更新日:2020年12月2日

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質疑応答(令和2年12月1日)

令和2年12月1日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

 

県内3病院の連携・統合について

Q1

11月26日に県内3病院(県立がんセンター・東北労災病院・仙台赤十字病院)の統合の関係で知事と会談されたと思うのですが、あの場でも少し伺ったのですけれども改めてどういった内容のお話をされたのかということと、それに対する郡市長の感想というか思ったことというのを教えていただけますでしょうか。

A1

26日に知事と40分ちょっとの時間でしたけれども、直接いろいろお話をさせていただきました。県立がんセンターをがんを総合的に診れる病院にしていくという方向性の下で、今、仙台市内にある仙台赤十字病院と東北労災病院との連携・統合あるいは移転というふうなことが話題になっている、協議をされているというふうにお聞きをしているところだけれども、市民の皆さま方そしてまた議会の皆さま方からも、ぜひこの件について仙台市として大変重要な医療機関であるということを鑑みて強く知事に申し入れを行ってもらいたいという要請も受けたところです。その思いも重く受け止めさせていただいて、私の方から、今、仙台市内にあるこの2つの病院について地域医療がこういう形で成り立っていますよ、あるいは地域の皆さんたちはこういう思いです、また医師会の方々もそれぞれこういう状況にあるということを私に託していただきましたものですから、そのことについても知事に訴えさせていただきました。そして何より今般のこの件では情報が全く表に出てきていないということもあって、市民の皆さんたち、県民の方々が不安に思っておられるということなのだと思います。ですから一刻も早く情報を開示してもらいたい旨、また仙台市としてもやはり議論の場に入れていただきたい旨を重ねてお願いをいたしたところでございます。
残念ながら、知事の方からは議論の場に入ることは難しい旨、そしてまた情報というのもそれぞれの病院の経営に関わることなのでまだ議論の途中であるということから開示は難しい旨、お話がございました。ただ私の思いについても理解いただけたと、このように思います。

 

Q2

その思いのところをもう少し教えてください。

A2

この間もお話をしておりましたし、市民の皆さま方からもいろいろご要請いただいております。仙台市にとっては救急医療の面あるいは周産期医療の面で大変大きな役割を担っていただいている病院です。そしてまた病院の機能と規模と立地によって、それに連なるように医師会の皆さま方含めた診療所、クリニック等々があるわけで、それぞれの患者さんの紹介などがどのように成り立っているのかも含めてこれはぜひ大切な病院であるということを分かってもらいたい、このことを強く申し上げたところです。

 

Q3

先週の定例記者会見でどういったことを聞くのですかとお尋ねしたときに、現状どうなっているのかという部分と、あともし統合が進むとしたら県として仙台医療圏の将来ビジョン、どういったものを持っているのかというのを聞きたいというふうにおっしゃっていたと思うのですが、そういった将来ビジョンの部分というのは納得のできるような答えというのは得られたのでしょうか。

A3

知事の方からは、仙台市には三次医療機関も含めてですけれども集積しているというふうなお話がございました。それはそのとおりだと思っておりますけれども、しかしこれは仙台にとっては人口が集中している、患者さんが多いということ、そしてまた交通アクセスの良さということもあって他の地域からも患者さんの搬送がしやすいという利点があるわけで、この点については知事の見解と私の見解は違っているなというふうに思います。そのことも申し上げたところです。

 

Q4

より具体的に言うと知事は会談の後の囲み取材の場で周産期医療に関しては仙台赤十字病院と東北大学病院と県立こども病院の3つが県内にはあるけれども、それが全て仙台にあるということを知事としてちょっと課題に感じているというような言葉もあったのですけれども、そちらに対する見解もお願いできますでしょうか。

