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更新日:2017年8月23日

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就任にあたって(質疑応答)

平成29年8月22日

 

(1)いじめ問題に対してどのように取り組む予定か伺う

この間、平成28年2月の自死事案の再調査委員会についてだけではなく、さまざまな取り組みが「too late」、遅いと大変遺憾な思いで見ていました。なかなか委員の人選が決まらなかったということもあると聞いていましたが、この再調査の委員会は私の下でつくられると理解をしていますので、速やかに開けるように努力したいと思っています。人選が固まったとのことですので、できるだけ速やかに対応したいと思います。

 

(2)遺族が納得し、次のいじめを生まないためにはどのような調査が必要だと思うか

私自身は今回のいじめ自死の問題、これにどこに問題があったのかということを改めて調査をすることになりますが、ご遺族がどのようなご意見をお持ちになっていらっしゃるのか、つぶさに私自身は聞いてはいません。

事務方でいろいろやりとりをしている部分があるのかどうか、そこの確認もこれからしていかなくてはいけませんけれども、いずれにせよ公平、公正な目で何が起り、何が今回の事件につながったのかということは、どちらサイドに寄るということでもないと思います。公平、公正な視点が大切だろうと思いますので、まずは新しい人選がかなったということで速やかに調査ができるようにしていこうと思います。

 

(3)教育長人事についての考えを伺う

詳しくお話を聞かせていただいて今回さまざまな課題があったと認識しています。選挙期間中は教育長の人事を含めということを踏み込んで申し上げてきました。まだゆっくり教育長から話を聞いていないものですから、話を聞いた上で慎重に判断をしたいと思います。

しかし、奥山市長も退任をされましたし、大越教育長の責任の下で進められる委員会もあるわけですから、教育長の責任においてしっかりとやっていただくということも考えなければならない選択肢ではないかと思っています。

 

(4)遺族に会う予定はあるのか伺う

私自身がいつご遺族の皆さま方に会えるのか、すぐに会えるのかということについても明言は避けさせていただきますが、この間もいろいろやりとりをしていた事務方からも話を聞いて、しかるべきときに会えるのかどうか前向きに検討をしたいと思っています。

 

(5)市長は奥山市政を継承するのか刷新するのか考えを伺う

私自身は、奥山前市長は政令市で初めての女性市長として大変素晴らしいお仕事をされてきたと承知をしています。

この間、東日本大震災が発災をして大方はその対応に追われてしまいましたが、ご本人はもっともっとご自分のカラーを出してやれることがあったろうにと思います。奥山前市長が言われた市民協働ということは、たぶん志半ばだと思いますが、それをさらに私が進めていければ良いと思っています。そして行政や政治がみずみずしくあらねばならない市民との関係についても、これをもっともっと前に進めていける環境ではないかと思っています。

今日本では女性の首長は、政令指定都市では横浜市の林市長、知事で言いますと北海道の高橋知事、山形県の吉村知事、そして東京都の小池知事が誕生しましたが、たったこれだけしかいません。ですから二代続いて女性市長にさせていただいたこともとてもありがたいことだと思います。これは、奥山前市長がこの間務めてこられたことで、女性市長というイメージを市民の皆さま方に受け入れやすいものにしていただいたからこそではないかというふうにも思います。そういう意味でもある程度評価をしています。ただ、先ほど申し上げました教育行政については、本当に残念なことですけれど、やはり、いかにも遅いということだけは申し上げたいと思います。

 

(6)知事との関係における市長のスタンスを伺う

宮城県の中に仙台市がありますから、県と仙台市と連携を取るべき課題もたくさんあると思います。ですからそれは連携をしていかなければならないと思いますが、政令市として国から移管されている事務などもありますし、またしっかりと基礎自治体として言わねばならないことというものもあります。このことはそれこそ是々非々で連携すべきところは連携をし、申し上げるところは申し上げていくという、そういう自然体、あくまで自然体だというふうに思います。

 

