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更新日:2018年10月16日

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新総合計画を策定します(質疑応答)

平成30年10月16日

 

質疑応答の内容

Q1

総合計画なんですけれども、1つは、今回の計画が人口減少を前提とした初めての策定ということになるのかどうかというのが1点と、今回の計画策定の中で、議論のポイントとしてはどういうところが大きなポイントになるというふうに市長はお考えか、2点伺えればと思います。

A1

まず最初の質問ですけれども、総合計画、実は奥山前市長の時代に立てられたこの計画も、人口減少ということが入ってくるのだろうというふうな想定のもとに組まれた計画であったというふうに認識をしております。
その後、震災で人口減少の局面というのが後退をしているわけですけれども、今期、新しく作らせていただく総合計画は、まさにその人口減少のただ中に入っていくという、そういう思いで作らせていただきたいということであります。
2点目でありますけれども、そういう時代背景の中で、仙台は杜の都ですとか、学都仙台といった都市の魅力というものを十分に兼ね備えております。この強みを最大限に生かしていける、そういうまちというものを展望したいというふうに思っているところであります。
具体的には、今後、審議会のメンバーの方々にさまざまご議論いただくことになりますけれども、長い将来を見据えた上での、今後10年間取り組むべき課題についてまとめたいというふうに思っているところです。

 

Q2

重ねて、これまでの総合計画の中で掲げられていた幾つかの市政の根幹に関わるような部分というのが継承されるのかどうかというところで伺いたいんですけれども、一つ、百年の杜構想というものが藤井市長時代に作られたかと思うんですけれども、これをそのまま引き継ぐような計画になってくるのか、リニューアルというか、見直すというふうなお考えになるのか。同じく、市民協働という考え方についての、この2点について、新しい計画ではどのような位置づけになるようなイメージを持たれているのか、聞ければと思います。

A2

私は仙台の強みというのは、杜の都、美しい自然と都市機能が調和しているまちであるということが一つ、やはり大きなところで挙げられると思います。
そういう意味におきましては、百年の杜構想という、この考え方というのは、とても重要な視点だというふうに捉えております。
それからまた、市民協働ということにつきましても、同じように行政と市民の皆さんたちが手を取り合って、よりしなやかで強いまちをつくっていくためには、市民の皆さんたちの力というものがとても重要であると、私自身はそう思っておりまして、このことというのも大きな論点、視点になっていくのではないかというふうに思っております。
具体的には、これから実際に審議委員の皆さま方にご議論いただくことになりますけれども、私の思いとしては、まずはそういう、今ご指摘のあった2点については重要だというふうに思っております。

 

Q3

前回の基本構想を作られたときよりも1年早い着手であるというご説明がありましたが、この意図は、なぜ早めているのかそれをご説明いただけますでしょうか。

A3

私自身、就任をさせていただきまして1年経過したところでありますけれども、これからのまちづくりを考えていく上で、この現計画、平成32年までですけれども、ここを待っていたのでは遅れを取るのではないかという危機意識を持っております。
通例であれば、来年度着手をして検討していくということになるんでしょうけれども、しかし、これを前倒しして、これまでにない大きな人口減少局面、超高齢社会を迎える、その東北の中にある仙台のこれからを考えたときには、やはり初めに、前倒しをして取り組むべきであろうという思いで、今回このようにさせていただいたというところです。
明確な回答になっているかどうか分かりませんけれども、大きな危機意識を持っているということを挙げさせていただきます。