A4

今も申し上げましたとおり、県立こども病院については県がこの地で病院を造るということで判断して仙台市内に設置をされたものでございます。それから東北大学病院についてもそうですし、仙台赤十字病院についてもここは高度な大変難しいお産等々含めて重要な役割を担っている病院だというふうに思います。しかしこれについても今申し上げましたとおり、アクセスの良さあるいはまた人口、患者さんが多いということを鑑みますと、ここに集中しているというふうなお考え、確かに形で見ればそうかもしれませんけれども、実際に患者さんがおりそしてまたそこに他の地域からも短時間で搬送も可能であるということ、二次医療機関と三次医療機関との連携というのが十分に果たせる、そういう位置関係にあるというふうに認識をしておりましてそこはちょっと知事と私は見解が違うというふうに先ほども申し上げたところです。知事にもこのことは申し上げました。

 

Q5

今まで伺ってきて現状についてもなかなか知事は明かせないというかまだ決まっていないのでというようなお話があって、情報開示もなかなかできない、協議にもなかなか入れられないというようなお話だったわけですけれども、今回のこの会談の意義というか、どの程度あったかということを教えてください。

A5

どの程度という程度の話はちょっと分かりませんけれども、ただ知事には私の話を理解していただいたものと思いますし、この間いろいろな方々から知事ご自身もご要請を受けていると思いますけれども、そういうお声というのを受け止めておられるというふうに思いますし、いろいろお考えではないかというふうに思います。そもそもこれは県立がんセンターのお話から始まっているわけですけれども、その他2つの病院のそれぞれの課題ということについても併せて議論をされているということですので、経営に関わっているところについてなかなか一般に開示しにくいというのもこれはある程度理解できるものだとは思っておりますが、しかしやはり地域医療に大変大きな影響が出てくるので、そこについては知事に何とか情報を都度都度出していただけるところは出していただきたい旨を重ねてお願いをしたところです。

 

Q6

26日の段階で、知事は我々にあくまでも3つ独立して(存続)という可能性もあれば、2つと1つで統合することもあれば、3つ一緒になるということもあるという、全く決まっていないのだというようなお話をされていたのですけれども、一方で昨日の(県知事の)会見でこのまま3つの病院が独立して存続するのであれば何の協議なのか分からないというようなお話をされてかなり統合に前向きなのかなというような言葉もあったのですけれども、そちらについてはどのように感じられますでしょうか。

A6

昨日の知事の会見の詳細を把握していないので、申し訳ありませんけれどもコメントは差し控えさせていただきます。しかし一般論でいえばそれぞれの病院の課題をお話し合いになって、ゆくゆくは人口減少を迎えていく中でどのように医療を市民、県民の皆さんたちに提供していくのかということについて議論をされているということを鑑みますと、知事のお気持ちはああそうなのかということを推し量ることはできますけれども、しかしながら経営上の問題だけで人の命というのは語れないと、このように思います。

 

Q7

この間(知事との)会談の後に市議会議員の方からも粘り強く要請してくれ、反対するようにというか現地存続を求めてほしいというような要望もあったかと思うのですが、郡市長としてこの後、この件に関してはどのような姿勢で臨んで、どういった行動をしていくかということを教えてください。

A7

どういう議論になっているのか詳細が全く分からない中でどうすべきだということを、しかも経営母体がさまざまある中で部外者であるとも言えるところで言えることというのは限られているのだと思います。しかし先ほども申し上げましたけれども、市民、県民の医療ですから、そこは県がそのような形でこの議論をスタートされたのですから、ぜひ県が責任を持って市民、県民の不安にしっかりと答えるような、そういう状況を作っていただきたいということに尽きるのではないかしらと私は思っております。

 

 

仙台城跡整備基本計画について

Q8

仙台城大手門の復元に関してなのですが、今回仙台城跡整備基本計画で復元を目指すその具体的スケジュールというのが入ってきたのですけれども、こちらに関して市長の重点施策の中の一つにも入っていたかなと思うのですが、まずちょっとその所感についてお伺いできますでしょうか。

