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更新日:2016年9月20日

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あすと長町に(仮称)ゼビオアリーナが立地することが決まりました(質疑応答)

(1)総事業費と仙台市からの補助金の額を伺う。また、施設の大きさを仙台市体育館と比較するとどうか

〔産業振興課長〕

総事業費については、ゼビオアリーナだけではなく付帯設備もありますので、午後のレクチャーの場で事業者側から詳しい説明があると思います。仙台市の助成制度については、固定資産税相当分を補助するというもので、実際に固定資産税がどの程度になるのかは、実際に賦課してみないと現段階では正確な数字は申し上げられません。

仙台市体育館の規模ですが、着席で5,700席ぐらいです。この施設は資料に最大で6,000人と書いてありますが、これはスタンディングでの数字です。着席のコンサートですと3,300人程度ということですので、仙台市体育館よりは小さいということになります。バスケットボールやアイスホッケーでの比較となりますと詳細な数字は持ち合わせていませんので、後ほど比較した数字を出したいと思います。(※)

(2)補助金は固定資産相当額とのことだが、予算に反映するのはいつか

〔産業振興課長〕

平成24年に開館しますので、おそらく25年1月1日現在で賦課されることになりますので、そこで初めて予算額が分かり、翌年度に予算化することになります。

(3)立地すると決まったのはいつか

〔産業振興課長〕

本日初めて公に表明することになります。この土地についてはUR都市機構が公募していた保留地で、公募をずっと行っていました。現在、決定の手続きに入っていますが、まだ正式な契約には至っていません。ただし、ゼビオさんは土地の所有者にはならず、事業の運営者になりますので、ゼビオさんから本日いち早く表明があるということです。

(4)仙台89ERSは仙台市体育館と青葉体育館を本拠地として使っているが、本拠地が移れば市の施設の使用が減ると思うがどうか

仙台89ERSについては発足以来、仙台市体育館と青葉体育館という公共施設をご利用いただいておりまして、私どももそのこと自体に愛着がありますが、今回本拠地となるチームの拠点施設ができて、移られるということは、北にベガルタ仙台の本拠地があり、東に楽天のクリネックススタジアムがあり、南の長町に89ERSの本拠地ができるということは、街全体としてもチームの安定という意味でも望ましいのではないかと思います。

若干、嫁がせるようなそこはかとない寂しさはありますが、ただ、仙台市体育館自体も大変利用申し込みが多い状況ですので、逆に冬季間に利用が制限されていた団体や競技会などができるようになるメリットもあると思いますので、そこは、寂しさは感じつつもいい場所を得たねと送り出したいと思います。

(5)仙台89ERSの本拠地となるという認識でいいのか

ここをメインに試合をしていくと聞いています。もちろんそれ以外の場所はまったく使わないということではないと思います。仙台でのメインはここになるだろうと思います。

(6)アイスホッケーチームの本拠地にもなるのか

お聞きしているのはアイスホッケーチームもここで試合をすることを考えているということです。アイスホッケーチームの場合は、中国や韓国のチームといったリーグ構成になっているようです。韓国や中国からも仙台空港を通して応援に来るのではないかと聞いています。

(7)二つのチームの本拠地となるのか

〔産業振興課長〕

アイスホッケーは東北フリーブレイズというチームですが、八戸が本拠地になっています。仙台では何試合か国際試合を中心に行いたいという意向のようです。

(8)アイスホッケーは本拠地ではないということか

〔産業振興課長〕

現状ではそうです。

(9)仙台市の施設で比較すると同規模の施設はどれにあたるのか。また、着工の時期はいつか

〔産業振興課長〕

同等の施設がどこかということは今すぐにはお答えできませんが(※)、着工については今から建築確認を申請しますので、現段階では不明です。開業の時期については平成24年5月ごろとなっています。着工の時期については今日の午後に施工業者もまいりますので、そこでお聞きいただければと思います。

(10)あすと長町地区への施設等の進出状況をどう認識しているのか

あすと長町地区は仙台の南に大きな賑わいを作る土地として長年取り組んできたところです。これまでリーマンショックもありなかなか動きが見えにくかったまちづくりに対して、仙台市立病院の移転や今回のような広域集客施設の立地ということで、新たな動きが起こってきたということにより、これまでいろいろご心配をいただいた皆様も含めて、これがまちづくりの起爆剤になり、あすと長町が新しい街となって上昇ムードに乗るように、仙台市としてもがんばりたいと思います。

(11)新市立病院の近くへの立地となるが、騒音などの心配はないのか

現時点では特に隣接することについての心配はしていません。それぞれの設計の中で遮音などについて十分考慮されるだろうと考えています。むしろ病院、体育施設双方により健康福祉ゾーンのようなイメージができていくこともあすと長町にとっての一つのメリットではないかと受け止めています。

会見後の補足説明

仙台市内の主な体育館の概要

仙台市内の主な体育館の敷地面積・競技場床面積・収容人数(席数)

 

敷地面積
(平方メートル)

競技場床面積
(平方メートル)

収容人数
(席数)

(仮称)
ゼビオアリーナ

7,930.00

2,182.00

3,942人
(バスケット)

仙台市体育館

19,733.26

2,642.59

5,705人
(固定席4,681、可動席1,024)

若林体育館

12,334.66

1,655.50

374人
(固定席374)

青葉体育館

8,640.14

1,900.00

1,612人
(固定席962、可動席650)

泉総合運動場
(泉体育館)

97,234.17

1,588.71

784人
(固定席784)

新田東総合運動場
(宮城野体育館)

90,969.01

1,996.50

1,072人
(固定席752、可動席280、車椅子席40)

仙台市長 奥山 恵美子

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