ページID:57830

更新日:2021年11月17日

ここから本文です。

令和3年第3回臨時会・第4回定例会に提出する議案について(質疑応答)

令和3年11月16日

 

質疑応答の内容

Q1

第3回臨時会の方から伺いたいのですけれども、それぞれ(期末手当の)引き下げの割合というか、いくらになるのか。職員は(人事委員会)勧告完全実施なのかというところを教えてください。

A1

これは人事委員会勧告に基づき、民間との格差の問題もございます。それと国の機関と均衡を図るということもありまして、それを見ながら特別職の給与あるいは一般職の期末手当について引き下げる方針であるということでまとめたものでございます。条例改正させていただくものでございます。

 

Q2

その具体的な(内容は)。

A2

(労務課長)

補足説明をさせていただきます。勧告で一般職につきましては0.15月(引き下げ)とされておりまして、そのとおりの内容で条例改正案を提出するものでございます。また、特別職につきましては人事院の方で掲げております0.10月(引き下げ)というものを勘案いたしまして、0.10月の引き下げという内容となっております。

 

Q3

一般の職員の方と特別職の方が(額が)違うというのはよくあることなのでしょうか。何かそれとも特別な理由があってのことなのでしょうか。

A3

(労務課長)

もともとの支給割合の月数が異なっておりまして、一般職で申し上げますと、従来4.45月、年間4.45月、こちらを4.30月とするものでございまして、一方で特別職につきましては3.35月だったものを3.25月に改めるということで、元の月数が異なっておりますことも勘案してということになっております。

 

Q4

国の方で人事院勧告の扱いを、協議を先送りしたということがあって、それでこの条例改正案の扱いを先延ばしにした自治体も県内にあるようなのですけれども、仙台市ではそういった先送りの協議だとか取り扱いについて、どのような考えで今回条例として出されるということにされたのでしょうか。

A4

国からの通知が参りましてこの扱いについて検討させていただいたところです。まだ国は閣議決定も経ておりませんし、具体的なところが示されるまでにもう少々時間がかかるようでございます。そしてこの間さまざま情報を確認をさせていただきまして、大方のところではこのボーナス、冬の期末手当から始めるというようなことでもう既に決定をされた政令市もあるようでございます。そういうことを含めまして議会の皆さま方にもどういうふうに扱ったらいいだろうかということも内々少しお話をさせていただいた上で、今回、臨時会で勧告どおり行いましょうということになりました。自治体に委ねられているところもあるということも確認をさせていただきましたものですから、そのようにさせていただいたところです。

 

Q5

第4回定例会のところなのですが、中身についてお話しいただいたのですけれども、改めて今回の予算編成の狙いを教えていただけますでしょうか。

A5

まず、3回目のワクチンの追加接種ということになりまして、今年度中に一定程度接種しなければいけないということもございます。それからまた、米の概算金が下落いたしまして米農家の方々にとっては大変厳しい状況でございます。農業を、米作を続けていただきたいというような思いもございまして支援金を作らせていただくということでございます。また、公共交通も大変今般のコロナ禍の中で現在は落ち着いてきているとはいえ随分とダメージは多うございました。さまざまな支援金が至らないバス事業者の方々を中心にして今回は運行継続を支援するための奨励金を支給することを考えたところです。それからまた令和4年度には待機児童ゼロを実現させたいという思いもございまして、待機児童が生じている地域で幼稚園による預かり保育、これを拡充していただけるように経費を計上したところです。