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更新日:2024年3月18日
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このたび、本日3月18日(月曜日)、仙台市水道局青下水源涵養(かんよう)林が環境大臣より自然共生サイト*に認定されました。3月22日(金曜日)に、環境省東北地方環境事務所で認定証授与式が行われます。
今回の認定により、本市内の自然共生サイトは、昨年10月に認定された「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林と合わせて、2サイトとなります。
青下水源涵養林は、本市で最も古い水道水源ダム「青下ダム」の周囲にあり、豊富で良質な水道原水の確保や、市民に対する水源保全の重要性・必要性の啓発等のため、保全育成に取り組んできました。また、令和2年度からは「青下の杜プロジェクト」を開始し、民間企業と連携した保全育成の取り組みを進めてきました。今後も、水源涵養機能の維持・向上や生物多様性の保全により一層努めてまいります。
仙台市水道局青下水源涵養(かんよう)林
青葉区熊ケ根字大原道地内ほか 計87ha
同サイトは、仙台市で最も古い水道水源ダムである青下ダムの水源涵養林として、水道局が保育管理してきました。水源地の保全を目的として1930年代のダム建設時に一部用地を取得、1990年代には用地を追加取得し、現在に至ります。
健全な森林の育成や良好な自然環境の保全を行うことにより、豊富で良質な水道原水の確保に寄与するとともに、多様な生物の生息場所となっていることや、「青下の杜プロジェクト」として、数多くの企業の協力を得て水源涵養林の保全育成を進めている点などが評価されました。
3月22日(金曜日) 10時~
環境省東北地方環境事務所 仙台第二合同庁舎2階北側大会議室
(青葉区本町3-23-3)
東北地方環境事務所長
仙台市水道事業管理者
東北地方の令和5年度後期自然共生サイト認定地 代表者
環境省では、「30by30(サーティバイサーティ)目標」※達成に向けた取り組みとして、国立公園等の保護地域の新規指定・拡張等に取り組むとともに、令和5年4月から、新たに「自然共生サイト」の制度を開始しました。この制度は、地方公共団体を含めた民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定するものです。
生物多様性の損失を食い止め、人と自然の結びつきを取り戻すために、令和4年12月に採択された世界目標。2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目標としています。
自然共生サイトについて(環境省ウェブサイト)(外部サイトへリンク)
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