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更新日:2016年9月20日

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年頭所感(質疑応答)

(1)今年一年の抱負の中で、どれが最も重要なことと考えているか

仙台の街はこうで、こんなことを考えている、こんなことをしているという、発信力の強化を今年一年の課題にして、職員と共に重点的にやっていきたいという気持ちはあります。

理由はさまざまですが、今年は多くの新しい方々がスポーツ観戦や経済関連の会議を通して、また会社と一緒に移住してくるなど仙台にいらっしゃる時期だと捉えていますので、その方々に仙台とはこういう街だというメッセージを強く発信していきたいと思っています。

(2)発信力の強化というが、具体的にどういったことをアピールする考えか

それはこの街の長所で、まずは特に教育力があるということです。全国学力検査の結果を見ても全市的に基礎的な教育力は高い水準にあると私は思っています。また、医療の水準といったものも生活環境にとっては大変高いレベルにあると思いますので、そうした医療、教育の面での基礎的な機能が整っているという、いわゆる住みやすさという点です。

また何と言っても「学都仙台」の名のとおり、学術の集積があるということです。特に大学からもこれからいろいろと実際の産業分野との連携をさらに努めていきたいとのお考えも聞いておりますので、そういった大学との連携を強化していくことです。

それから自然環境の良さの以上3つについて発信していければと思っています。

(3)発信の方法に何かアイデアはあるか

発信の方法についてはいろいろあると思いますが、私自身がこうした場でお話しすることもあるでしょうし、また、そういった発信に効果的なイベントも考えていきたいと思います。APECのようなものですと会議に際してこちらで作る資料や会議に付随するエクスカーションなどにおいても仙台の魅力を体感していただくなど、いろいろな形があるのではないかと思います。

(4)APECを控えて庁内に専門組織を設置する考えはあるか

今のところ専門の組織を作ることは考えていません。ただ、市民の方々にとってAPECがもう少し身近に感じられるような工夫はしていきたいとは思っています。例えば小学生の皆さんにも学習の中でAPECの参加国それぞれについて学んでもらったり、できればおいでいただくどなたかと交流を深めていただくとかが考えられます。また参加国について市民の方々が学ぶ機会を増やしていくなど、高級実務者会合の内容は国と国との交渉ごとですが、それぞれの国と仙台の関係についてもより深くご理解いただけるようにしていきたいと思っています。

平成22年1月4日 仙台市長 奥山 恵美子

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