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更新日:2022年3月16日

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新型コロナウイルスの感染状況について(質疑応答)

令和4年3月15日

 

質疑応答の内容

Q1

議会中の答弁で、村井知事に対して再度まん延防止等重点措置が必要だというふうに求められたというお話もありました。あれからまたしばらくたっていて、今日お示しいただいたような状況になっているということだと思うのですけれども、現在の市へのまん延防止等重点措置の適用の必要性についてはどう考えていらっしゃるのか、改めて教えてください。

A1

二度、知事には要請をさせていただきましたけれども、知事としてはその必要性はないというご判断だったわけです。今感染状況は緩やかに減少傾向にございます。そして、やはり家庭内の感染が増えていることもありましてここに対しての対策を徹底していただきたいということ、それから子どもたちへの感染も広がっているということがございます。これもいろいろな意味で子どもたちには大変な思いをさせているのだろうと思いますし、その看護をされる親の皆さんたち、また学校や保育施設の方々も大変な気苦労をしながら対応していると思いますけれども、そういう状況を鑑みますと、飲食店への対応というのはこれ以上望めないのだろうというふうに思います。そういう意味で、先ほど申し上げた中小企業等の支援をするということでかじを切らせていただいたところです。

 

Q2

飲食店のこれ以上の対策は望めないというのは、郡さんご自身としても、現状ではなかなかその必要はないというか、そうすることはできないというご判断をされたということでよろしいですか。

A2

今、国の方でもさまざまな議論になっていると承知をしております。実際問題、まん延防止等重点措置等の対象区域でも、今感染状況が徐々に下がってきているということを鑑みますと、やはり必要なときに対策を打つことがあるべきではなかったかという気持ちはございますけれども、今この段階でそれを要請するということはもう考えていないということです。

 

Q3

先ほど子どもたちの感染が増えているというようなお話もありましたけれども、県の緊急特別要請は部活動のところだったりの対策を要請するという内容で21日までという暫定的な期間というか、今のところの期限として要請をしているものですけれども、こちらは21日で終了すべきか、それとも延長すべきかというところ、郡さんとしてはどのようにお考えでしょうか。

A3

仙台市内での感染状況の詳細を見てみますと、やはり、まだ10歳以下、10代の皆さんたちは多い状況にあると認識をしております。そういう意味で県が対策を立てていることについては是と考えています。その上で21日までにどのような状況をたどるのかというのは、まさにいましばらく状況を見なくちゃいけないのではないでしょうか。

 

Q4

2月18日の時点から1週間平均ですけれどもおよそ150人(陽性者数が)減っているということなのですけれども、第6波、非常に母数というか数字自体がボリュームが大きいかと思うのですけれども、市長としては、これはピークアウトと受け止めていいのかどうか、その辺の受け止めをお願いいたします。

A4

今このグラフを見ていただきましても、一番多かったときは2月9日の1日での(患者の)発生が628人、一番高いところですけれども。それからだいぶ(患者数の波の)高い低いはありますけれども、緩やかに減少傾向にあるというのは見て取れると思います。そういう意味では、ピークということでいえば一旦は越えたのではないかというふうに見ているところです。しかし減少率は先ほども申しましたけれども大変緩やかでございます。そしてこれから年度末、人の移動が増えるということを鑑みますと、またさらに感染の拡大ということもあり得るというふうに思っておりまして、その点について市民の皆さま方に十分警戒をしながら対応していただきたいというふうに考えます。

 

Q5

緊急特別要請について、先ほど県のこういう対策に関しては是と考えているというふうにおっしゃっていますけれども、具体的に県の緊急特別要請に関して、これまで2週間、延長してからたっていますけれども、効果がどの程度あったと思われていますでしょうか。

A5

なかなか難しいところですね。それぞれ皆さん対応を取っていただいているのでしょうけれども、感染力が高いというこのオミクロン株の影響もありましょうし、そしてまた特に若年層のマスクをなかなかつけられない状況のお子さんたちのところでかなり発生、患者さんが増えているということもございます。難しいのだなということを感じながら見ておりますけれども、一定の効果があったのか、そうでなかったのか、これはまた後に委ねたいというふうに思います。

 

Q6

小児ワクチンの件で伺いたいのですけれども、まだ小児ワクチン(の接種)が始まって間もないですが、かなり(ワクチンを)打つか打たないかというのを迷われている親御さんが多いかなと思うのですけれども、市長としてはできる限り打つように心掛けてほしいのか、それとも基礎疾患があるお子さんを優先的にしてほしいのか、何かそのあたりの思いといいますか、どういうふうに呼び掛けたいかというのがあれば教えてください。

A6

これは接種を望まれる場合、接種していただきたいということが基本になるのだと思います。特にご自分でいろいろなことを判断できないと思われる年代のお子さんについては親御さんがどのように考えるかということにもなりましょうが、基礎疾患を持っていてやはりリスクが高いと思われる小さなお子さんは接種は速やかに受けていただいた方がいいのではないでしょうか。

 

Q7

基礎疾患がないというお子さんに関しては、それでも希望するお子さんもしくは保護者の方がいらっしゃればどんどん(ワクチンを)打ってほしいなというようなご認識でいらっしゃるのですか。

A7

今のご指摘のとおり、希望される方々については速やかに、接種券が届き次第打っていただければと思うところです。

 

Q8

子どもの感染が多いのですけれども、どれぐらいの重症化をしているのか、そういった仙台市の中でのデータというのは何か(ありますか)。

A8

(保健所副所長)

子どもの感染症の重症化については、ちょっとまだデータ的には調べ切れていないような状態でございます。

 

Q9

小児ワクチンですけれども、瓶を開けてしまうと10人分ぐらい(量が)取れるということでいわゆる余剰というか余りが出てしまう問題で、クリニックでは10人集まらないので打たないというところもあるみたいなのですけれども、例えば集団接種(を行う)とかそういった考え方はあるのでしょうか。

A9

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

1瓶から10本ということなので、なかなかそこら辺で曜日を決めて人数を集めるのに苦労されているという話は聞いてございます。議会でも(質問が)あったのですけれども、集団接種という手法もある、そういう手法を取っている自治体もあるとは聞いているのですけれども、我々としてはかかりつけの小児科さんで安心して打っていただくというのが一番大事かなと、保護者の方の安心のためにもということで、今のところその方向で個別接種中心でやっていこうと思ってございます。