ページID:30218

更新日:2017年5月16日

ここから本文です。

「市民防災の日」新たな仙台市総合防災訓練を実施します(質疑応答)

平成29年5月16日

 

(1)身体保護訓練は市役所の庁舎でも行うのか

その予定で今準備を進めているところです。

 

(2)市長も参加するのか

その時間は訓練の視察を行っていますので机にもぐれず残念です。庁舎における当日の段取りとして、急に職員がもぐり始めると受付やいろいろな窓口では市民の方が何のことかとなりますので、事前の放送や周知方法など今実務的に詰めているところです。来庁しておられる市民の皆さまにもできるだけ多く参加していただけるように今考えています。

 

(3)区役所に来庁された方などは身体保護訓練で身を守る場所が無いのではないか

区役所にはもぐる場所はないので、例えば落下物の危険が無い場所に移動していただく、頭を覆っていただくなど、その施設ごとにふさわしい身体保護のあり方を検討して、例えば市民センターなどでも実践できればと思っています。

 

(4)市民参加型訓練は周知が重要であると思うが、どのような手法を考えているのか

周知は大事なポイントだと考えておりまして、まずはマスコミの皆さんのご協力をいただきたいというのもあります。そのほか商工会議所のような関係団体、商店街など私どものおつきあいがある地域団体に対してPRやご協力をお願いすることや、地域にはSBL、仙台地域防災リーダーの人たちがおりますので、そのSBLを通して参加を呼びかけていくことを考えています。

 

(5)新たな訓練に取り組むこととした理由を伺う

ひとつは今までは避難所の運営、開設訓練を6月に実施していましたが、全ての避難所で運営訓練を年に1回実施したいという話を地域にご相談したところ、時期的には6月というのは、町内会の会長選挙や役員選挙、総会などが5月に多いので、まだ選挙から間もない中で地域として一体的に避難所運営訓練に力を注ぐには時間的余裕が足りないというお声を複数の地域からいただきました。町内会や地域の中で、避難所運営訓練の実施時期として都合のよい時期を広く伺いましたところ、9月がやりやすいというお話でしたので、9月の任意の日に各地域での避難所運営訓練を仙台市の職員も必ず参加して実施しましょうということになりました。

一方、6月12日というのも大変定着した大切な日ですし、防災関係機関は町内会の役員会や総会は関係がありませんので、そちらは6月に実施可能であるということです。また昨年の熊本地震の反省として直下型地震への注意喚起を高める必要があるのではないか。これも地域防災リーダーからのいろいろなご意見や、昨年以降私どもの危機管理の取り組みの中で把握したご意見で、東日本大震災発災以降、津波避難訓練などを集中的に実施してきましたが、もう少し直下型を考えた訓練も行っていく必要があるのではないかということがありました。今回は、特に身体保護訓練では直下型のいわゆる下から突き上げるものも想定しながら呼びかけていきたいと思っています。

 

(6)午前9時からの訓練開始は早いのではないか

例えばデパートなどですと10時以降開店ですが、まずは今年が初めての訓練ですので、どの程度のお店に参加していただけるかと思ったときに、営業時間に始めるという設定ではやはりいろいろ混乱も多いのではないかと考えました。まずは9時という時間で始めさせていただいて開店前の社員の方々を中心に実施していただく中で、ある程度混乱なく社員の皆さんでできると分かれば、一般市民の方の多い時間帯の実施というのはどうかと踏み込んでいくような、少し実施状況については検証しながら今後の展開を考えるのがよいという判断です。

 

(7)津波に対する訓練は9月に行うのか

9月は避難所運営訓練を中心とした地域の防災訓練、その中で消火活動の訓練をするところもありますので、必ずしも全て津波に特化したものではありません。

 

(8)今回の訓練の参加人数の目標を伺う

このようなスタイルで行うのが初めてですので、なかなか目標と言っても私も数をつかみにくいのですが、例えば今まで重点地区で避難所運営訓練を行っていた時には約3000人でした。まずは、これまでの実施参加者数をクリアできるように呼びかけていければと思っています。