A8

ようやくここに来て仙台城跡の整備基本計画の中間案ということを発表できたというのは大変うれしく思います。今回の中間案は大きく2つのポイントがございまして、1つは平成17年に作られた現整備基本計画で大手門の復元の方向性は示されていましたけれども何ら具体的なところは進めることができなかったわけです。しかし今回はこの大手門を復元するための調査について発掘調査の計画をしっかりと明記したということ、このことは大手門の復元に具体的なスタートを切れるということが大きいというふうに思っておりますし、もう1つは仙台城跡というのは史跡として石垣ですとか土塁ですとかそれから登城路などきれいに残っている貴重なものになっているのですけれども、しかし残念ながらうっそうといろいろな木々が生えておりまして、市街地からあそこに仙台城があったのですよというふうな眺望もよく分かりませんし、また本丸の跡から市街地を見下ろしてというところでもいま一つそのイメージというのが湧かないところがあったと思うのです。それを修景、景観を整えていくということ、このことを掲げたこと、(市街地から見た城郭らしい姿と本丸跡からの眺望を合わせた)政宗ビュー、これが大きいというふうに認識をしておりまして、仙台市民にとって心のふるさとというのでしょうか、大切なところというのをより鮮明に描くこと、復元することになるなと思って、私自身もとてもうれしくわくわくしているところです。

 

Q9

整備計画の中では、発掘調査ということで一部交通規制をしてというところもあってちょっとなかなか周りの理解を得るのは難しいところもあるのかなと思うのですけれども、ここについてはいかがですか。

A9

確かに市道の機能の代替というのが大きな課題でございました。それでなかなか難しいなというふうに思っておりましたが、地下鉄の東西線開業後の交通量を把握するために昨年度交通量調査を行ったところ全体的な交通量は減少していたということでございまして、交差点の対策などこれは一部必要になるところがあるとはいえ十分に可能ではないかということ、ただ影響が全くないとはならないものですから周辺の関係する機関あるいはまた地域の住民の方々等のご理解も得ていく必要があるというふうに思っておりますので、その辺しっかりと調整を図っていくということであります。

(文化財課長)

交通量の調査の内容についてお知らせいたします。今回の整備計画の検討に当たりまして基礎資料を得るため交通量調査を昨年度実施しております。市道仙台城跡線を通行止めにした場合に主要な代替ルートとして川内から東北大学青葉山キャンパスを抜けるルート(通称大学ルートと申し上げさせていただきますが)を想定した場合、その主な交差点において交差点での車両の処理が可能であるかを検証いたしましたところ、一部の交差点で右折レーン等の延長などの交差点改良工事が必要ではあるものの渋滞発生の指標となる交差点需要率、交通容量比ともに基準値を下回り、交差点処理が可能との結果を得ておりました。これは地下鉄東西線の開業や八木山地区と国道286号線をつなぐ都市計画道路の整備などにより仙台城跡線や東北大学近辺の交通量が減少していることも影響していると考えられるものであります。

 

Q10

基準値を下回るというふうにおっしゃっていましたけれども、どれぐらい下回ったのかというその割合について教えていただけますか。

A10

(文化財課長)

交差点需要率というのは交差点全体として交通処理可能かを示す指標でありまして、0.9以上だと渋滞が発生するというふうに言われております。これにつきましては交差点需要率が0.4から0.7でございました。また交通容量比、これは車線ごとに青信号の時間内で交通処理可能かを示す指標でございまして、1.0以上であると渋滞が起こると言われております。これについては0.1から0.9の範囲に収まっておりました。

 

Q11

先ほどの(交通量)調査結果も含めて市道の話を聞かせていただいたのですけれども、そうするとだいぶ先ですけれども大手門復元の暁には、今の仙台城跡線の道路はいわゆる車両通行止めというような形になるというイメージでよろしいのでしょうか。

A11

大手門の復元までにはまだ随分と時間も必要でございます。まずは発掘調査を経て、そしてもしこの道路が使えなくなったときにはどういうふうになっていくのかということも含めて調整をしっかりとしていくということになろうかと思います。これは復元した暁、そこの道路は歩いてしか通れないものになるのか車は通れるのかということについては、あの門で両方通行でいくというのはかなり厳しい状況になると思いますのでその辺はいろいろな工夫が出てくるのだろうなというふうに思います。全く徒歩でしか行けないことにするのかあるいは一方通行にするのか、その辺もこれからまさに復元に向けての発掘調査も含めてスタートを切ったところですのでこれから詳細出てくるというふうに思います。

