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更新日:2022年7月20日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
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梅雨が明けて、一気に気温が高くなりました。
真夏日や猛暑日になると夜の気温が下がらず、室内が蒸し暑くなり不快指数も高くなります。
動物の部屋には、暖房設備が設置してあるところが多いですが、冷房設備があるところは限られています。当園ではホッキョクグマ舎とレッサーパンダ舎しかありません。
日中、各動物舎は扉を開放していますが、夜間は害獣の侵入防止のため扉は閉めています。
窓があるところは窓を開けていますが、ないところは室温が高くなってしまいます。
メアリーの部屋です
アフリカゾウ舎は小さな窓がありますが、開放していないので、かなり蒸し暑くなります。
あまり暑すぎるとゾウもイライラして、夜間に糞をあちこちにまき散らします。
ですので、油圧扉の大きさに合わせて網戸を作り、少しでも換気がよくなるようにしました。
角材でフレームを作りネットを張ります
それを油圧扉のフレームにはめこみます
こんな感じに設置します(室内から見たところ)
扉を閉めるとこんな感じ(室内から見たところ)
展示場側から見るとこんな感じ
網戸を設置して油圧扉を下げていくのですが、ボタン操作を誤ると網戸を押しつぶしてしまうので、扉の開閉は細心の注意を払って行います。
ゾウ舎入り口にも網戸があります
アフリカに生息するゾウは暑さに強いはずですが、今年の猛暑は強烈。
この網戸で少しでも快適に過ごしてもらえたらと思います。
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159
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