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更新日:2024年2月26日

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住まいとアレルギー

室内のアレルゲン対策

アレルギー性疾患として、スギ花粉や食べ物を原因とするものがよく知られていますが、一日のほとんどの時間を過ごす住まいの中にも、ダニやカビ、ペットの毛など、呼吸とともに吸いこまれてアレルギーを引き起こすもの(吸入性アレルゲン)があるため、注意が必要です。

住まいの中でアレルゲンとなるダニやカビを増やさないためのポイントを紹介します。

掃除のポイント

  • 掃除機をかけるときは、たたみ一畳につき1分程度かけて、ゆっくりノズルを動かす。
  • たたみの目に沿ってかける。
  • 水拭きした後は十分乾燥させる。
  • 浴室は、垢や石けんかすがカビの栄養源になるので、使用後はよく洗い流し、換気する。
  • 押入れは閉め切りがちで湿気がこもりやすいので、すのこを敷いたり戸を開けて風通しをよくする。
  • タンスなど家具のうしろは、空気がよどみ結露したりカビが生えたりしやすい場所なので、壁からすきまを空けて設置し、風通しを良くしておく。

寝具類の管理

ふとん類は、ヒトの体温や発汗による湿気でダニがもっとも増えやすい場所であるとともに、身体に接して使うものなので、管理が重要です。

ダニアレルゲンを洗い流す

丸洗いできる寝具、クッション等を選び、定期的に洗います。ダニのアレルゲンのほとんどは水によく溶けるので、丸洗いで除去することができます。

乾燥させてダニを増やさない

天日干しや布団乾燥機で乾燥させます。ダニは湿度が55%以下の環境では増殖しません。

干した寝具は掃除機をかける

干した寝具は掃除機をかけます。叩くと中のアレルゲンを含むホコリが立ちやすくなり、寝ているときに吸い込みやすくなります。

温度や湿度

ダニは温度25℃、湿度75%、カビは温度25~35℃、湿度70~90%付近がもっとも育ちやすいと言われています。この環境に加えて、えさとなるもの(フケ、食べこぼし、手垢など)があれば育ちます。

※喘息やアトピーの場合には乾燥しすぎると症状が悪化することもあります。症状とのバランスを考えながら湿度管理を行うことが重要です。

ダニが気になってしょうがない…というあなたへ

ダニは目に見えないぶん、気になりだすと家じゅうにたくさんダニがいると感じてしまいがちです。どんなに頑張ってもダニをゼロにすることはできませんし、ストレスがアレルギー症状を悪化させることもあります。

ダニアレルゲンの量を実際に測定したり、医師と相談したりしながら、ダニ対策を行いましょう。

ダニアレルギー・住環境についての相談を受け付けています

住宅の高気密・高断熱化の普及と換気不足により、建材や家具から放散される化学物質などが原因で健康被害が生じることがあります。計画的に換気を行い、快適に過ごしましょう。

新築・改築の住宅に入居するにあたり、住居環境が不安な方について相談を行っております。相談内容によりダニアレルギー量やホルムアルデヒド濃度などの簡易測定を行います。

お住まいの区の区役所衛生課に直接ご相談ください(お問い合わせ先は下記のとおり。)

 


 

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お問い合わせ

青葉区役所衛生課

仙台市青葉区上杉1-5-1 青葉区役所6階

電話番号:022-225-7211

(内線6727~6729)

ファクス:022-227-7829

宮城野区役所衛生課

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電話番号:022-214-8206

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※お住まいの区の区役所衛生課に直接ご相談ください。