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更新日:2022年12月7日

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新型コロナウイルスの感染状況について(質疑応答)

令和4年12月6日

 

質疑応答の内容

Q1

市長、ご自身で自宅療養ということで、体調も回復されたということなのですけれども、具体的にどういった症状が出まして、どのくらいたってから電話での公務とか可能になったか、療養の状況を教えてください。

A1

まず先週月曜日、帰宅をして、どうも体調がおかしいなと思って熱を測りましたら高熱でした。見たことのない数字だったものですからびっくりいたしまして、もう一度測り直したのですけれども、やはり39度超えの高熱でした。体調はそれほどしんどいという熱を感じてはいなかったのですけれど、それでもこれは駄目だということで自宅にあった検査キットで検査をいたしまして、陽性反応が出たということで、それからばたばたといろいろと連絡を取って対応したところです。高熱は1日で治まりました。ただ、せきとたんがからむ状況、喉の痛みというのが数日続きましたけれども、その後はもうだいぶよくなりまして、メールでの対応をいろいろやらせていただきましたけれども、その後、電話やリモートでいろいろ打ち合わせや会議などをやったところです。先週の金曜日(から)ですか、リモートでの会議に出て、それで今日を迎えたということです。

 

Q2

感染経路に市長、お心当たりは何かあるのでしょうか。

A2

ございました。

 

Q3

会食なさったとか(心当たりについて)。

A3

家族が感染をしたということもあって、濃厚接触者というふうなことだったのだろうと思いますが、検査キットで検査を続けておりましたけれどもずっと陰性でしたので、土日でしたけれども注意をしながら公務に当たったところもございました。大丈夫だなというふうに思っていたのですが、残念ながら熱が出て感染ということになったところです。

 

Q4

同居するご家族ということですか。

A4

はい。

 

Q5

いつぐらいに感染が分かったのですか。

A5

それはプライバシーの話になりますので、申し訳ありませんがこれ以上は詳しくはお話は控えさせてください。

 

Q6

ご自身で感染されたことも受けて、改めてこの(新型)コロナ(ウイルス感染症)という病気がどういう病気だったというふうに感じたのか。あと県内、市内の状況、今感染状況すごく増えているかと思うのですけれども、知事がみやぎ医療ひっ迫危機宣言出されましたけれども、レベルというか、県独自のというふうに縛りをかけた形になりました。これに関して市長はどのようにお受け止めになったのでしょうか。

A6

まずかなり弱毒化してきているとはいえ、やはり侮れないなというふうに思って、その認識は強く持ったところです。なのでいろいろと注意をしながらでも感染をしてしまったということ。いろいろと周りの方からもさまざまな声が入ってまいりました。そういう中で、どういう症状だったのかというのもそれぞれ十人十色というふうな気もいたします。ただこれから年末年始を迎えるに当たって、いろいろな方々との交流というのもおありになると思います。十分に対応を取っていただいた上で、先ほども申し上げましたけれども、解熱剤、市販薬を常備していただく、あるいはまた食品の常備、また検査キットなどもぜひご購入いただいて、万一のときに備えていただきたいと思いますし、ワクチンの接種もぜひご検討いただきたいと思います。

 

Q7

みやぎ医療ひっ迫危機宣言の、県独自としたところについて。

A7

これは先ほども申し上げましたけれども、医療の状況はかなり厳しいというふうに認識をしております。救急(搬送)困難な状況というのも依然続いているということでございますし、受入可能病床ではかなりもうひっ迫状況になっていますので、現場の状況はかなりしんどいのだろうというふうに認識をしております。そういう意味で県の出されたみやぎ医療ひっ迫危機宣言というのはそのとおりなのだというふうに思っておりまして、本市といたしましても、県と協力をしながら対応に当たっていきたいと思っております。

 

Q8

仙台医師会の皆さんとかと意見交換されたりですとか、現場の声、お聞きになったことがあればお伺いしたいのですが。

A8

私が新型コロナウイルス感染症に感染をしたというふうなことも報じられたものですから、医療関係の方々からもメールなどでいろいろお話を寄せていただいたりもいたしました。それぞれ厳しい中対応に当たっておられるというふうに思いますが、とにかく体調を気遣ってくださっていただいたメールがほとんどだったものですから、大変ありがたく思いました。

 

Q9

県のみやぎ医療ひっ迫危機宣言を受けて、今後の対策ですとかそういった点で。

A9

いや、具体的に今回現場の状況はかなり厳しいというふうなお話でしたけれども、国との調整、そしてまた事業を継続できないような事業所がそんなふうに出ているわけではないというふうなご判断から、県としてはレベル(分類)2ということでのみやぎ医療ひっ迫危機宣言になったというふうに承知をしております。それはそのとおりなのだろうなというふうに認識をした上で、それぞれができること、対応していただきたいというふうにお願いしたいと思います。

