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更新日:2022年11月16日

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2023 G7仙台科学技術大臣会合の会場が決定しました(質疑応答)

令和4年11月16日

 

質疑応答の内容

Q1

(G7仙台科学技術大臣会合の会場が)秋保に決まった所感というか意義というか、その辺はいかが考えているでしょうか。

A1

秋保、それこそ日本(仙台)の奥座敷、温泉施設であります。本市では(2016年に)G7の財務大臣・中央銀行総裁会議もこの地で開催をいたしました。そのことも高く評価をされたものと思いますし、やはり、日本らしさというのでしょうか、そういうものも高い評価を得たのではないかというふうにも思っているところです。仙台市のグローバルMICE都市としての魅力の多面性というのでしょうか、こういうものを認めていただいてうれしいなという気持ち、強く持っております。各国の大臣の皆さま方にはぜひ温泉に入っていただいて、ゆっくりとくつろいでもいただき、そして議論が弾むようにしていただきたいものだなというふうに思うところです。

 

Q2

特にこの点が他の2つの(候補地)、泉(区)とか青葉(区中心部)とかのものより優れていた点、聞いている範囲で結構ですので、秋保が優れている点について政府の方から伝わっている話として何かあれば教えてください。

A2

ご承知のように、中心部あるいは泉のリゾート施設というふうな形でご提案させていただきました。そのうち秋保地区が選ばれたというのは、先ほども少し申し上げましたけれども、豊かな自然環境と日本特有の温泉文化、これも堪能していただけるということだろうと思います。特に、高市大臣もぜひ日本固有の温泉文化を楽しんでほしいというご意向も強かったというふうにも聞いているところであります。そういうこともあったでしょうし、先般、G7の財務大臣・中央銀行総裁会議を開催したというこの実績も高く評価していただいたのだというふうに認識をいたします。

 

Q3

ようやく場所、あと日程が確定したので、これから本当におもてなしの作業が本格化されていくと思います。今後市としてどのように進めていきたいという方向性があれば教えてください。

A3

詳細はこれから政府の方々、警察庁、宮城県警とご相談していかなくちゃいけないと思っておりますけれども、前回もそうでしたけれども、メイン会場は佐勘さんということですが、それを中心にいろいろな交通規制ですとか、それからまた立ち入り規制なども行われることが想定をされるわけです。ですから近隣の皆さま方、周辺の住民の方々には少なからずまた影響が出てくるというふうに思います。そういう意味では、規制エリア、該当する地域において、住民の皆さま方のご理解をしっかりいただけるように、丁寧な説明も行っていかなくちゃいけないと考えています。

 

Q4

(G7仙台科学技術大臣会合)推進協力委員会の方に、以前、開催地が決まったら住民団体も入ってもらう形になるという話があったかと思うのですが、あそこら辺の秋保の3つの連合町内会、全部入ってもらう形になるのでしょうか。それとも湯元だけになるのでしょうか。

A4

(G7科学技術大臣会合推進室長)

推進協力委員会の委員の追加につきましては、秋保地区で商工関係の団体と住民関係の団体、あと温泉の組合ということで、今調整をさせていただいているところでございます。連合町内会長全員入れるかについても今調整中ですので、調整が整いましたらまたお知らせをしたいと思っております。

 

Q5

たしか秋保、郡市長のお生まれの場所でしたよね。そのあたりも含めて、ふるさとでG7(の大臣会合が開催)できるということに対してのご感想があればお伺いしたかったのですが。ちょっと記憶が間違っていたらごめんなさい。

A5

いえいえ、秋保で育ったということです。前回、2016年のあのG7の財務大臣・中央銀行総裁会議もそうでしたけれども、大変誇らしく思いました。たださまざまな規制がかかりますので、日々の生活をしていく上では、周辺の住民の方々には本当にご迷惑をおかけする点が出てくるのだろうと思いますけれども、そこに対するご理解をいただいていかなくちゃいけないと思います。いずれにせよ、仙台という街がしっかりとした都市機能を持ちながら、豊かな自然と、そしてまた奥座敷、温泉も持っているという、この多様性が、多面性が世界にも発信できるということ、このことは大変重要だと思っております。これからぜひこの会合に合わせて、世界の皆さま方にしっかりとお伝えできるように、それらも含めて準備を進めてまいりたいと思います。

 

