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更新日:2022年8月10日

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「青葉山エリア文化観光交流ビジョン検討懇話会」および「国際センター駅北地区複合施設基本構想に関する懇話会」を開催します(質疑応答)

令和4年8月9日

 

質疑応答の内容

Q1

青葉山エリア文化観光交流ビジョン(検討懇話会)なのですけれども、先ほどおっしゃった中で回遊性というお話がありました。青葉山エリアの魅力、価値を高めるということももちろん重要ですけれども、定禅寺通や一番町、(仙台)駅前、そういったところとどういうふうに回遊性を持たせるかということも重要になってくると思います。その点については議題に入ってくるのでしょうか。

A1

そればかりではなく、青葉山エリア全体の回遊性という意味も含めていろいろと議論していただく予定でございます。

 

Q2

まずは青葉山エリア全体ということで、他の地域、エリアとの回遊性、仙台の中心部、全体の回遊性、その点についてはどのようにお考えになるのでしょうか。

A2

青葉山エリアというのは、仙台市の中心部からほど近いところに位置しているところです。そしてそこでさまざまなプロジェクトが今進められているところであり、もともと仙台の始まりの地、豊かな自然もあるという、文化、芸術、学術の拠点でもある、この魅力をさらに高めていって、仙台市全体の交流人口の拡大にもつなげていく、そのような構想を持っているところです。そのために議論を進めていただきたいと考えております。

 

Q3

複合施設の方なのですけれども、音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点の複合施設、ようやく何か動き出すなという印象を受けるのですけれども、いろいろ曲折ある中で、コロナ禍でなかなか進められないことが、巨大プロジェクトが動き始める、その点についての意義を改めてお伺いしたいのですが。

A3

今年1月に音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点を複合施設として青葉山交流広場に整備するという方針を発表させていただいたところです。そして、以来、どのように基本構想をまとめていくのかということについて、どういう方々に議論をいただいていくべきなのか、この間、準備を重ねてきたところです。少し時間はかかりましたけれども、9月7日に1回目の懇話会を開催する運びとなりました。市民の皆さま方が長年にわたって待ち望んでいる施設、そしてまた仙台の新たなシンボルにもなる施設と考えております。いよいよ基本構想の策定に向けて動き出すということについては、私自身も大変身の引き締まる思いで今いるところです。

 

Q4

エリアビジョンと基本構想に関する懇話会、それぞれの人選について、どういう狙いを持って進めたか、選んだか、そのあたりをお伺いしたいのですが。

A4

まず交流ビジョンの懇話会のメンバー、委員の皆さま方ですけれども、このエリアの各種施設、資源の活用ですとか交流拡大の方策について知見を有している方ということ、それからまた仙台市にとって特別なエリアである(青葉山エリア)の議論をしていただくのにふさわしい方、また今般のこの議論をするに当たって、過去に検討が行われてきた地下鉄国際センター駅周辺整備に関する懇話会、それからまた青葉山交流センターの整備に関する懇話会、これらの議論にも加わっていただいた方々も参画いただきたいと考えました。さらには新たな発想というのでしょうか、既成概念にとらわれない、国内外のまちづくりの先進事例にもお詳しい方ということで、今回の委員の皆さま方にお願いすることとしたところです。それから複合施設の方の懇話会のメンバーの皆さま方ですけれども、これは既に皆さんもご承知のとおり、音楽ホールについてご議論をいただきまして、そしてその報告書を私自身も受け取っております。また(中心部)震災メモリアル拠点もそうですけれども、それぞれ議論があったところでございまして、その皆さま方には引き続き、全員ということではありませんけれども、主立った方々に参加をいただいた上に、それに加えて、文化、芸術、歴史、まちづくり、経済など、さまざまな分野に精通している方を選定させていただいたところです。私も今ちゃんと言えたかどうか、今回のこの複合施設については、それぞれの施設についていろいろ議論をいただいて報告書を受け取っているわけですけれども、そのときの議論の中心におられた方々や、加えて、文化、芸術、歴史、まちづくり、経済など、さまざまな分野に精通された方、この方々をメンバーに選定させていただいたところです。委員の皆さま方には、これまでの議論に加えて、複合ということになりますから、新たな視点を盛り込んだ上で、どのような形を目指すべきなのかということ、活発にご議論いただけるものと期待をしているところです。

