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更新日:2023年11月8日

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先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業に採択されました

仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会では、地域課題の解決や持続可能な社会の実現を目指し、先端的なサービスの開発や規制改革の促進に向けた検討を進めています。このたび、協議会に設置している「まちの活性化・回遊分科会ワーキンググループ」が、内閣府の「先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業(2次募集・全国対象)」に申請し、採択されました。
本事業では、仙台市中心部商店街のにぎわい創出に向けて、トークン※1を活用したWeb3.0※2型デジタルスタンプラリーを実施します。スタンプと交換できるトークンの価値が参加者の回遊状況に応じて変動することで、参加者に持続的に回遊促進のインセンティブ付与を行う仕組みづくりを目指すとともに、その実用化に向けた制度整備の検討を行います。

 

1 事業概要

(1)名称

地域を限った暗号資産型ステーブルコインの発行主体に関する制度整備に向けた調査
―Web3.0型デジタルスタンプラリーによる商店街のにぎわい創出を通じた地域活性化―

(2)事業者

仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会まちの活性化・回遊分科会ワーキンググループ
(代表者)株式会社zero to one
(構成員)一般社団法人まちくる仙台、株式会社セレンディカ、株式会社Neo Breakthrough、仙台市 ほか

(3)開催時期

令和6年2月頃

(4)エリア

一番町3商店街(サンモール一番町、ぶらんど~む一番町、一番町四丁目)

(5)内容

  1. 参加者の回遊状況に応じてトークンの価値が変動するデジタルスタンプラリーを実証し、参加者の回遊データ等を分析・効果検証を行うとともに、他地域への展開モデルについて検討する。
  2. 地域を限定した実証の結果等も踏まえつつ、暗号資産型ステーブルコイン※3の発行主体に関する制度整備を行うために必要な条件等の検討を行う。

 

2 規制改革事項

(1)提案

暗号資産型ステーブルコインの発行主体に関する制度整備

(2)対象分野

資金決済に関する法律(資金決済法)第2条第5項等

 

【参考】全国の採択状況等

内閣府ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。


※1 トークン
特定の価値を持つデジタル上の通貨・証券など。
※2 Web3.0
次世代インターネットとして注目される概念。巨大なプラットフォーマーの支配を脱し、分散化されて個と個がつながった世界。電子メールとウェブサイトを中心としたWeb1.0、スマートフォンとSNSに特徴づけられるWeb2.0に続くもの。
※3 ステーブルコイン
価格が安定されるように設計されたデジタル通貨。このうち、「暗号資産型」ステーブルコインは、法定通貨の裏付けがなく、アルゴリズムで価値の安定を試みるものや、暗号資産と価値が連動するもの等。

 

【参考】Web3.0に関する規制改革提案について
令和4年8月に国家戦略特区制度を活用し、新しい資本主義の実現に資するWeb3.0ビジネスの加速化に向けて、仙台市から内閣府に対しWeb3.0に関する規制改革の提案を実施しました。
Web3.0に関する規制改革提案

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