(7)選挙で市長を応援した共産党との関係について伺う

私は12年間国会議員をさせていただきました。国会の中でも政権党、与党になったり野党のほうが長かったわけですけれども各政党との関係性というのはいろいろだったわけです。そういう意味で、政党の皆さんたちとのお付き合いの仕方ということはある程度心得てはいますが、国会と市議会とはまったく別物であるということもまた認識をしているところです。

確かに共産党の皆さま方には選挙を本当に応援していただきました。私の思っている政策について、これはそのとおりであるということで応援をいただいたところが多かったのだろうと思います。自民党会派であれ共産党会派であれ、胸襟を開いて丁寧にご説明を申し上げて、応援をいただけるところは応援していただき、そうでないところはいろいろなご意見をいただいても仕方がないとは思いますが、なるべく皆さま方にご協力をいただけるようにしていきたいと思っています。

必ずしも共産党さんと踏み込んだお話をして選挙を戦ったわけではありませんので、そこはやはり是々非々で応えるべきことは応え、応えられないことは応えられないと言わざるを得ないというふうには思っています。

 

(8)市役所出身でないからこそできると思うことはあるか

職員の皆さんがどのように私を見ているかということも、それこそいろいろなことに時間がかかっていくのかもしれませんし、私自身も短い期間にさまざまなやりとりをする中で、なるほどと思うところもありましたし、職員の皆さんたちも一部の新聞で報じられたように黒船が乗り込んでくるといった思いで迎えた人もそうでない人もいるかもしれません。

私自身は国会議員として世界の中の日本、日本の中の各都市、そして東北の問題、それから宮城の問題、仙台のまちづくりに例えれば立法が必要なのか規制緩和が必要なのかも含めて見る立場にもありましたし、また行政の中に入り霞ヶ関ともいろいろなやりとりをいたしました。ある意味では、市役所の外から入っていろいろなことが見えてくるということも強みになると思いますし、また一方ではこれまで構築してきた国との関係もありますので、それらも含めてちょっと違った視点で仙台を動かしていくことができるのが私の強みではないかと思っているところです。

 

(9)東北における仙台市の役割をどのように考えているか

東北の中でこれだけの人口を抱える都市はありません。人口の減少が急速に進む中にあって、仙台市は若干人口が増えています。それこそ秋田県の人口よりも仙台市の人口の方が大きくなっているぐらいの都市になっています。

急速に進んでいく東北地方の過疎化の問題や人口減少の問題に仙台市がダム的な機能をいかに果たせるか、ここが大きなポイントになってくると私は思っています。仙台は多くの優秀な学生たちが学ぶ都市でもありますが、その皆さんが東北各地域から集まってきても、仕事をしていく上でここに留まるような環境をなかなか作れないでいるということもあり、関東方面に出て行かれる方々が多くいます。いかにこの仙台が東北のダムになり得るかということをもう少し一生懸命に検討していきたいと思います。

札幌は人口が200万近い都市になりましたが、札幌は北海道の中でダム機能を果たしている都市ではないかと私は見ています。このあたりは何しろ今日が初登庁ですから、細かいことについては私から事務方に何も話していませんが、研究すべきところを研究して東北の中で仙台が経済の面でも人材を留め呼び込めるような核になる、これをしっかりと果たしていけるよう考えていきたいと思っています。

 

(10)副市長人事についての考えを伺う

今朝、登庁後3人の副市長と個別に面談をする機会がありました。そこで稲葉副市長からは、大変残念ですが8月31日をもって退任したいという辞職願が提出されました。私自身は思いとどまっていただきたいという旨をお話しさせていただいたのですが決意が固く、大変残念ですけれども了承することとしました。

また伊藤副市長、藤本副市長からは進退伺、進退の申し出がありました。私一人ではとにかく難しいのでぜひ助けてくださいますようにと伝えたところ、お2人は分かりましたということでしたので、藤本副市長、伊藤副市長、当面このお2人で体制をつくっていこうと思います。

私自身はこれからの時が大切だと思っていますので、ぜひ副市長3人体制でやっていきたいと考えていますけれども、なかなか急なお話で後任の人事については少し時間を要するだろうと思いますが、検討していくということで、当面はこの2人の副市長に支えていただこうと思っています。

