更新日:2017年4月14日

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仙台市河川愛護会

設立の経緯及び歩み

高度経済成長時代に、仙台市内の河川区域上流部では、山林の宅地造成が進み水源涵養地としての役割を失い、中流部では、川岸まで住宅が建ち並び、ゴミや汚水が排出されるようになりました。河川は、維持水量の激減、流入汚水の増大、ゴミの不法投棄による汚染など、深刻な状況となっていきました。

そこで、昭和37年の「健康都市宣言」を契機に、昭和40年代には、公共用水域の水質保全を図るため、公共下水道の整備を進め、河川の水質の回復に努力しました。

昭和40年に流域町内のリーダーを中心に、梅田川流域の11町内会・4,200世帯が、汚染されている河川の現状改善に向けて協力し合うために河川環境美化推進協議会を結成し、河川の清掃活動が始まりました。「各町内会より、毎月1回1戸1人が河川清掃を行う」市民ボランティア活動であり、後に「梅田川方式」と呼ばれ、都市河川浄化のモデルケースとなり、市内でも、各河川に愛護団体の輪が広がりました。

行政は、当初、河川清掃活動を衛生上の問題解決のための活動としてとらえて、個々に支援を行っていました。その後、河川環境美化活動の普及と地域社会の運動として広く推進するため、支援を一本化するために、各河川愛護団体の連合会として、昭和43年に「仙台市河川愛護会」を結成しました。

現在、仙台市河川愛護会には20団体が加盟し、市域内の河川・水路の美化活動に取り組んでいます。主な活動は、清掃、除草、監視等で、平成26年度には、実施総延長約985km、総参加人数2万1千人に上っています。近年では、河川の美化活動に限らず、河川環境全般に対する関心が高まり、河川流量の不足により生態系への影響を及ぼしているとして、河川流量の回復を県・市、県議会・市議会へ陳情・請願を行い、条例が制定されるなど、愛護会の活動も広がっています。

このように、河川愛護活動の進展は、河川環境の改善に留まらず、地域への関心、愛着が深められ、モラルの向上にも繋がり、地域の住環境の維持・保全に大きく貢献しています。

主な経過

年月 経過
昭和37年

「健康都市仙台」宣言

昭和40年3月

「東部地区梅田河川環境浄化推進協議会」発足梅田川、藤川沿い11町内会、4,200世帯で構成

昭和40年5月

「北部地区梅田河川環境美化推進協議会」発足

昭和40年10月

仙台市と河川愛護団体との合同会議「梅田河川沿川環境整備連絡会議」開催主催:健康都市建設推進協議会

昭和43年5月

「仙台市河川愛護会」発足連合事務局:仙台市健康都市建設推進協議会

平成5年

連合事務局の変更仙台市健康都市建設推進協議会解散により、仙台市河川課が引き継ぐ

平成11年

県管理河川における河川愛護活動に対する褒賞金の一元化県要綱により、褒賞金の交付金が、1市町村1団体となる

平成16年4月

新規2団体が加入し、地区河川愛護団体が18団体となる

平成20年4月

新規1団体が加入し、地区河川愛護団体が19団体となる

平成24年5月

新規1団体が加入し、地区河川愛護団体が20団体となる

仙台市河川愛護会構成団体一覧(平成29年4月1日現在)

仙台市河川愛護会 代表者(会長) 池田 友信

お問い合わせ

建設局河川課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎6階

電話番号:022-214-8836

ファクス:022-268-4312