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更新日:2016年9月20日

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身近なマツが枯れていませんか?(松くい虫被害対策)

近年,写真のように海岸や市街地のマツが赤くなって枯れているのをよく見かけることと思いますが,これは松くい虫(正式にはマツ材線虫病)という森林の伝染病によるものと考えられます。この被害は明治時代に長崎市において日本で最初に確認された後,急速に広がり,現在では北海道と青森県を除く全国各地で認められるようになっています。特に近年では東北地方における被害量が増加しており,マツ林が存亡の危機にさらされております。マツ林は防風効果や防潮効果,災害防止効果等の高い保安機能があるだけでなく,その景観も古くから住民に親しまれており,貴重な林と考えられます。このような意味から松くい虫被害対策は重要な課題と言えます。

松くい虫被害木の写真(樹木全体の葉が赤褐色になる)

松くい虫とは

(1)松くい虫?

実は「松くい虫」という名前の虫はいません。マツノマダラカミキリ(カミキリムシ)という昆虫が,病原体となるマツノザイセンチュウ(線虫)を健全なマツに運び,マツを枯らしてしまう伝染病です。アカマツとクロマツの両樹種とも感染します。

松くい虫被害の仕組みは林野庁ホームページ【下記の関連サイト】をご覧ください。

(2)松くい虫被害の見分け方

東北地方では10月~11月と3月に葉が赤くなり,外見上から枯れが判断できます。

枯れの経過は先に旧葉(2~3年目の葉)が枯れ,その後新葉(当年の葉)が枯れ,短期間の内に樹木全体が赤褐色に変色します。

松くい虫防除方法

(1)被害木の駆除方法は

仙台市では伐採による駆除を行っています。被害木を切り倒して,薬剤を散布したり,薬剤をかけてビニール被覆によりくん蒸を行い,マツノマダラカミキリの幼虫を殺します。

(2)被害木の駆除時期は

「感染の恐れがある被害木(10月から11月にかけて葉が赤くなったもの)」については,マツノマダラカミキリが,その被害木から羽化脱出する翌年の6月以前に,駆除を行う必要があります。

(3)被害木駆除の実施者は

「感染の恐れがある被害木」については,仙台市が決めた区域にあれば,私有林で発生しても,所有者の同意を得て,仙台市が駆除を実施いたします。詳しくは農林土木課までお問い合わせください。

松くい虫を見つけたとき

樹木全体の葉が赤褐色になっているマツを見つけた場合,農林土木課までご連絡ください。

リンク

松くい虫被害について詳しくは宮城県森林整備課ホームページ【下記の関連サイト】をご覧ください。

 

お問い合わせ

経済局農林土木課

仙台市青葉区国分町3-6-1表小路仮庁舎9階

電話番号:022-214-8264

ファクス:022-214-8272