 

Q12

今公表されている整備基本計画案は最終年度が2038年度というふうになっていると思います。普通に考えればその時期が(大手門の)完成時期かと思うのですけれども、その手前に政宗公の没後400年という大きな節目があるかと思うのですが、大手門の復元の時期ですね、ちょっと先の話にはなりますけれども、市長の意気込みも含めていつ頃に完成させたいというふうにお考えか改めてお聞かせください。

A12

まだ具体的にスタートを切るということを皆さま方にお示しをしてこれからいろいろと時を重ねていくことになりますけれども、できれば(政宗公の)没後400年に間に合えばいいのですけれどもこれもいろいろな方々が関係してくるお話です。調整が整えばそのときにはということになるのかなと。しかしいろいろなことがありましょうから、今ここでこのときまでに必ずというふうに申し上げることは難しいけれども、気持ちとしてはそうなるように皆さん、市民の方々(から)も応援をいただけるようになるといいなというふうに思います。

 

 

ベガルタ仙台社長交代について

Q13

ベガルタ仙台についてお伺いします。先週社長が任期途中で退任ということになりました。また新社長が内定したということについてコメントもいただいているかと思うのですけれども、まずこの受け止めをお願いいたします。

A13

先月27日になりますが、取締役会の場で菊池社長が退任、辞任という重い決断をされたわけでございます。菊池社長におかれては、この間厳しい経営を立て直そうとご努力もされてきたのだと思いますけれども、選手の不祥事ということもございまして、またコロナ禍でなかなか収入が上がらないという、こういうところの責任もお感じになって、それからまた成績の不振ということもございましたでしょう。それらを判断された上でご自身の辞任、退任を決断された、このことは大変重く受け止めるところです。そして取締役会の中で次の社長としてベガルタの市民後援会の理事長を務められている佐々木知広氏ということが内定をしたわけでございます。
私自身も仙台のまちにとってベガルタ仙台がどういうふうにあるかということについてはサポーターの一人としても大変心配をしながら見させていただいてきたわけですけれども、ぜひここは一新をした上で市民クラブとしてベガルタ仙台がこれからもJ1で活動できるようにしっかりと対応し、引っ張っていっていただきたいというふうに期待を寄せているところでございます。

 

Q14

一方で経営の問題なのですけれども、市は出資者の一部でもあるのですけれども、これについて出資者として何か働き掛けをするようなご予定、この経営問題についてご意見等ありましたらお願いいたします。

A14

もう既に10月の段階だったでしょうか。ベガルタ仙台側から(ユアテックスタジアム仙台の)施設使用料についての減免等々依頼を受けているところです。一部やはりそれについては考えていかねばならないということで検討をしているものです。いずれにいたしましても藤本副市長が取締役で入っております。経営の問題というのは大きなところがございます。債務超過、今年はJ1に残れる状況ではありますけれども来年は厳しい状況にもなるのだろうというふうに認識をしておりまして、それぞれ何ができるのかあるいはスポンサーの獲得に向けて私もいろいろなところに行かなくちゃいけない場面も出てくるであろうなというふうに、そんなふうに思ってはおります。

 

Q15

本拠地(ユアテックスタジアム仙台)の使用料の減免とかというお話も直近ではあると思うのですが、市議会の中ではあそこの本拠地周辺、七北田公園をこの際ボールパーク化してはどうかというアイデアも出ています。今本拠地のスタジアムもそろそろ改修という時期も来るのかなと、タイミングも非常にいいのかなと思うのですが、今後ベガルタ仙台側からそのような構想というかあるいはそういう将来ビジョンについて市側に提案があった場合に、どのような支援が可能かというのを現時点で市長の思いも含めてお考えをお聞かせいただければと思います。

A15

現時点では社長が交代される、そしてまたそこで新しい経営ビジョンなりなんなりが示されることになると思います。それに歩調を合わせながらいろいろご相談には乗っていきたいというふうに思います。

 

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q16

政府が年末年始を安心して過ごすために(新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策を呼び掛けている)「勝負の3週間」というのが始まっています。これについての市長の受け止めをお願いします。

