ページID:62673

更新日:2022年7月21日

ここから本文です。

新型コロナウイルスの感染状況について(質疑応答)

令和4年7月20日

 

質疑応答の内容

Q1

新型コロナウイルス感染症の市内の感染状況について、先ほど市長が読み上げの中で本日の公表1,200人台ということでよろしいでしょうか。

A1

1,200人を超えるということでございます。

 

Q2

1日当たりの新規感染者数が大幅に更新されることになるのですけれども、この1,200という数字に関しての受け止めをお願いします。

A2

これまで最高でしたのが2月9日の628人でございました。これは第6波のピークだったところですけれども、それをはるかに超える、2倍近くになるおそれもあると見込んでおりまして、全国的に見ても増加傾向になっている中で本市も同様にかなり急激な波だなと捉えているところです。まだ今日の見込みだけですからこれから先どのようになっていくのか、休み明けということもあったかとは思いますので、どうなっていくのか注視しなくてはいけないと思っています。

 

Q3

おとといまで3連休ということもあったのですけれども、この増えた要因についてどのようにお受け止めになっていらっしゃいますか。

A3

先ほども少し申し上げましたけれども、BA.5系統(のオミクロン株)への置き換わりも進んでいるということ、それからまたワクチン接種については一定期間が過ぎたことによる免疫効果の減衰というのもあるかもしれませんし、冷房を使っているお部屋で換気がなかなかうまくいかないというような、そういうことを挙げられる方もおいでです。いろいろ複合的なこともあってこういう数字になっているのだろうと思います。

 

Q4

これに関して明日から夏休みということもあります。行動制限の影響というのはどのようにお受け止めになっていますか。

A4

今のところ今日の数字を、今見通しについて申し上げたところですけれども、現段階では行動制限までは必要はないのではないかと思いますけれども、いずれにいたしましても、これからしばらくは動向を見ていく必要があると思います。既に(診療)検査医療機関では受診がしにくくなる状況になっているということもありますし、このまま感染者の方が増えていけば、リスクをお持ちになっている方々への感染の予防というのも難しくなってきましょうし、また医療機関でも大変厳しい状況が生じてくるだろうと見ています。

 

Q5

来月に入りますと、頭に仙台・七夕まつりを控えていますけれども、こういったイベントへの影響というのはどのようにお考えでしょうか。

A5

ですので重ねてまたお願いを申し上げますけれども、ワクチンの接種につきましてはどうぞ速やかにしていただけるとありがたく思いますし、そしてまた基本的な感染防止対策、このさらなる徹底をお願いしたいと思います。それから少し体調の変化をお感じになっていらっしゃる方がいらっしゃったらば、その場合は予定があったとしてもそれをキャンセルしていただいたり、あるいはまた早めに医療機関を受診していただくなどしてください。お願いをいたします。

 

Q6

4回目ワクチンの対象者なのですけれども、今医療従事者とか高齢者施設の職員が(対象から)外れていますが、改めて市長から国の方に呼びかけるご予定とかあったりしますか。

A6

既に本市としても、全国市長会などを通じまして国に要請を行ってきております。4回目の接種の対象の拡大についても、そのような方向で正式に決定がされればすぐさま対応できるように、(市)医師会や高齢者施設の団体を通じて周知をし、速やかに接種ができるようにしっかりと対応してまいりたいと思います。

 

Q7

今この(新規感染者数の)数字、かなり跳ね上がって今月に入り増加している状況ですけれども、先週も聞きましたが市長は第7波の入り口だと先週は言っていましたが、この状況は今どう見ているでしょうか。

A7

やはりその第7波に入った、他の感染が拡大している地域と同様に第7波に入った、その中にいるというふうに思います。

 

Q8

先ほどの質問の中に(行動)制限の話がありましたけれども、今(行動)制限をする必要はないと見ている、その理由は何でしょうか。

A8

現段階で入院される方、また重症化する方、お亡くなりになる方、そういうところを見ましても、まだそういう状況ではないかなと思います。ただ今後の動きによっては、やはり厳しい状況が現れてくれば、それは何らか考えなくてはいけない局面もあるかもしれません。できるだけそうならないように、改めて私からも皆さま方に市民の方々にお願いをさせていただきたい思いで今日お話をさせていただいております。

