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更新日:2016年9月20日

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水道水ボトルドウォーター「ごくり きらり せんだい」を作製しました(質疑応答)

(1)ボトルドウォーターの製作は、仙台市では初めてか

今までこういう形で水道水をペットボトルに詰めたものは作っていませんでした。今回初めて作ったものになります。全国では他にいろいろあります。例えば東京都も作っていたと思います。

(2)市長はラベルのデザインに関わったのか

私が特に何かを指示したということはありませんが、せっかく作るので、少しおしゃれな、仙台らしい、さわやかな感じが出るようにとお話ししました。七夕や萩や政宗公の騎馬像などをラベルに盛り込むことは、担当がデザイナーの方といろいろ考えて決めたと聞いています。

(3)デザインの仕上がりの感想について伺う

さわやかな感じ、水の透明感があって、なおかつおしゃれな感じがします。また、アールヌーボー調の曲線のような感じで、しかしよく見るとツタではなく、萩やケヤキだったり、そういう意味で少しおしゃれな感じです。うまく出来上がってよかったと思います。

(4)直近で配布する予定は決まっているか

〔水道局総務課長〕

まだ決まっているものはありませんが、6月12日に実施する市の総合防災訓練では配布する予定です。

(5)以前に、仙台の水道水はおいしくないという話はあったのか。そのために対策を行ったことはあったか

仙台の水源は大きく2つあります。大倉水系と、釜房水系の2つです。今回は大倉水系の中原浄水場の水を使っています。

だいぶ以前ですが、釜房水系で、夏の渇水期に釜房ダム湖の貯水庫に藻が発生し、水に藻の臭いが移っているという苦情が来たことがありました。それに関しては、ダムの富栄養化の問題もあるということで、周辺の自治体と協力して富栄養化を防ぐ手立てを行ったり、浄水場における浄水処理を強化したりしました。対策をしてからは、ここ数年は特にそのような苦情はございません。

今回のボトルは水系が違うので、このために何かをしたというのとは違う話ですが、以前提起されたことがあったということです。

(6)味の感想について伺う

全国の水道水を飲み比べている訳ではありませんので、何とも言えない部分もありますが、いわゆる名水と言われるものと比べて特段遜色がなく、おいしく飲めるのではないかと思いました。

(7)有償販売や備蓄としての配備は行わないのか

製作本数の関係で製造単価が100円くらいで、特に今回はパッケージのデザイン料など、いわゆる初期投資の部分も入っています。販売するとなると、現在市販されているボトルの水は廉価ですので、そちらと競争するには厳しいと思います。ある程度いろんなイベントなどで周知度を高めていって、ロットとしてたくさん製造できるような形になっていけば、マーケットで競争できる価格まで引き下げられるかもしれませんが、まだそこまでの見通しはありません。

今の段階では、「水道水もちゃんとおいしいですよ」ということと、「備蓄は大事ですよ」という啓発用の水として当面使用し、周知度を高めたいと思います。特に水道水はおいしくないと思っている方もいるかもしれないので、「仙台の水は結構おいしいですよ」ということもPRさせていただきたいです。今の段階では、啓発用資料という位置付けです。備蓄用ではありません。

(8)水道水をあまり使いたがらない方もいるが、そういう方々に対する啓発ということか

確かに、ペットボトルの水を、お茶やコーヒー、ご飯のときに使う方は増えていると思います。それにはいろいろな理由があると思いますが、仙台のように大変自然環境に恵まれたところで水道水をつくっている場合は、水道水といえども、例えば東京や大阪の取水状況に比べれば、はるかに良い状況の中で作られていますので、仙台の水のおいしさを水道でも再確認し、一種の郷土愛的に理解して欲しいと思います。

もうひとつは、水は1人1日3リットルくらいは最低限使いますよ、という水の備蓄の大切さのPRにもつなげていきたいということで、今回このボトルドウォーターを作りました。

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