 

Q10

ワクチンの接種体制なのですけれども、今回の宣言を受けて拡充されることですとか、そういったものがあれば教えてください。

A10

今回のみやぎ医療ひっ迫危機宣言を受けまして、本市でもワクチンの接種(体制)の拡充ということを図らせていただきました。(12月)3日に新たに予約枠を増やしたということですけれども、まだ余裕があるようですので、ぜひ対応していただければありがたいなというふうに思います。

 

Q11

具体的にどのように増やしたのかお聞きしてもいいですか。

A11

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

12月1日にプレスの皆さまには公表させていただきましたけれども、12月の体制の拡充ということで、一つは年末、これまでは12月25日までの集団接種体制ということで公表させていただいておりましたけれども、それに追加いたしまして26日、27日、28日の3日間、TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口と新東北ビルとセルバテラスの3カ所を3日間追加するということと、また併せまして、その他の会場につきましても接種のレーンを増やしたりとか(接種)間隔を少し詰める工夫をいたしまして、トータルで12月の予約枠、当初は6万5千人分を想定したのですけれども、それにプラスいたしまして7万6千人分と、1万1千人分を増やしたという拡充をさせていただいたところでございます。

 

Q12

先ほど、県の宣言に対してそのとおりなのだろうというふうに思いますというふうにお話ありましたけれども、現時点で先ほどおっしゃいましたように、県内の確保病床の使用率も、あるいは仙台医療圏での確保病床の使用率も高くなっていますが、行動制限というのは求められなかったということになります。市長として、この対策というので十分で行動制限とかそういったものに踏み切る必要はないというようなお考えなのかというところをお伺いしたいと思います。

A12

先ほど申し上げましたとおり、県のご判断であるということで妥当だというふうに申し上げました。今後どういうような推移になるのか、それを注視していかなければいけないと思います。これ以上厳しい状況になれば、それは県としても何らか行動制限もお願いせざるを得ない状況になるやもしれませんし、皆さま方、市民の方々お一人お一人がそれぞれ対応を取っていただいて、少なからずこれ以上の医療のひっ迫を抑えていただくようになれば、それはそれでこの宣言も1月の半ばには解除されるのだろうというふうに思います。

 

Q13

年末年始でいろいろ交流が増えるというお話だったと思うのですが、忘年会のシーズンも迎えます。まず一般市民の方々に対して、忘年会とか新年会はどのように当たるべきとお考えなのかと、またあと市の職員の方々にはどのように、年末と年始のそういった交流の機会をどのように設けるべきかというのを、お考えがあれば教えてください。

A13

これまでも同じだろうというふうに思いますけれども、会食の際には食べるとき以外はしっかりとマスクをしていただく、あるいはしっかりと認証店を利用していただくということ。また人数についても、それほど大人数でというのはやはり控えていただくということ。これまでどおりのことをしっかりとやっていただくということでよろしいのじゃないでしょうか。また職員に対しても、どんどん忘年会をやってくださいというふうに言える状況ではなかなかないところではあります。今も保健所に応援職員を派遣をするというような状況にもなっておりますので、それぞれのところで、自己完結といったらいいのでしょうか、それぞれの責任において、やるならやる、やらないならやらないというふうなことも選択肢としてはあるのだろうなというふうには思います。ただ規制をしっかりしたいというような状況でもないということ、これをご理解いただければと思います。

 

Q14

市として、例えば職場単位での飲み会、食事会は控えるようにですとか、例えば係ですとか5人とか6人とか8人とかそういった人数の制限とかそういったもののお達しとか通知とかというのは、特に今のところは考えていない(ですか)。

A14

考えておりません。それぞれの判断に任せたいと思います。

 

Q15

今回、郡市長、(新型)コロナ(ウイルス感染症)で陽性になったのは多分初めてだと思うのですが、感染して気づいたこととか、改めてこうだなと思ったこととかありますか。

A15

大変保健所の対応も、実際に陽性患者になって細かくいろいろ指導してもらいましたし、いろいろなところで気を遣っていただきました。そういう意味ではしっかりと対応しているのだろうなというふうに認識をしたところです。ただ私自身が感染したことについては、やはり致し方なかったなというふうに思うところもあって、反省すべきところは反省をしなければいけないというふうにも思います。また、そのためにいろいろな方々、多方面にご迷惑をおかけすることになりました。これは大変申し訳なかったなというふうに思っているところです。実は5回目のワクチン接種を間近に控えていただけに、もう少し早めに打っていれば違っていたのかなというふうにも思ったりもいたしました。

 

Q16

今日の(新規感染者数の)発表見込みについて、まずちょっとお伺いできますか。

A16

今日の公表予定の感染者の数ですけれども、1,300人を超える見込みだというふうに報告を受けました。やはり高い水準で推移をしているところだなと思っていまして、厳しい状況にあるなと認識をしております。

