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更新日:2022年3月26日

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市立小学校におけるUSBメモリの紛失事故の発生について

3月22日(火曜日)、宮城野区内の市立小学校において、1クラス32名分の通信表の所見の下書きデータが保存されたUSBメモリを紛失する事案が発生しました。

対象の児童および保護者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことをおわびいたしますとともに、再発防止に努めてまいります。

 

1 事故概要

3月7日(月曜日)、宮城野区内の市立小学校の教諭は、自宅での作業を想定し、担当する学級32名分の通知表所見(学校での取り組みの様子などを文章で記載)の下書き数行分を自動暗号化機能付きUSBメモリに保存し、10日(木曜日)から12日(土曜日)にかけて、自宅で所見を追記する作業を行った。当該USBメモリは、学校から貸与されていたものであり、個人情報を含むデータを持ち出す際には校長の許可が必要であったが、当該教諭は許可の申請を行っていなかった。

3月14日(月曜日)、当該教諭は、所見の下書きデータを学校のパソコンにコピーしたが、USBメモリ内のデータを消去しなかった。

3月22日(火曜日)、当該教諭は、当該USBメモリを入れていたペンケースの紛失に気づき、23日(水曜日)にかけて教室や職員室、自宅を探したが見つからなかった。なお、ペンケースに入れたUSBメモリを当該教諭が最後に校内で確認したのは16日(水曜日)であり、その後このペンケースを自宅に持ち帰った記憶はない。

3月24日(木曜日)、当該教諭は、USBメモリの紛失について校長に報告し、警察署に遺失届を提出した。同校では25日(金曜日)にかけて全職員で校舎内の確認を行ったが、見つからなかった。

なお、当該USBは自動で暗号化され、パスワードが付されており、現時点で、個人情報の流出は確認されていない。

 

2 紛失物

自動暗号化機能付きUSBメモリ(32名分の通信表所見の下書きデータを保存)

※個人情報に当たる内容として、出席番号および氏名が記載されていた

 

3 今後の対応について

当該校では、近日中に対象児童に対し、校長および担当教諭から事故の概要を説明し、謝罪するとともに、保護者への概要説明と謝罪を行う予定。

 

4 再発防止策

当該校において教職員を対象に研修会を開催し、個人情報の取り扱いについて改めて注意喚起を行う。また、3月28日付けで教育委員会から全ての市立学校長、幼稚園長宛てに、学校における個人情報等の管理について定めた情報管理指針の遵守を指示する内容の通知を発出し、情報管理の一層の徹底を図り、再発防止に努める。

 

お問い合わせ

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