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更新日:2023年8月4日

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宮城県に対し 「医療政策及び第8次宮城県地域医療計画に係る意見」を提出しました

本市では、昨年度6回にわたって開催した「仙台市における医療のあり方に関する検討会議」での議論を踏まえ、今後市として取り組むべき医療政策の中長期的な目標や具体の施策を取りまとめた方針を今年度中に策定する予定です。
また、宮城県では現在、宮城県地域医療計画(今年度計画期間満了)の次期第8次計画の策定作業が進められているところです。
本市医療政策の充実・強化を図る上では、県・市の適切な役割分担や施策の連携が必要であることから、このたび、県に対して意見を提出し、次期計画への反映や取り組みを求めることとし、本日8月4日、現時点における本市の意見を取りまとめ、県に提出しました。

※地域医療計画…都道府県が国の定める基本方針に即し、かつ地域の実情に応じて、当該都道府県における医療
提供体制の確保を図るために策定するもの。

 

1 主な内容

全般

  • 限りある医療資源を有効に活用し、地域の医療提供体制を確保していくためには、医療関係者や行政による取り組みはもとより、県民・市民の理解と協力が不可欠であることから、地域医療に関する県民・市民に対する周知や啓発を推進すること。
  • 4病院の再編について、市内2病院の移転による仙台市への影響を明らかにするとともに、影響に対する県としての対応を示すこと。 など

救急医療

  • 救急応需率向上に向け、状態が一定程度安定した患者の移行先となる回復期・慢性期病床の確保を進めるとともに、在宅医療への円滑な移行のため、引き続き退院支援・在宅医療の提供体制の確保を図ること。
  • 救急医療を担う従事者の確保を図ること。 など

周産期・小児医療

  • ハイリスク妊娠や分娩中の急変、胎児・新生児異常に際し、速やかに必要な医療を受けることができるよう、総合周産期母子医療センターなど周産期医療システムを適切に維持するとともに、NICUなど新生児医療に必要な病床を確保すること。 など

医療・介護連携、在宅医療

  • 住み慣れた地域で自分らしい生活を望む患者が、入院や在宅により医療を継続的かつ適切に受けられるよう、在宅患者入院受入体制事業のより効果的な運用や、近隣医療機関等の連携等による24時間対応が可能な体制整備の更なる促進を図ること。 など

 

2 今後の対応

今後、県において次期計画案の内容が明らかになった際や、本市が策定中の「(仮称)仙台市医療政策基本方針」の検討を進める中でさらに県との連携等が必要な事項が生じた場合には、改めて県に対して意見を提出し、協議を求めていく。

 

医療政策及び第8次宮城県地域医療医計画に係る意見

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