A16

確かに他の地域では(新型コロナウイルス感染症の)患者の数が急増しておりますし医療機関でもクラスターが発生しているところなどもあって、かなり逼迫(ひっぱく)した状況になっているというふうにも聞いております。そこで政府としてもそのようなことを発信されたのだというふうに思います。
宮城、仙台の状況はそれではどうかということになりますと、確かに患者さんは連日確認されているところでございますが、今新たにまた宿泊療養施設も床数を増やしました。昨日知事の方からも発表があったかと思いますけれどもホテルでの療養施設を新たに200床作るということで動いております。また重症者を受け入れる病床数についてもそれぞれの医療機関にもう少し増やすことをお願いしそれぞれ対応している状況です。現時点で仙台がそういう状況、大変逼迫(ひっぱく)しているのでいろいろな意味で行動制限をお願いするという状況には知事もないというふうにおっしゃったと思いますけれども、私もそうだというふうに思っております。ただ年末年始はやはり人の移動も多くなりましょうし、それぞれ皆さんたちが感染防止対策、予防対策をしっかりと取っていただいて自覚を持って行動していただきたいと、そのように思います。

 

Q17

この中で政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が感染拡大地域との往来の自粛も要請を政府にはされていました。感染拡大地域との往来については市長としてはどのような考えをお持ちでしょうか。

A17

東京、名古屋、大阪、札幌というようなところがかなり厳しい状況になっているのは承知をしております。感染を広げないために移動の自粛をというふうなことをお考えになっていらっしゃる方々がいらっしゃるのも事実だと思います。しかし今の段階で(仙台に)来るなというふうなことを申し上げることはもう少し慎重にするべきではないかなというふうにも思うところです。とにかくこれは皆さんがしっかりと感染対策を取っていただくということに尽きるのだと思います。しかも仙台の地下鉄もそうですけれども、電車の中で感染が広がったですとかタクシーの中で感染が広がったですとかそういうことはこの間はないというふうに思っております。皆さんで集まって飲食をする場合に感染が広がるということで今までの経過、それからあと介護施設等々での対応等々があるようですけれども、必ずしも移動の制限を、感染予防のためにそれが必要だというところではやはりないのではないかと私は思っているところです。

 

Q18

政府がこういった要請をされてから秋保であったり作並の旅館も少しずつ空きが見られるようになってきました。こういう経済への自粛ムードの影響というのは市長はどう考えていらっしゃいますでしょうか。

A18

もう本当に一筋縄ではいかないのですね、この感染拡大を防止するのと経済を回していくというのは。それは皆さんも本当に実感をされていると思います。しかしこのままでは新型コロナウイルス感染症から命を守ることと経済での事業者の方々の暮らし、それがまた命につながっていくとすれば、これは皆さん、知恵を出し合って絞り合って何とか両立をうまい具合に図りながら乗り切っていくということ、このことをお願いしたいというふうに思っております。事業者の方もそうですし一般市民の方々、県民の方々も感染防止対策、拡大予防をした上で、それぞれ新しい生活様式の下で1つずつ、少しずついろいろな活動をしていっていただきたいというふうに思います。

 

Q19

この自粛ムード、自粛ムードまではいかないかもしれないのですけれども、市長としてはこの自粛が広がっているという、何かこれは経済の懸念、心配みたいなものはあるのでしょうか。

A19

現実にやはり爆発的な感染になっていると言える他の地域の状況が連日報じられるところでありますし、そしてまたクラスターのところは少し収まってきているところですけれども、ぽつぽつと感染者の発表があるたびに誰しもが自分が感染したくない、自分の愛する家族、大切な人が感染するのは嫌だというふうな気持ち、それを持たれるのはそのとおりだと思います。しかしながらこの新型コロナウイルス、これまでの知見が積み重なってきたところ、もうずっと言われていることですけれども、3密を避けるということ、それからまた飛沫(ひまつ)防止を徹底するということ、そして今冬場ですから大変ですけれども換気をしっかりするということなどなど、もちろん手指消毒もそうですけれども、こういう対策を取って正しく恐れて正しく行動してもらいたいと、このように言うほかないですね。仙台市としてもさまざまな広報活動もさせていただいておりますし、こういうことはできますよというチラシ(地域活動の手引き)なども作って町内会長さんのところにも送付させていただいたりもしています。それらを見た上でさまざまな情報を得てご自分の安心・安全を守りながら行動していただきたいというふうに思います。