Q6

以前の2016年の時と会場が同じで、その辺どうなのという声もあると思うのですが、市長はどうお考えでしょうか。

A6

同じ会場というふうなことですけれども、でもおいでいただく閣僚の皆さま方が違っておられますし、そしてまた前回は2016年、震災の後というふうなこともありました。あれからしばらくまた日がたって、さまざまな面でいろんなところを見ていただけるものと期待をしております。加えて、今般、科学技術大臣会合開催に至ったのは、中心部に、それこそ東北大学の青葉山新キャンパスに建設が進んでいる(次世代放射光施設)ナノテラス、これが完成をするという、この世界最先端の技術も見ていただく機会になっています。これからどういうところをご覧いただくのかも含めて、政府との調整というのが入ってこようかと思いますけれども、いずれにいたしましても、前回とはまた違う大臣の皆さま方に、また違う仙台のよさをアピールできると、このように考えています。

 

Q7

ホテル佐勘さんでやられるという、場所が決まりまして、日程も決まっているかと思うのですけれども、それ以外で政府に提示したプランとかで、今回場所が決まったことで新たに決定した要素などがありましたら教えていただきたいなと思ったのですけれども。

A7

(G7科学技術大臣会合推進室長)

現在、会場が決定したというところで、これから内閣府の方ではこの3日間やる正式なプログラムを決定していくということは伺っております。なので具体的に新たなもの、会場が決定したことによって何か新たなものということは、現在のところございません。

 

Q8

先ほど震災のことも見ていただくというようなお話がありましたけれども、やはり、市長としては、そういう震災を見学、体験するプログラムというのはお入れになられるご意向というか思いなのでしょうか。

A8

できれば、世界の皆さま方からご支援をいただきまして(震災からの)復興がここまで成し得ているというところも見ていただく絶好の機会であるというふうに思いますし、そのことが世界の方々のご支援に対する感謝の気持ちにもつながると思っております。そればかりでなく、今回その誘致に当たりましては、東北の素晴らしさということについても十分に発信できるようにということで取り組んでまいりましたので、そのことも含めてぜひご覧いただけるような何かしら本市で取り組めることをやっていかなくちゃいけないと思っています。

 

Q9

例えばどこを見ていただくみたいなことは市長の中で思い描いていたりするものはありますでしょうか。

A9

今後の調整ですので、今ここでというふうなお話は控えたいというふうに思います。

 

Q10

前の定例会見の中で、(仙台・)青葉まつりとか(仙台)国際ハーフマラソンの日程調整をする必要があるというお話があったかと思うのですけれども、秋保だと市街地から離れているので、そこら辺はどうなるのかなと思ったのですが、何か決まっていることがありましたら教えてください。

A10

確かに場所は離れているとはいえ、警備にかかる人数も必要になってまいりますので、やはり日程調整は必要なものというふうに認識をしております。それらも含めて、発表できる段階になりましたらば発表させていただきたいと思います。

 

Q11

その期間中、(全国都市)緑化(仙台)フェアを開催していると。しかも海外からの誘客も少しずつ始まってきています。仙台市として、やはり交流人口拡大とか都市間競争、これから激化するということを踏まえて、この意義、改めてお伺いしたいのですけれども。

A11

震災復興の過程、そしてまた今般のコロナ(禍)ということを克服というのでしょうか、飛び越えていくというのでしょうか、次の段階に進んでいく上で大変重要なイベントが来年開催をされる、エポックメイキングになるというふうに認識をしております。いずれにいたしましても、そのチャンスをぜひとも活用した上で、交流人口の拡大、そして仙台の良さというものを多くの皆さま方にも知っていただく良い機会にしたいと思いますし、それが東北一円に広がっていくことを期待しながら取り組ませていただきたいと思います。

 

Q12

前回2016年の時の会合でいろいろと課題もあったと思うのですけれども、現時点でこういうところはしっかり今から考えていかなければいけないとか、そういった課題認識をお伺いしたいのですけれども。

A12

(G7科学技術大臣会合推進室長)

前回と違うところとしては、警備が厳重になるというところがありますが、そこも前回と規模的なものも比較しながら、(宮城)県警さんと調整をしているというのがあります。あと海外から来るお客さまに対してエクスカーションとかスタディツアーをご用意するのですけれども、前回はPRが少し少なかったかなと思っていますので、そこら辺もちょっと考えながら、多くの方に参加していただけるよう取り組んでいきたいと考えております。