 

Q17

(新型コロナウイルスに)感染してみてというところで、同居家族がということなので、ちょっと状況は分かりやすいかもしれないですけど、ご自身で基本的な感染対策はいつもしている中でもやっぱり感染してしまうのだというのを改めて感じたところですかね。

A17

そうですね。ただ自宅療養する中でやはり消毒のいろいろなものもそろえてあってよかったなとか、いろいろなところを思い出して、食料も備蓄があってよかったなとか、お薬もずいぶんと、解熱剤もあるし、風邪薬もあるしよかったなというふうに改めて思ったところでして、買い足しをしなければいけないなというふうに思っているところです。

 

Q18

お薬とかというのは、病院からもらったやつではなくて、ご自身で用意したものを使われたという形ですかね。

A18

そうです。

 

Q19

直近の救急搬送困難(事案)の件数と、そちらに対しての分析をお願いできればなと思ったのですが。

A19

(救急課長)

11月28日から12月4日までの1週間の救急搬送困難事案は104件ということで、先週153件でしたので49件の減少となりました。そのうちの新型コロナウイルス感染症疑いですけれども、11月28日から12月4日が25件ということで、先週47件ですのでこちらも22件減少しているという状況です。この原因ですけれども、救急搬送困難事案は、さまざまな原因が複雑に絡み合ってこの件数になるわけですが、現場の隊員からは、病院の受け入れが若干改善したというような話を聞いております。

 

Q20

今、病院の受け入れが改善したというふうにおっしゃっていたのですけれども、そこはなぜ改善したかというところは何か聞いていたりしますか。

A20

(救急課長)

詳細な分析はまだされていませんけれども、現場の救急隊の話ですと、やっぱり問い合わせ回数が少し減っているというのは、今分析しているところです。

 

Q21

病院への問い合わせをする回数が減って(とは)。

A21

(救急課長)

(救急)搬送困難事案が、病院照会が4件以上かつ現場滞在30分以上なので、当然問い合わせ回数が減ってくれば(救急)搬送困難(事案)というのは減りますので、詳細な分析はまだされていませんけれども、ただ現場の救急隊の肌感覚としては問い合わせの回数は減っているというふうに聞いています。

 

Q22

4回以内で(搬送先の病院が)見つかるようなことが増えたという感じですか。

A22

(救急課長)

そうですね。単純にこの数を見ても、4件以上問い合わせているのが49件減っていますので、そういった分析になると思います。

 

Q23

感染症法上の分類なのですけれども、やっぱり先々週、市長も今の2類相当から5類へ見直しが必要ではないかというお話もされましたけれども、そのご認識というのは今も変わらないでしょうか。

A23

そうだろうなというふうに思っております。(積極的)疫学調査についてもずいぶんと(範囲が)狭まってきましたし、それからまた発生届の設定についても変更が重ねられてきているところでして、現状では、まだ発熱外来など厳しい状況はありますけれども、医療の現場の皆さま方の声、そしてまた市民の皆さま方の声も聞いた上で、医療の負担の問題もありますが、それらも納得のできるような形で検討が進められることを、そして早くに結論が導き出されることを私は望んでいるところです。

 

Q24

5類になった際に、一番のメリットというのはどういったところにあるとお考えでしょうか。

A24

ですからこれは、季節性インフルエンザとほぼ変わらなくなるということですよね。これはずいぶんと違うのではないでしょうか。そういう意味で、十分な隔離が必要な期間、またその方に由来する濃厚接触というふうに言われるそういうような分類についても、いろいろな見直しが図られていくのではないかというふうに思うところです。

 

Q25

そうしますと、病院の負担軽減という部分もあるかとは思うのですけれども、それプラス社会経済活動を回すという意味で、隔離の期間ですとか濃厚接触の定義が見直しになって、そちらの維持がしやすいということ(でしょうか)。

A25

実質的に既に積極的疫学調査というのが、当初はあらゆるところで行っていたわけですけれども、それももう行わない状況になってきています。そういう意味では、どうなのでしょうか、2類相当だというふうに現実問題言えない部分ができてきているというふうにも思わなくもないわけです。それらも総合的に勘案して、方向性を見いだしていただけるのではないかというふうに期待をしています。

 

Q26

一方で5類、季節性インフルエンザと同等になると、公的な支援というか、ワクチンの接種ですとかそういった部分、自費になってしまったりもあると思うのですね。そうするとワクチン接種自体を控えたりですとか、検査もなかなかできないという方も出てこなくはないかなと思うのですが、その辺に関してはどうでしょう。

A26

そうですね。ですから、その辺が市民、国民の皆さんたちがしっかりと納得できるような方向性で議論されて、まとまっていくことを期待したいと思います。