 

Q20

今月18日からSENDAI光のページェントが始まると思います。県内外から200万人が訪れる大規模なイベントです。これに対して市長はどういうふうな所感をお持ちでしょうか。

A20

これは今回SENDAI光のページェント実行委員会の方々が感染拡大防止のためにさまざまな工夫を凝らして仙台の街から灯を消さないという思いで取り組まれているものです。プレイベントとして、先週末土曜日日曜日と勾当台公園市民広場でイベントが開催されました。そういう意味では大勢の方々が一度にわっと集まるということはなくても仙台のこの光のページェントを市民の皆さんたちにできることをやりながら楽しんでもらおうというものだと思います。全国各地から大勢の皆さんたちにおいでいただきたいということを私は申し上げるものではありませんし、市民の皆さんたちが愛してやまない光のページェントについては、実行委員会の皆さんたちのお取り組みにのっとった上でお楽しみをいただきたいなというふうに思います。

 

 

音楽ホール・市民会館・戦災復興記念館について

Q21

仙台市民会館の件でお伺いしたいのですけれども、老朽化に伴って今後廃止も含めて検討に入っているということだったのですけれども、これについての受け止めをお願いします。

A21

今回音楽ホールを建設するに当たって改めてホールの需要調査、予想を調査させていただいた中で、市民会館につきましては年数もたっているということ、それからまた大ホールと小ホールを同時に使えないという難点があって、これを改善していくには相当な費用が生じるということなどございまして、新しい音楽ホールができればその機能は吸収し得るということの方向性を示したものでございます。必ずしも廃止ということではないというふうにご理解いただきたいと思います。その方向でこれから本格的にいろいろやっていかなくちゃいけないということです。

 

Q22

併せて戦災復興記念館の今後の展示とかそういったようなことは(どのようにお考えですか)。

A22

今回の需要調査の中で同じように戦災復興記念館のホールについて今後どのように考えていくのかという整理を方向性として示したものでございます。しかしあの戦災復興記念館は7月10日の仙台空襲を含めて市民の皆さま方が語り部活動を続けられる拠点であったり、あるいは戦災の大切な資料等々も保有しているところでございます。それらはホールの需要としてはそういうふうなことが考えられるねということになりましたけれども、それらの持っている機能というのでしょうか役割というのでしょうか、これは重要だというふうに認識をしておりまして、別途しっかり検討していくべきものと認識をしております。

 

Q23

新音楽ホールの件についてなのですけれども、候補地、有力候補などという報道も出ておりますが、今現在どういった状況にあるのか、そちら市長のお言葉から状況をお知らせいただけますでしょうか。

A23

地元紙で報道があった青葉山交流広場ということですけれども、このエリアというのはもともと検討懇話会で出されていた9つの候補地の1つでございます。その上であの地域は国際センターがありまた博物館があり、そして県美術館がそのままそこで存続をするということになりました。それから青葉山公園そして先ほども話があった仙台城跡など、本当にさまざまな歴史的な文化的な交流施設が集積している地域だというふうに思っております。またこの青葉山公園については公園センターの整備も進めているところでございます。仙台城跡につきましても先ほども話題になりました市民の皆さま方の関心の高い大手門も含めて、整備基本計画を取りまとめている段階でございます。文化的な価値がさらに高まってくるエリアになるだろうなというふうに考えておりまして、音楽ホールの整備の候補地としても大変魅力あるエリアの一つであるというふうに認識をしています。

 

Q24

こちらについては現段階では今の話ですとあくまで候補地だということかと思いますけれども、いつをめどに、いろいろとあるかと思うのですけれども、年内だったり次の年明けの議会であったり、いつぐらいまでに候補地といいますか、ここに建てるという方向で進めるというような明確な次のステップに進むのか教えてください。