 

Q9

先ほど仙台・七夕まつりの話が少し出たのですが、今年仙台・七夕まつりが3年ぶりに有観客での花火が予定されています。この状況が続く中で、そういった本当に大勢の方が街中に集まる花火とかそういったイベントの開催の是非についてはどのようにお考えでしょうか。

A9

花火については屋外ということもありますけれども、皆さま方には適切なマスクの着用をしていただき、そしてまた大きな声を発するというふうなことは避けていただきながら楽しんでいただければとも思うところです。いずれにいたしましても、今日の見込み人数を先ほど申し上げましたけれども、これから数日状況を見ていかなくてはいけないだろうと思っています。

 

Q10

今の話、今後の動きを見て厳しい状況なら考えなければいけない局面があるというお話があったと思うのですが、今後この数字が1,200、さらにどんどん増えていった場合、しかも病床の方がもうひっ迫していった場合なのですが、その場合は例えば仙台・七夕まつりの縮小ですとかそういったものも考えなくてはいけない局面があるということですか。

A10

どうでしょうか。今現在、陽性が判明した皆さま方も比較的軽症の方々が多いと聞いているところです。この皆さんたちが重症化してくるですとか、用意された病床が埋まってしまうですとか、そういうような状況になればやはり必要な措置を取らねばならないかもしれませんけれども、今のところそういう状況ではまだないと見ているところです。

 

Q11

先ほど(診療)検査の医療機関でもなかなか受診しづらくなっている状況が出てきているというお話もありました。そこで市として何か具体的に方策というのは考えていることはあるのでしょうか。

A11

今、(診療)検査医療機関を担っていただいているクリニックの皆さんたちがいらっしゃるのですけれども、またPCR検査については本市でも出張してご自宅で検体を取るということもさせていただいております。さらに必要とあれば、考えていかなくてはいけないのじゃないでしょうか。まだそこまでには至っていないということです。

 

Q12

こういう状況になってくると保健所の体制もかなり厳しくなってくるのかなと思うのですけれども、全庁の現在の状況をお聞きしたいのですが。

A12

今応援体制をさらに増やしながら対応するということでありますけれども、今まで効率化、集約化も進めてまいりました。それから外部人材の活用などもさせていただいていたり、あるいは業務委託などで職員の負担の軽減についても図ってきたところでありますけれども、これだけ増えてまいりますと、保健所業務に関してはやはり厳しいというふうに認識をしております。今、必要に応じて応援の要請を各全庁にお願いしているところでございますけれども、今後の状況を見ながらということになろうかと思います。

 

Q13

応援体制、何人ぐらいの応援を(出していますか)。

A13

(保健所副所長)

具体的な応援(体制)の人数なのですけれども、日に日に変わっていることもあって具体的に何人という数字は今日は持っていない状態でございます。

 

Q14

例えば何人規模とか、そういうのも言えないですか。

A14

(保健所副所長)

前には何人規模ということで新型コロナウイルス感染症業務に関する保健所以外の業務を含めて全庁応援(体制)ということもあったのですけれども、保健所の業務について何人規模というような形で数字はちょっとありませんで、日に日に日替わりの応援(勤務)だとか、あとは中期の応援(勤務)だとかが交代交代で今応援(勤務)をもらっているような状況でございます。

 

Q15

先ほど市長は夏休みを利用してのワクチン接種の検討をということでしたけれども、若い世代の接種率は低いとお感じになっているのでしょうか。

A15

確かに3回目をちゅうちょされている若い方々も少なくないと思っています。ご高齢の皆さんたちはほとんど受けられて4回目の接種も順調に進んでいるところですけれども、やはり若年層の皆さま方に接種を勧めていく必要があろうかと思って、先ほど申し上げたところです。