 

(11)稲葉副市長の後任人事はいつごろまでに決めるのか

いろいろな所にご相談しなければならないと思っています。稲葉副市長の任期が10月だったと思いますが、それよりも前の8月31日付けでお辞めになるということでしたので、私も大変慌てているというのが現実です。

すぐに人選ができるのかどうかは難しいことだと思っていまして、どのくらいの時間がかかるかはいろいろとご相談してからというふうに思います。9月の議会の冒頭の人事案件にはもちろん難しいと思いますし、議会の終わりの時の人事としてあげられるのかどうか、それも含めて少し丁寧に時間をかけたいと思っています。

 

(12)県に対して具体的に何か要望を行う予定はあるのか

さまざまな案件があろうかと思いますが、私自身も宮城県の要望書をこれまでも国会議員として見させていただきました。また宮城県内の市長会のご要望も見させていただきました。広くいろいろな方々が連携して国に対する要望をどのように作ってきているのか、その現場の状況は分かりませんでしたが、なるほどこのように連携して国に対するさまざまな要望が出されているのだなということは承知しています。

県の具体的なご要請に仙台市がどの点で物を申していかなければならないかということは、今の段階では私も事務方からいろいろな説明を聞いているところですので、詳しく何があるかは申し上げられる状況ではありませんが、報告を受けるにあたってそのようなことがあれば申し上げていくということだと思いますし、連携を取らなければならないことであれば連携を取っていくことになると思います。

 

(13)東日本大震災からの復興にどのような思いで取り組んでいくのか伺う

3.11東日本大震災の発災の時は私は東京にいました。ちょうど国会開会中だったので、東京でも大変な揺れを感じてすぐさま震源がこちらだと知り、そしてまた津波のびっくりするような映像にも遭遇しました。なんという事態なのだろうと思いました。関係方面に電話でいろいろ聞きましたが、なかなかつながらないということもありました。仙台に戻ってきたのは数日後でしたが、それから仙台市内各地域で回れるところを回り、沿岸地域にも足を延ばすことに努めてきました。

私は当時の政権与党の一員でしたし、その後宮城県の国の復興本部の本部長を務めました。そして復興庁の創設にも努めさせていただきました。復興庁の初代政務官としてこの宮城の復興を担わせていただいた中で、仙台市は職員の数も大変多いですし、リーダーシップをとって東北の中でも宮城の中でもいち早く復興を進めてきたと思います。

しかし住まいの再建も沿岸部はまだこれからというところも多くあります。ただ宮城、仙台の場合は住まいの再建については皆さん一定のめどが立たれたわけです。このようなことを思いますと、仙台の力、底力というものを他の地域に、もちろん今も応援を出しているわけですが、まだまだ必要だという所があればこれも継続していかなければならないでしょうし、仙台の中においても心のケアの話を先ほど申し上げましたが、子どもたちのPTSDの問題や、残念ながら格差の問題も出ています。

また湾岸道路、いわゆる二線堤になる県道塩釜亘理線のかさ上げ道路の問題や、その外側にある被災した地域の賑わいをどのように復活させていくのか。あるいは内陸部の農地、ここでは収量がなかなか上がらないという話も聞いていまして、これらも含めて1次産業の付加価値をどのように高めて売り出していくのかなどさまざまな課題が残っていると思います。

そういう意味では復興はまだ終わっていないと思いますし、またインバウンドをはじめ東北の交流人口も少しは上向いてきたとはいえ、他の地域から比べれば落ち込んだままですので、これについてもしっかりと取り組んでいかなければならないと思っています。そういう意味では復興はまだ終わっていないという認識で取り組みたいと思います。

 

(14)稲葉副市長の後任人事の考え方について伺う

いろいろと考えていかなければなりませんが、まだ今日の今日ですからそこまで整理ができていません。

 

