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更新日:2016年9月20日

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子育て支援策を拡大します―さらに子育てしやすいまち 仙台を目指して―(発表内容)

平成23年度予算編成につきましては、最終段階を迎えておりまして、来週にはこの席でお知らせできるものと思っておりますが、本日は、これに先立ち、私が市政の最重要課題の一つと捉えております子育て支援につきまして、今後の施策展開の概略をご説明させていただきます。

子育て支援につきましては、昨年3月に「仙台市すこやか子育てプラン2010」を策定し、5年間の取り組みをスタートさせたところでございまして、現在策定を進めております「総合計画」におきましても、「子育て応援社会」の実現を重点施策に据えたいと考えているところでございます。

国におきましても、現在、「子ども・子育て新システム」の議論が進められておりますが、仙台市としましては、国の動きを待つだけでなく、市として可能な施策を適宜適切に展開していく必要があることから、医療費助成、待機児童解消など、次のような施策を重点的に推進することとしたものでございます。

まず、「1乳幼児医療費助成の拡充」についてですが、これは、現行制度を新年度から大幅に拡充し、仙台市版の子ども医療費助成制度を創設するものでございます。

現在、通院・入院とも小学校就学前の乳幼児のみを助成対象としていたものを、本市独自の拡大分として、通院については小学校3年生までに、入院については中学校3年生までに、それぞれ一定の負担はございますが、大幅に拡大するものでございます。

システムの開発等が必要となりますので、実施時期は平成24年1月を予定しております。

次に、「2幼保共存プロジェクトの実施等による待機児童の早期解消」についてでございます。これまでも認可保育所の増設等を図ってきたところでございますが、新たに私立幼稚園の有効活用を図ることを中心として、待機児童の解消を進めてまいるものでございます。

具体的には、市単独の補助制度を創設し、幼稚園に3歳未満児専用の保育所を整備していただき、3歳からは幼稚園へと進んでいただけるような仕組みを作りたいと考えております。

それに併せて、保護者負担の平準化を図り、幼稚園に入園したのちも認可保育所に預ける場合と同程度の負担となるような補助制度も新設してまいります。

最後に、「3児童クラブ開設時間の延長等児童館事業の拡充」についてでございます。これは、市民の皆様からのご要望の強い児童クラブの開設時間について、来年の夏休みからの時間延長を目指すほか、児童館の整備を進めてまいるものでございます。

以上、これらの施策の展開によりまして、地域社会全体で子育て家庭を支え、子どもたちを安心して生み育てることができる環境の整備に重点的、継続的に取り組んでまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子

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