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更新日:2021年4月7日

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「まん延防止等重点措置」の適用について(所感)

令和3年4月6日

 

 

昨日から本市は法に基づく「まん延防止等重点措置」の重点区域に指定されています。期間は5月5日までです。市内では3月の半ばから感染が急拡大し、入院患者の増加に伴って医療体制が逼迫(ひっぱく)しており、危機的な状況にあります。

今回の重点区域指定を受けて、飲食店の皆さまには新たな営業時間の短縮の協力要請を行っております。この度の要請につきましては主なポイントが3点あります。1つ目は時短要請の対象施設についてであります。これまで酒類を提供する飲食店などに限定しておりましたが、この範囲を拡大し、食品衛生法上の営業許可を取得しているすべての飲食店が対象となります。2つ目は営業時間についてです。これまでの午後9時までを1時間繰り上げまして午後8時までとするとともに、酒類は午前11時から午後7時までの提供となります。そして3つ目です。飲食店から店舗利用者への対応として、マスクの着用などの感染防止措置の周知やそれを実施しない者の入場を禁止することなど法令に基づいた要請を行っています。

この間、県・市独自の緊急事態宣言の発令、酒類を提供する飲食店への営業時間短縮要請など、市民の皆さま、事業者の皆さまに多くご協力をいただいてまいりましたが、これまでよりも厳しい要請となっております。大変心苦しいところでありますけれども、今回の重点措置の期間内に何としても市内の感染を抑え込んでいかなければなりません。すべての市民の皆さまにおかれましては強い危機感を継続してください。ワクチンの接種が本格化するまでにはなお時間を要する見込みです。ご自身ができる感染防止のための行動を取ってください。この街の医療崩壊を回避し、市民の皆さまの命と健康を守るためです。感染状況の収束というのが必要ですので、皆さま方のお取り組みのみならず、何よりも私達一人ひとりの行動が重要だということでぜひ事業者の皆さま方には最大限のご協力をお願いいたします。

 

仙台市長 郡 和子