更新日:2016年9月20日

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新年度最初の会見に当たって(発表内容)

平成28年4月1日

職員への訓示でも話をしましたが、平成28年度は市政の中でも一つの大きな節目となる時期だと思っています。

まずは、震災復興計画が期間を満了しました。多くの被災された方々のご努力、そしてさまざまなご支援をいただきまして、仙台市として復興計画期間中の大きな三つの柱でありました、防災集団移転、宅地の復旧、そして復興公営住宅の建設について、一定の終了のめどを見ることができました。大きなお力をいただいたことに、あらためて感謝を申し上げたいと思います。

一方、私たちの復興がこれで終わったわけではありません。引き続き取り組んでいる、かさ上げ道路や蒲生北部の土地区画整理事業など、大規模な事業もまだ残っています。それらについては、鋭意力を注いでいきたいと思います。

また、これから先、重要だと思っていますのは、被災された方々が新しい住まいに移られたからこそ、今後見えにくくなっていくかもしれない心の問題、孤立の問題、子どもたちであれば、目に見えないところでの学校での荒れなどについて、よりきめ細かな配慮が必要な段階になってくることです。広い意味での生活再建に、よりきめ細かに対応していく必要があると思っているところです。

また、東北全体で考えますと、地方創生、人口減少の課題に、われわれとしてどう向き合っていくかが、とても大事になってくると思っています。昨年定めました政策重点化方針等に基づき、魅力ある都市づくりに、仙台も、より一層の力を発揮していかなければいけないと思っています。文化観光局を中心に、東北一丸となって連携し、北海道新幹線の開業や空港の民営化など、時期を捉えて迅速に行動する仙台市、そういう組織になっていきたいと思っているところです。

仙台は800平方キロメートルにおよぶ広大な市域を持っている中で、地域における個別の事情が出てきています。中山間地における人口減少や、学校の統廃合の問題などもあります。その中で特に高齢者福祉や、新たに条例を制定した障害のある方が抱える課題解決など、より安全安心なまちづくりのために、福祉の心を、どう地域の中で構築していくか。そのことも今年の大きな課題として取り組んでいきたいと思っています。

平成28年度も引き続き、さまざまな場面で市民の皆さまのご協力をいただきながら進んでまいりたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

仙台市長 奥山 恵美子