159
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