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更新日:2016年9月20日

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復興公営住宅4地区の整備概要が決まりました(発表資料)

(担当)都市整備局市営住宅課
(電話)022-214-8329

仙台市では、復興公営住宅の供給目標戸数を2,800戸とし、このうち約1,700戸については、17地区での整備を進めることとしています。

このたび平成25年度入居開始に向けて田子西、荒井東、若林西及び鹿野の4地区の復興公営住宅についての整備概要が決まりましたのでお知らせします。

また、本年5月には震災により住宅が滅失した方々を対象として入居意向調査を実施します。

被災された方々ができるだけ早く生活再建できますよう、復興公営住宅の整備を推進してまいります。

1 4地区の整備概要

4地区の整備概要(所在地、敷地面積、棟数、供給戸数、階数)

 

所在地

敷地面積

棟数

供給戸数

階数

田子西

宮城野区田子
 (田子西土地区画整理地内)

約16,000平方メートル

4棟

176戸

4、5階

荒井東(第一期)

若林区荒井
 (荒井東土地区画整理地内)

約25,000平方メートル

1棟

197戸

11階

若林西

若林区若林
 (民有地)

約12,000平方メートル

3棟

152戸

6~8階

鹿野

太白区鹿野
 (市営鹿野住宅跡地)

約8,000平方メートル

2棟

70戸

5階

間取りは単身世帯用(2K(約35平方メートル))、2~3人世帯用(3K(約50平方メートル)、4K(約65平方メートル))、4人以上世帯用(4DK(約75平方メートル))

 

2 設計コンセプト等

(1)地区毎の特徴

【田子西地区】

  • (ア)中庭を中心に中層住棟を広場や通路でつなぐ分棟ネットワーク型住宅
  • (イ)エコモデルタウン構想に基づく太陽光発電などを用いたエネルギーシステムの導入
  • (ウ)障害児親子通園施設の併設

【荒井東地区】

  • (ア)建物の高層化により敷地中央に広い空間を確保し地域住民との交流拠点となる開放型広場の整備
  • (イ)太陽光発電を用いたエネルギーシステムの導入

【若林西地区】

  • (ア)地域住民との交流・避難拠点となる開放型広場の整備
  • (イ)入居者にも利便性が高い小売店舗など民間との複合開発

【鹿野地区】

  • (ア)ひな壇状地形を生かした中庭広場と住棟の配置
  • (イ)地形の高低差を解消するスカイデッキと広場エレベーターの設置
  • (ウ)知的障害者支援施設の併設

(2)基本的な考え方

(ア)安心・安全な住まいづくり

  • 住戸や共用部を含めた団地全体のバリアフリー化
  • NPO団体などが高齢者への見守りなどに利用できる活動室を集会所に設置

(イ)互いに支えあうコミュニティづくり

  • 単身、子育て、高齢など様々な世帯が居住できるよう団地、住棟、各階の単位で多様な間取りの住戸を配置
  • 交流の場や遊びの場として利用する空間の整備

(ウ)地域との関わりが深まる環境づくり

  • 町内会の地域活動においても共同で利用できる集会所の整備

3 入居意向調査の実施

東日本大震災で被災された方々のニーズに沿った復興公営住宅の整備を進めるため、震災により住宅が滅失した方々を対象として入居意向調査を実施します。

その結果を踏まえて計画している17地区の検証、17地区以外で整備が必要な地区やその戸数を把握するとともに、募集、入居にあたっての優先枠や世帯の属性を考慮した優先順位などの検討を行います。

(1)調査対象

東日本大震災で住宅を失った世帯

(2)調査期間

5月15日(火曜)~6月1日(金曜)

(3)調査項目

住所(被災時・現在)、世帯構成、障害者同居の有無、ペット飼育に関する状況、世帯の収入見込、住まいの形態(被災時・現在)、17地区のうちの入居希望地区、17地区以外の入居希望エリア、入居希望間取りタイプ、駐車場の要不要

(4)調査方法

  • (ア)応急仮設住宅に入居されている方には、調査票を郵送します。
  • (イ)(ア)以外で調査対象に該当する方には、市役所本庁舎1階市民のへや、区役所総合案内などで調査票を配布するほか、希望者に郵送します。

4 今後の予定

平成24年夏頃 入居者募集方法(案)を公表

平成24年秋頃 4地区の工事着手

平成25年度内 4地区の工事完了・入居開始