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更新日:2017年1月24日

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音楽姉妹都市締結50周年「未来に向けた姉妹都市交流の絆」共同宣言を行います(質疑応答)

平成29年1月24日

 

(1)共同宣言の内容と期待する効果を伺う

共同宣言ですので、発表前に私が全てをお知らせしてしまうわけにはいきませんが、震災の時にも心の復興につながる音楽の力というものがありましたけれども、音楽姉妹都市はそうした音楽の縁によって三つの都市が結ばれてきたという、大変ユニークな経過をたどっていると思います。対象になっている音楽家のお二人と詩人の土井晩翠先生の、ジャンル的には現代の曲ではなくて文部省唱歌という、今となってはなつかしい日本のこころのふるさとを確認するような歌が、そもそもの絆の仲介になっています。

半世紀を過ぎて日本社会もさまざまに変わってきて、インターネットでコミュニケーションがとられる世の中になってきましたけれど、ともに歌う、声を出して思いを表現するといった、文部省唱歌が持つ音楽の原点のような体験をともに大事にしながら、そこに寄り添っていく心の大切さを訴えるというものが共同宣言の趣旨です。50年ですので、三市の市民の皆さんも若い世代の方などは、姉妹都市関係にあることを知らない方も多いと思います。あらためてこういう大事なものを50年間育んできたことを市民に説明し、その大切さを確認することで、さらに日本全体にこのようなまちのつながりもあるということを、しっかり伝えていきたいと考えています。