 

Q5

複合施設の方の懇話会で、今回初めて仙台市の事業に関わるような方というとどういった方になるのでしょうか。

A5

これはそれぞれ、この間もさまざまなところでお力添えをいただいていた方々と思いますけれども。

(文化企画推進担当課長)

まず音楽ホールの関係者ということでお答えをいたしますが、初めて携わっていただく方といたしましては、(東京文化会館の)梶事業企画課長様、それから(仙台)商工会議所の今野専務理事様、それから尚絅学院大学の教授であります佐藤淳一先生、このお3人方でございます。

(震災メモリアル事業担当課長)

今回、複合施設の基本構想、初めて委員になられる方、(中心部震災)メモリアル(拠点)についてでございますけれども、東北大学の川内淳史さん、次に多摩美術大学の港千尋さん、それから株式会社巻組の渡邊享子さん、以上でございます。

 

Q6

先ほど市長がおっしゃっていらっしゃった国内外の先進事例についてお詳しい方というのは、この中でいうと東京文化会館の梶さんとかになるのでしょうか。それとも今おっしゃらなかった方の中にもいらっしゃるのでしょうか。国内外の先進事例ですとかそういうものに精通されている方も選ばれたというお話があったと思うのですが、その方々に当てはまるのはどなたになるのかなと。

A6

(文化企画推進担当課長)

日本大学の名誉教授の本杉先生がいらっしゃいます。この方は国内外の音楽ホールの設計にこれまでたくさん携われてきた方でございまして、こうした本杉先生、あるいは政策研究大学院大学の名誉教授であります垣内先生、この方は国内の文化政策に精通しておられる方でございますので、こうした方々をイメージいたしましてそのような形で考えていたところでございます。

 

Q7

今お話に出た政策研究大学院大学の垣内先生ですとか日本大学の本杉先生とかに直接お会いして、そういったビジョンですとか、こういうものがいいよみたいな話、意見交換したことというのはありますでしょうか。

A7

両委員とも本市の音楽ホールの検討懇話会のメンバーでいらっしゃいました。本杉先生には、さらにまた場を改めていろいろお話を伺う機会もございました。

 

Q8

これの中で引き続き携わってほしいということで、今回このメンバーに選ばれたという理解でよろしいですか。

A8

そうですね。それぞれのご議論の中心的な役割を果たしていただいた先生方にも入っていただき、今回、単一施設ではなく複合施設ということで、それぞれの共通するもの、あるいは単独で発信しなければならないもの含めてどういう施設が理想形になるのかということについて活発な議論をいただけるものと思います。まずはこの基本構想の策定に向けて、着実に議論を深めていただけるように努めてまいりたいと思います。

 

Q9

双方、懇話会が同時にスタートするということなのですけれども、双方の互換性といいますか、関係性についてどのように進めるのが妥当かというお考えをお聞かせください。

A9

この交流ビジョンの方は、まさに先ほど申し上げましたけれども、本市の新しいエリアの魅力を引き上げていくために活発なご議論をいただきたいと考えております。そういう意味合いでは、この(複合)施設も新たなそのエリアの中心的な核となる存在の一つでもあるわけです。そういう意味では、それぞれがどのようにコラボをして、響き合って、よりよいものになっていくのかというのは、もちろん(それぞれ)横目で見ながらということになるのでしょうか、そういう形になろうかと思います。

 

Q10

(複合)施設の方は来年度の年央まで(基本構想策定を)目指すということで、ここにちょっとタイムラグといいますかゴールがちょっとずれているということは、そういったことも勘案してというふうに受け止めてよろしいですか。

A10

そうですね。交流ビジョンの方は、それこそ今さまざまなエリアでそれぞれのエリアビジョンの策定を進めているところでもありますし、この(複合)施設についてはようやく基本構想に着手できるということでございますので、基本構想の前段階の検討に入るわけですから、そのタイムラグというのは致し方ないものとは思っております。