(15)市長選当選後に島野市政の本を読んでいたとのことだが、どのようなことが参考になったか

島野市長時代の「健康都市宣言」がどのようなものであったのかをつぶさに知ることができ大変参考になりました。島野市政が7期続いたということで、何がそれだけ市民の皆さまに支持されたのかなど、いろいろなことを私なりに勉強させていただきました。

過去に学んでいくことも大切でしょうし、未来に向けて対応していくことも大切でしょうし、当選からの1カ月は現状について市当局から説明を受けたり、あるいは私が公約で掲げたことのどこから手がつけられるものなのかなど勉強をし、いろいろな方々からお話を聞いたりという時間に充てさせていただいて、あっという間の1カ月でした。

 

(16)石炭火力発電所に対する市長の考えを伺う

これも私が選挙期間中いろいろと申し上げてきたところだと思います。仙台パワーステーションについてはすでに試運転が始まっていると承知しています。私自身は自主的なアセスメントをと申し上げてきましたが、アセスというのは運転の前に取り得る環境評価について行うべきことですので、それを実施しなくて済む状況で進んだことに対しては私なりにいろいろと意見は持っています。もう実際に始まっている中で今どのような状況なのか、これは近々にぜひお話を聞かせていただく機会をつくらせていただこうと思っています。

今仙台市が持っている評価でいいますと、これから進出してくるということはかなり難しい状況になるのではないかと思いますが、それも含めてまた具体にいろいろ勉強しながら対応したいと思っています。

 

(17)市議会では対立候補を応援した自民党と公明党が多数を占めているが議会との向き合い方について伺う

国会の場合は内閣総理大臣を決めるのは市民の皆さまではなく市民に選ばれた国会議員によって選ばれます。そこで与党と野党というくくりになるわけです。地方議会は二元代表制であって、議員の皆さんも市民に選ばれた代表者の方々であるし、市長である私も市民の皆さま方に選ばれた市長ですから、本来与党・野党というくくりがふさわしいのかということもあると思います。

そうは言いましても、選挙で応援いただいた党と応援いただけなかった党があるのは事実ですから、そこに対しては率直にいろいろな思いを市長の立場で伝えさせていただいて、お互いに市民のためになることを実現できるように、丁寧に説明させていただきたいと思っています。

 

(18)市の課題として最優先で取り組みたいことを伺う

就任させていただいて、まず現場主義ということを申し上げましたが、早速視察をさせていただこうと思っています。今日は少し日差しも出ましたでしょうか、この後また雨になるという予報のようで気温が幾分上昇に転じたと言われていますが、農産物の生育に対して少し心配しています。ちょうど出穂期に入ってどういう状況なのか、県もJAもいろいろと心配をされてコメントも出されていますが、それも含めて仙台の農業がどういう状況となっているのか、やませの影響を受けないのか、いもち病等々も心配されますので、現状について早速時期を見て近いうちに伺いたいと思っています。早速、出向くということからまず始めたいと思います。

 

(19)いじめ問題に取り組む前に視察を行うのか

議会が始まる前に日程を調整させていただき出られるところがあれば出て行きたいと思っているということです。

 

(20)いじめ問題について市長の言う遺族に寄り添うとは具体的にどのようなことか

いじめは基本あってはならないことだと思いますが、子どもたちの成長過程の中でちょっとしたいざこざや、からかいのようなことを避けることは難しいのかもしれません。しかし、自ら命を絶たなければならない状況になるほど深刻化してしまっているということをなぜ現場が気づけなかったのか。もちろんご遺族は大切なお子さんを亡くしたわけですから、それは深い悲しみの中におられましょうし、どういう状況の中で自分の子どもたちが追い詰められていったのかを知りたいのもまた当然のことだと思います。

ですから、ご遺族の思いに寄り添うというのは必ずしも犯人を捜すということではなく、なぜそういう事態に陥ったのかということについての調査を丁寧にしていくということが、まさにご遺族の思いに応えるということなのではないかと思います。

 

