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更新日:2017年9月6日

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震災遺構として荒浜地区の住宅基礎の一部を保存します(質疑応答)

平成29年9月6日

 

(1)震災遺構として住宅基礎を保存する趣旨を伺う

昨日、私は震災遺構である旧荒浜小学校にオープン後初めて足を運ばせていただきました。昨日も多くの方々がお見えになっていて、被災したままの学校施設と、当時の状況がよく分かるような写真やビデオ、そしてかつてのにぎわいの街並みがジオラマで再現をされていた状況等も見させていただいて、改めて強くあのときの状況を認識したものです。加えて記憶の鐘モニュメントのあたりも歩きましたけれども、あの辺りに住宅の基礎部分が残っています。確かな生活の場がここにあったということを、訪れた方々にとってもより現実的なものとして受け止めていただける施設になるだろうと思っています。

この間これらを残すことについて、丁寧な協議を進めてきたようで、お住まいであった方々もそれならばということでご理解をいただきました。何も知らない方であれば、元からあの場所は何もなかったと思うかもしれませんし、どんなまちだったのか想像するのも難しいだろうと思いますが、それらがあることによって、より大災害の記憶というものが確実なものになると思いますし、防災についての意識も強まっていくのではないかと思います。極力手をかけずそのままの形で歩いていただくことが、何よりも訪れた方々の胸に迫るものになるのではないかと思います。

 

(2)住宅基礎の公開手法について伺う

やはりそれは間近で見られるようにしたいと思います。

(復興まちづくり課 東部再生担当課長)

詳細はこれからになりますが、外周はやはり立ち入り防止の柵をまわす形になるかと思いますが、中を散策できるような見学通路を設けて、なるべく近くで見られるようにしたいと考えています。

 

(3)遺構保存に係る工事費用と維持管理費はどの程度になるのか

(復興まちづくり課 東部再生担当課長)

どういった整備を行うのかの詳細はこれから検討することになります。費用関係もこれから検討するため、まだ積算を行っていません。

 

(4)完成後のイメージ図はあるのか

(復興まちづくり課 東部再生担当課長)

パースまでは今のところ予定していません。