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更新日:2022年12月19日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
皆さん「ホンドテン」という動物はご存じですか?
こちらがホンドテンです。
見た目はつぶらな瞳をしていて、とても可愛らしい姿をしています。
ちなみに、当園で飼育しているホンドテンは「ダイ」という愛称で、性別はオスです。
丸太の陰からひょっこり顔を出す姿が可愛らしいです!
ホンドテンは日本の固有種で、本州・四国・九州では絶滅危惧種に指定されています。
基本的に夜行性の動物で、当園で飼育している「ダイ」は日中、展示場にある丸太の中や陰で休んでいる事が多いです。
ところで皆さん、季節が変わると衣替えをしますよね。テンたちも衣替えをします!
こちらは冬の姿です。
顔の周りが白く、全体的にフワフワしています。
「ダイ」の特徴的な毛並みと、丸い瞳が良く目立ちます。
ついつい触ってみたくなるような見た目をしていますね。
こちらは夏の姿です。
冬と違い、顔の周りが黒くなっています。
体全体もすっきりとしていて、かっこいい顔立ちに見えますね。
このように、夏と冬では姿が全く違います。これは夏から冬に、毛の色が白から黒に変わるためです。ホンドテンの毛色の変化は、日照時間や気温、周囲の環境など、様々な要因が影響すると考えられています。
テンだけではなく、動物たちは周りの環境に合わせて、姿を変えているのです。
これからの時期は、顔が白くなりフワフワの姿が小獣舎でご覧になれます。
ぜひ、冬しか見ることのできないホンドテン「ダイ」に会いに来てください!
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