1月8日（土曜日）に実施した令和4年度仙台市立中等教育学校（仙台青陵中等教育学校）入学者選抜適性検査において、誤った解答例を基に採点を行っていたことが判明しました。これを受け、該当する設問について改めて採点を行った上で合否判定を実施し、新たに3名の受検者を合格としました。

受検者およびそのご家族、関係者の皆さまに対し、多大なるご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。今後、同様の事案が発生しないよう、再発防止につとめてまいります。

 

1　入学者選抜概要（1月14日時点）

（1）試験日時

1月8日（土曜日）

（2）会場

仙台青陵中等教育学校

（3）出願者数

258人

（4）受検者数

256人

（5）合格者数

140人

 

2　誤りの概要

社会的事象や統計資料等を主な題材として出題する「総合問題Ⅰ」において、奈良時代における水田の面積の単位をha（ヘクタール）に換算する問題を出題した。その後の採点において、教育委員会で作成した誤りのある解答例を基に採点したため、合計点および合否判定に影響があったもの。

【問題】

総合問題Ⅰ　3

（1）1段は現在の12aに相当します。このとき,38/3段とは現在の何haに相当するか答えなさい。ただし,答えは小数第二位を四捨五入(ししゃごにゅう)して,小数第一位まで表すこととします。

【解答例】

• （正）1.5ha
• （誤）15.2ha

 

3　対応

改めて採点と判定を行い、新たに3名の受検者を合格としました。なお、本人およびその家族には、本日、仙台青陵中等教育学校の職員が訪問の上、合格通知のお渡しとおわびを行っています。

合わせて、明日21日（金曜日）より、新たに採点した結果を反映させた簡易開示の受領が可能となります。既に受領された方も対応します。

 

4　再発防止策

今後、改めて問題・解答例のチェック体制を強化し、確認の徹底を図る。