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更新日:2021年5月28日

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令和3年第2回定例会に提出する議案について(発表内容)

令和3年5月27日

 

令和3年第2回定例会に提出いたします議案についてご説明申し上げます。招集日は6月8日(火曜日)の予定です。議案の件数ですが、現時点では条例案件が4件、その他案件が2件、人事案件が3件、補正予算が1件、合計10件でございます。

では、私から補正予算案につきましてご説明をいたします。全国的な新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況にある中でございます。本市におきましても感染力が強いとされるN501Y変異株への置き換わりが急速に進んでおりまして、最近のスクリーニング検査では90%以上を超えております。本市の新規陽性者数も感染急拡大前の2月の水準までには下がりきっておりません。いつリバウンドが起きてもおかしくない状況と認識をしております。お一人お一人の日頃の感染防止対策の重要性に変わりはございませんが、これからは対策の切り札となるワクチンをより多くの方に早期に接種いただくことが重要になると考えております。本市といたしましては、県や東北大学との協議を経て大規模な接種センターを設置し、今週の月曜日から毎日接種を実施しております。そして来週31日に開始する個別接種、また6月12日に開始をする集団接種と併せまして高齢者の皆さまへのワクチン接種を進めてまいりたいと考えております。このような認識のもと、今回の補正予算案を編成したものでございます。

概要をまとめました資料2-1(PDF:153KB)に基づきましてご説明を申し上げます。今回の補正は今後の感染症対策や中小企業の事業の継続等の支援に要する予算を中心に計上をいたしました。その結果、一般会計において154億3千6百万円の増額の一方で、感染症の状況を踏まえ年度内実施が困難である事業等について1億1千5百万円を減額することにより、153億2千1百万円の増額補正を行うことといたしました。

一般会計の主な補正項目をご説明いたします。市民費では、感染症の影響等により困難を抱えた女性を支援するために生理用品の無料配布や相談体制の充実を行うための経費を計上しております。健康福祉費では、ワクチン接種を推進するための新型コロナウイルスワクチン接種費のほか、民間検査機関へ委託をして変異株の検査を行う経費を計上しております。また民間医療機関においてPCR検査等を受けた場合に生ずる患者の自己負担分を本市が負担する給付費や、自宅療養者に対する食料品等を提供するための自宅療養者生活支援事業費を追加しております。経済費では、営業時間短縮の協力要請等の影響を受けて売り上げが減少した中小事業者の事業継続を支援するための支援金の支給に要する予算を計上しております。また屋外イベントの開催にあたりまして感染症対策を講じるための物品の購入やリース等に係る経費を助成する予算を計上しております。災害復旧費では、地震により被災をいたしました高齢者福祉施設に係る社会福祉施設災害復旧費の追加を行っております。

 

仙台市長 郡 和子

 

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