更新日:2016年9月20日

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県道塩釜亘理線等のかさ上げ道路事業に着手します(質疑応答)

(1)道路をかさ上げすることで、津波防災にどのような効果が期待されるのか

このたびの東日本大震災では、東部道路までの内陸4キロくらいまで広範に海水が浸入しました。それによって、非常に災害規模も大きくなったわけです。

今回我々が防災として考えているものに、海岸堤防、防潮林がありますが、その多重防御の3段階目として、この道路をかさ上げすることにより水をせき止める効果をさらに高めたいということです。津波シミュレーションの中でも、道路の東側はかなり深い海水の浸入が予想されるものの、かさ上げ道路を越えた西側以降については、今回のような大きな被害を受けることはないという、シミュレーション結果も出ているところです。

そういう意味では安心してお住まいいただくための多重防御として、かけがえのない役割を担う道路だと考えています。

(2)かさ上げ道路の着工と完成の目標時期について伺う

〔道路計画課長〕

来年、平成25年1月から用地測量に着手する予定で、平成25年度から用地取得に入っていきたいと考えています。そして用地取得ができた場所から、順次工事に入っていく予定です。
工事期間は、延長10キロと大規模で、盛り土も約6メートルの高さの工事となりますので、工事着手から5年程度以内での完成を目指したいと考えています。

(3)完成まで5年となると平成30年度に完成を予定しているということか

〔道路計画課長〕

少しでも早い完成を目指していきたいと考えています。

延長10キロあり、まとまって用地買収ができたところから着工していくことになりますので、最終的には用地買収がどれだけ順調に進むかが、全体の完成スケジュールを左右するかと思います。

工事区間が大変長い距離なので、地権者の方も結構いらっしゃいます。12日から始まる地元の皆さまとの説明会で、ご協力いただけるようにご説明して、ご理解をいただくことが重要になると思います。

(4)かさ上げ道路の盛り土に震災がれきはどのくらい使われるのか

〔道路計画課長〕

盛り土の量については、現在のところ約100万立方メートルと想定しています。盛り土材には、主に津波堆積土砂および損壊家屋解体時に発生したコンクリートくずを再生利用する予定で、いまのところその量は約70万立方メートルとしています。

(5)かさ上げ道路の事業費はどのくらいになるのか

〔道路計画課長〕

現在進めている測量、設計によって精査することになりますが、100億円を超える規模になると考えています。

(6)そのうち、仙台市の負担はどのくらいなのか

〔道路計画課長〕

この事業については復興交付金を財源に見込んでいます。復興交付金の交付割合については分かりませんが、復興交付金で進めていくことを考えています。

仙台市長 奥山 恵美子