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更新日:2017年10月24日

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平成29年度保育所・幼稚園歯科健康診査結果概要1

仙台市と歯と口の健康づくりネットワーク会議では、仙台市の子どもの歯と口の健康づくりを推進するために、平成19年度より市内の保育所・幼稚園において行なわれている歯科健康診査結果の集約・還元・提供に係る体制づくりをすすめています。
幼児期の歯と口の健康づくりは、家庭での取り組みだけでなく、保育・教育関係者や保健医療関係者など、子どもの歯と口の健康づくりを支援する方々が連携を深め、それぞれの役割を果たしていくことで、大きな改善が期待されます。
今年度も多くの保育所・幼稚園、嘱託医のご協力のもとに歯科健康診査結果をまとめることができました。
子どもの歯と口の健康づくりを推進する基礎資料としてお役立ていただければ幸いです。

1歯科健康診査結果集約の方法

仙台市内の保育所・幼稚園・認定こども園275施設で,平成29年4月1日~8月31日までの期間に報告のあった平成29年度歯科健康診査の結果を集約しました。

診査基準等は歯と口の健康づくりマニュアルII子供の生活習慣マニュアル別冊」歯科健診マニュアル(PDF:659KB)に基づいています。

2集約した施設の内訳等

(平成29年9月末現在)

集約した施設の内訳

各年齢人口からみた集約事業参加者数の割合

参加者数の割合

3結果の概要

(1)むし歯の状況

 年齢別むし歯有病者率

仙台市の「第2期いきいき市民健康プラン」では、平成34年までに「5歳児のむし歯有病者率を25%以下にする」ことを目標値に掲げています。むし歯有病者率は年々減少しており、平成29年の有病者率は33.6%と前年度より1ポイント減少しました。しかし、年齢毎の状況では、4歳児と5歳児の差は10ポイントを超えるなど、この間の増加が顕著となっており、早期からのむし歯予防対策を推進する必要があります。(全国:文部科学省平成28年度学校保健統計調査より)

生まれ年別むし歯有病者率

これまでのデータの蓄積から、生まれ年別のむし歯の傾向をみることができます。
それぞれの年齢毎のむし歯の有病者率の減少からも、年々、むし歯のある子どもが減少していることがわかります。

一人平均むし歯経験歯数

一人平均むし歯経験歯数

むし歯有病者率とともに一人平均むし歯経験歯数も減少傾向にあります。5歳児の一人平均むし歯経験歯数は1.4本で、前年度の1.5本より減少しています。一方で、一人で多くのむし歯を持っている子どもがいることも伺えます。(「仙台市の5歳児のお口の状況」をご覧ください)

(2)CO(むし歯の初期症状が疑われる)歯のある児

CO歯のある児

「むし歯のある児」は減少しているものの、「CO(むし歯の初期症状が疑われる)歯のある児」は1歳児,3歳児で微増しました。幼児期前半の歯と口の健康づくりとして、家庭で取り組む「おやつの時間を決める」「フッ化物配合歯磨剤を使った歯みがき」に加え、1歳頃から「かかりつけ歯科医」を持ち、「定期的にフッ化物歯面塗布等の予防処置を受けること」が大切です。
仙台市では、平成27年度より、関係諸団体と連携し、乳歯の萌出期からの歯と口の健康づくりを支援し、カリエスフリー(むし歯ゼロ)の実現を目指す「3歳児カリエスフリー85プロジェクト」を開始しました。
低年齢児のむし歯予防対策とともに、保育所や幼稚園における、4歳児からのフッ化物洗口を推進し、地域全体で、子どもの歯の健康づくりに取り組むことが重要です。

(3)歯垢・歯列・その他の異常のある児

歯科健康診査では,むし歯の他にも口の中に現れるその他の疾病や異常などについても診査しています。

歯垢・歯列・その他の異常のある児
歯垢の付着は、1、2歳児が高い状況にあります。幼児期前半は歯みがき習慣の確立に向けた大切な時期です。保護者による仕上げみがきと健康的な食習慣の定着、年齢に応じたフッ化物の利用をすすめることが重要です。
(詳しくは歯と口の健康づくりマニュアルII(PDF:6,833KB)歯と口の健康づくりマニュアルIII(PDF:5,597KB)参照)
その他の項目では、歯の異常として、癒合歯、外傷による破折、エナメル質形成不全などが、また、軟組織の異常には、舌小帯異常、上唇小帯異常、口内炎などが入ります。
*今回の集計では、むし歯以外の異常が検出されていない施設もありました。歯垢の付着、歯肉炎、その他の疾病・異常の検出は個々の子どもたちの歯と口の健康づくりに欠かせない情報となります。

仙台市の5歳児(8,165人)のお口の状況

5歳児のお口の状況15歳児のお口の状況2

 

むし歯のない5歳児は66.4%と前年度の65.4%より増加しました。
しかし、10本以上のむし歯を持っている子どもは全体の2.8%(円グラフ)おり、前年度の数値と変化がなく、この子どもたちがむし歯の総本数の23%を占めていることがわかります(棒グラフ)
5~9本のむし歯を持つ子どもの数とあわせると11.6%の子どもたちが、むし歯総本数の65.0%(前年度66.1%)を占めていることになります。

 

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