更新日:2017年6月22日

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シックハウスの原因と対策

シックハウス症候群とは

現在、私達の身の回りには、化学物質が含まれているものが多く、その環境の中で生活しています。
近年の住宅において高気密・高断熱構造の普及と生活様式の変化により室内の換気が不足し、建材や内装材、家具などから放散された化学物質などが原因で居住者に体調不良を生じることがあります。症状は、目の痛み、頭痛や吐き気など人によってさまざまであり、このように住宅に居住することに由来する体調不良の総称をシックハウス症候群と呼んでいます。

シックハウス症と化学物質過敏症の違い

シックハウス症候群とは、ある建物の中にいる場合に限り体調が悪くなる症状のことで、日常生活において、化学物質の放散やタバコの煙など空気が汚れているところで、決まって体調が悪くなります。症状が悪化すると室内でないのに体調が悪くなる場合があります。
化学物質過敏症とは、かなり大量の化学物質に接触した後や微量な化学物質に長期に渡って接触したあとで、非常に微量な化学物質に再接触した場合に出てくる不快な症状をいいます。

主な原因は

住宅建材や家具に使われている合板の接着剤や塗料、白アリ駆除剤、衣類の防虫剤などからの化学物質の放散が原因です。
また、日常生活においても、ヘアスプレーや化粧品、石油ファンヒーターからも化学物質が放散されます。

室内の家具、ファンヒーター、スプレーの絵

室内空気中化学物質の空気濃度指針値

項目

用途

指針値※1

設定日

ホルムアルデヒド

合板、壁紙用接着剤

100マイクログラム/立方メートル

0.08ppm

平成9年6月13日

トルエン

接着剤、塗料の溶剤

260マイクログラム/立方メートル

0.07ppm

平成12年6月26日

キシレン

接着剤、塗料の溶剤

870マイクログラム/立方メートル

0.20ppm

平成12年6月26日

パラジクロロベンゼン

衣類の防虫剤、トイレの芳香剤

240マイクログラム/立方メートル

0.04ppm

平成12年6月26日

エチルベンゼン

接着剤、塗料の溶剤

3,800マイクログラム/立方メートル

0.88ppm

平成12年12月15日

スチレン

樹脂や合成ゴムの原料、畳心材、断熱材

220マイクログラム/立方メートル

0.05ppm

平成12年12月15日

フタル酸ジ−n−ブチル

塗料や接着剤、可塑剤※2

220マイクログラム/立方メートル

0.02ppm

平成12年12月15日

クロルピリホス

防蟻剤

1マイクログラム/立方メートル
0.1マイクログラム/立方メートル
(小児の場合)

0.07ppb
0.007ppb
(小児の場合)

平成12年12月15日

テトラデカン

灯油、塗料の溶剤

330マイクログラム/立方メートル

0.04ppm

平成13年7月5日

フタル酸ジ−2−エチルヘキシル

壁紙や床材等の可塑剤

120マイクログラム/立方メートル

7.6ppb

平成13年7月5日

ダイアジノン

殺虫剤

0.29マイクログラム/立方メートル

0.02ppb

平成13年7月5日

アセトアルデヒド

接着剤、防腐剤

48マイクログラム/立方メートル

0.03ppm

平成14年1月22日

フェノブカルブ

防蟻剤

33マイクログラム/立方メートル

3.8ppb

平成14年1月22日

総揮発性有機化合物

暫定目標値400マイクログラム/立方メートル

 

平成12年12月16日

ノナナール

暫定値41マイクログラム/立方メートル

7.0ppb

継続検討中

※1:指針値の単位換算は、25℃の場合
※2:可塑剤とは材料に柔軟性を与えたり、加工を容易にしたりするために添加される物質

指針値とは

指針値とは、現時点の研究結果等から、人がその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても健康への有害な影響を受けないであろうと判断される値です。あくまでもこの値までは良いと言うのではなく、指針値以下が望ましいということです。

防止対策は

効果的な換気

換気を行うときは、窓を二箇所開け、空気の通り道を作ることが大切です。

化学物質の少ない建材を選ぶ

合板や壁紙などの建築材料には、ホルムアルデヒド放散量についての規格が定められていますので、化学物質が少ないものが使われているかどうか、工務店や住宅メーカーに確認しましょう。

入居前の十分な換気

新築や改築後の住宅には、押入れや家具の扉を開けて、十分に換気を行ってから入居しましょう。

ホルムアルデヒドなどの室内空気環境測定(無料)の相談は

持ち込み家具などについても化学物質の少ないものを選ぶことはもちろんのこと、日常生活においても化学物質は排出されています。ホルムアルデヒドなど化学物質の室内空気環境測定(検知管使用による簡易測定)を行っています。

市有施設のシックハウス対策

仙台市が設置し、市民が日常的に利用する施設でのシックハウス症候群を防止するため、厚生労働省が設定した化学物質の室内濃度指針値を達成することを目標に対策を定めています。

市有施設等の室内空気空気環境における揮発性有機化合物等測定の結果は、下の添付ファイルをご覧下さい。

建築物におけるシックハウス対策の手引き

市有施設以外の建築物を建築する所有者、管理者、設計者、施工者やこれから戸建て住宅の新築・増築や建売住宅・マンションの購入を検討している市民の皆様がシックハウス対策を講じるための指針として、「建築物におけるシックハウス対策の手引き」をご活用ください。

知ってますか?シックハウスの原因と対策(パンフレット版)(PDF:1,853KB)

市有施設の新築・改築時におけるシックハウス対策マニュアル(平成21年3月3日改正)(PDF:334KB)

建築物におけるシックハウス対策の手引き(本文)(PDF:297KB)

建築物におけるシックハウス対策の手引き(資料編)(PDF:395KB)

建築物におけるシックハウス対策の手引きFAQ(よくある質問)(PDF:176KB)

平成28年度 市有施設等の室内空気環境における揮発性有機化合物等測定結果(PDF:668KB)

平成27年度 市有施設等の室内空気環境における揮発性有機化合物等測定結果(PDF:610KB)

平成26年度 市有施設等の室内空気環境における揮発性有機化合物等測定結果(PDF:601KB)

関連リンク

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