(21)遺族に会う考えはあるのか

これもいろいろと事務方とやりとりをした上で、いつならば可能なのか、あるいは難しいのかも含めて検討したいと思います。平成26年9月の自死事案については訴訟になっていますので、いろいろなことをやっていくのは難しいだろうと思っています。平成28年2月の事案と今年4月の事案のご遺族の方々と会えるのか会えないのかも含めて、いろいろと相談をした上で検討していきたいと思います。

 

(22)稲葉副市長の辞職の理由について伺う

年齢的なこともおっしゃっていました。奥山前市長を支えてこられた方ですし、同じように震災の対応でもご苦労されていたと認識しています。奥山前市長と一緒に辞職したいという強いご決意でしたので、それ以上のことは伺いませんでした。

 

(23)仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017のPR動画に対する所感を伺う

これまでも奥山前市長が2回にわたって県に申し入れをしていると聞いています。私自身も動画を見ましたがあまり好ましいとは思いませんでしたし、特に私は女性の立場だからでしょうか、皆さんからいただいた税金、公金を使って作るということであれば他のやり方もあったのではないかと思います。

他の自治体のPR動画でも優れたものがたくさんありますし、私もかつては放送業界で映像やコメント、音楽などをどういうふうに構築してコマーシャルを作っていくのかを勉強した立場ですので、なかなかあのような形で公金で作るということは私自身は納得ができないという立場です。

知事も26日の壇蜜さんの来県をもって配信を中止するということを昨日の会見で述べられたようですが、私は妥当だろうと思います。

 

(24)宮城県知事選挙で村井知事を応援する可能性はあるのか

私自身は知事選に対して何も申し上げる立場にはありませんし、それは有権者の方々がお決めになることですから、私は仙台市長としてこの人をと申し上げる立場ではないと認識しています。応援をするかしないかもまっさらと言いますか、私は関わるつもりはないと申し上げたいと思います。

 

(25)選挙で掲げていた7つの重点政策のうち、いじめ対策以外で早期に実施したい政策は何か伺う

まだ事務方に話をする機会を得てはいませんがネウボラ、これはすでに取り組みを始めている自治体もあって、子どもの出生率が増えているという結果を得ているということも取り組まれた自治体の首長さんから聞かせていただきました。どのような取り組みができるのかも含めて、ぜひできることから取り組めないか、ネウボラについては私だけでなく公明党の会派の方々もいろいろとご意見を持ってこの制度について言及されているようですので、いろいろなところで協力して研究ができれば良いと思っているところです。

いずれにしても予算が関わってくる問題ですし、例えば少人数の学級をどのようにするのかという問題も、9月の議会が終わって予算議会までにどこから着手できるのかなどいろいろと事務方と検討し指示をしたいと考えています。

 

(26)財政状況が厳しい中で人口減少に向けた政策をどのように進めていくのか

税金で全ての事業を賄わなければならないとは思っていません。民間の力もお借りするなどいろいろな手法があると思います。全部税金で賄う事業であるということではなく、広くさまざまな所からの知恵を借りてやっていくのは可能だと思っていますし、また収入を上げていく仕組みにも知恵を絞っていかなければならないのではないかと思っています。

 

(27)郡市政をどのような市政としていきたいか

市長なのだからいろいろな力を持っているだろうと言われるかもしれませんが、私1人の力は弱いですし能力には限界もあります。また体力的にも1人で何役もできるわけではないと思います。それは職員の皆さんもそうですし、市民の皆さんも一人一人が自分の住む地域についていろいろとお考えになっていることを実感しましたので、ぜひご協力いただいて市民みんなで良い街をつくれるように、私たち市の当局は市民の皆さんの力を生かしていける種を大きく成長させられるような水やりをするですとか、肥料をやるなど、そういう意味で水にもなり肥料にもなり種にもなるという、これを市長もそうですし、職員、市民の皆さんもともにやっていければ良いなと思います。

 

(28)いじめ問題に対し具体的にまず何に取り組むのか伺う

まずは、立ち上がる3つの各委員会を迅速に進めていくことが求められていると思います。その上で先進のところに学んで条例をどのように作っていくのかが先の課題になると思います。