更新日:2017年4月11日

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「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」を公開します(質疑応答)

平成29年4月11日

(1)学校を遺構とするのは県内で初ということか

県内だけではなく、被災沿岸地域の中で初めてとなります。

(防災環境都市推進室 メモリアル事業担当課長)

各市町で学校施設を震災遺構として保存する動きがあります。例えば気仙沼市の宮城県気仙沼向洋高等学校や石巻市立門脇小学校、石巻市立大川小学校、山元町立中浜小学校がありますが、これらはいずれも平成30年度以降の公開と伺っていますので、東日本大震災の震災遺構として学校施設を公開するのは初めてとなります。

 

(2)どのような人に見てもらいたいと考えるのか

仙台市民であれば、これから小学校に入るお子さま方、つまり直接東日本大震災を経験していない世代が生まれ育っていますので、そうした世代の子どもたちに、自分たちも過ごすであろう学校の校舎というところで、震災時の過酷な体験の中で同じ年代の子どもたちがたくさんの先生や地域の方に守られて、厳しい夜を乗り越えて助かったということを自分に引きつけて身近に考えてもらえればと思います。

遠方からいらっしゃる方には、屋上から見える、今はただ広大な野原・雑草地が広がっているだけの場所には、かつて多くの集落があって日常の暮らしが営まれ、2000人を超える方が暮らしていたということを対比させて見ていただくことができる仕掛けになっていますので、そういうものが一瞬で失われた悲惨さなども体験的に実感して防災に向けての気持ちを高めていただければと思います。

 

(3)設置期間は定めているのか

何か支障が発生して人が入ることが危険な状況となれば別ですが、われわれとしては一般施設と同様に、恒常的・継続的に開館し続けていきたいと考えています。限定的なものとは考えていません。