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更新日:2016年9月20日

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「国連経済社会理事会閣僚級会合防災サイドイベント」参加のため市長がニューヨークを訪問します(質疑応答)

(1)イベントでのスピーチの時間と内容について伺う

時間は5分程度です。内容としては、この間の仙台の取り組み、特に住民の皆さまが地域でどのような自主的な活動をなさったか。また、今われわれが進めている避難所運営マニュアルなど独自の取り組みや、仙台の復興のまちづくりの防災的な機能、例えば、二線堤や避難道路など、仙台の目標とする防災環境都市に大きく近づくために、ソフト、ハード面で今どのようなまちづくりを行っているか、そのことを簡潔にお話ししたいと思っています。

(2)国連関係者との会談は、誰と行うのか

先方との日程調整がありますので、確定していませんが、ワルストロム国連事務総長特別代表にお会いできれば大変うれしいと思っています。

(3)そこではどんな話をしたいと考えているか

国連としても心配だと思いますので、仙台の現在の準備状況をご報告したいと思います。この前、伊藤副市長がタイで行われた第6回アジア防災閣僚級会議に参加しましたが、世界各地で来年の3月の会議に向け、地域としてこの会議にどういう議題を持っていくか、どこに焦点を当てた会議にしていくか、というカンファレンスが続いています。その中でワルストロムさんが、それを統括していく国連側の一番の責任者になりますので、ワルストロムさん自身が今どういうところに焦点を当てて世界各地で議論が進んでいるという認識をお持ちなのか、そのあたりも情報共有をさせていただければうれしいと思っています。

(4)グラウンド・ゼロの訪問は震災遺構に関係して視察目的で訪れるのか

あの事件は世界中に大変衝撃を与えた、ある意味では人類史上にとっても非常に大きな人的な災害でした。私としても現地を訪れるからには、亡くなられた方々、救助活動に邁進されて、なおかつ命を落とされた方々に対して哀悼の意を表させていただきたいという趣旨が中心です。

メモリアルについても、いろいろ議論があった場所でもありますので、私としても勉強できるものがあれば、それも経験の一つとして期待しています。メインとしては、亡くなられた方への弔意を表したいという気持ちです。