A24

この音楽ホールについても市民の皆さま方のご関心が大変高いものでございます。私も度々会見の場でも議会の場でも申し上げてもまいりましたが、やはり今年度中には基本構想に着手できるように立地場所につきましても判断をしていきたいと、このように考えています。

 

 

地下鉄東西線開業5周年

Q25

12月6日に地下鉄東西線が開業して5周年を迎えます。この間直近、本年度は厳しい状況ですけれども、4年目ぐらいまでは順調に利用者(数)も伸びまして、かなりまちづくりに大きな影響を果たしてきたと思うのですけれども、その辺まちづくりに果たした役割につきましてご見解をお願いいたします。

A25

市政だよりの12月号の表紙は地下鉄東西線の政宗の三日月を模した車両の写真で始まりました。(開業から)丸5年ということです。今般のこのコロナ禍で大変厳しい状況が生じてはいますけれども、順調に市民の皆さま方の貴重な移動手段として愛されてきているというふうに思っておりますし、そしてまた周辺地域にそれぞれまちが集積もしてきていて、そういう意味では大変都市機能を充実していく上で大きな役割も担い、市民の皆さま方にも愛されているというふうに認識をいたします。東西、東の新しいまちが随分と発展をしてまいりましたし、西の起点までの間に大学等々もあって学生さんたちにも利用されておりますし、また動物園があってここもまた多くの方々に地下鉄の駅と直結した動物園を楽しんでいただいているというふうに思います。東日本大震災の後、心配をされる中で工事が進められて開業し5年たったなということでこれもまた感慨深いと思いますし、奥山前市長もきっとこの5周年を喜ばれるのではないでしょうか。

 

 

集団移転跡地利活用事業者の撤退について

Q26

荒浜地区の集団移転の跡地の開発に関してなのですけれども、このほど事業者さんが事実上撤退するということになりました。新型コロナウイルスによって資金調達が困難になったということですが、非常に残念なことではあると思うのですが、市としてまずはこの撤退をどう受け止められているのか、今回の資金面での計画を市が認めたというのが若干甘かったというような認識というのはございますでしょうか。

A26

まず最後の(認識が)甘かったかということについてですけれども、これは事業者の方々の計画を含めて大変当初からこの利活用の目的にかなってそしてまた事業としても成り立つものであったろうというふうに期待を寄せていたものでございます。今般のコロナ禍がなければいろいろなことができたのだろうなと大変残念に思っております。あの防災集団移転跡地の利活用につきましてはドッグランが既にオープンをいたしましたし、また来春には観光果樹園もオープンいたします。それからまたもう少し南の方に行けば大変楽しめる温泉施設もある集合施設の起工もあったということで、私も参加させていただきましたけれども、期待は大きいものがあります。そういう中で今般かなり広い面積を使ってのスポーツ施設ということでお取り組みのご計画だったわけですけれども、残念ながら資金のめどがつかないということで諦めらめられたということでございました。残念な報告を私も受けたわけですけれども、ここはまた新たに募集をさせていただいて次なる利活用、そしてまた新たなにぎわいが戻ってくるような計画をぜひ多くの皆さま方に出していただけるようにお願いをしたいというふうに思います。

 

Q27

確かにこれで12月下旬からまた(跡地利活用事業者の)公募をかけるということになりますが、今後の審査において今回のことを教訓にして資金面の計画をしっかりしているかというところも今後の選定に当たっては重要な項目になってくるのでしょうか。

A27

今回12月に再募集をさせていただくのは今回かなり広い面積だったのですね。いろいろな構想がそのようになっていて、広い面積が必要だということでいったん認定をしたわけでしたけれども、今回はなかなかそういう広大な土地を1つの事業所さんでやっていただけるかどうかということについては少し慎重といいましょうか、もう少し区分けをして募集する方がいいのかなということもあり、ちょっと区画を区切る方向で検討しているところです。最終的には公募のお願いをさせていただくときに明らかにさせていただこうというふうに思います。

 

 

仙台市長 郡 和子