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更新日:2016年9月20日

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記者会見(発表内容以外の質疑応答の概要)

(1)先週末の青葉まつりで山鉾に乗った感想を伺う

昨年が雨で時代絵巻巡行が中止になっています。やはりあれだけの準備をしていますので天気が一番心配でしたが、幸い二日間とも雨の心配をすることなく迎え、過ごすことができたことは、私自身にとっても祭り日和でよかったというのが感想です。

山鉾は青葉通、定禅寺通を通るわけですが、改めて高いところから街の中を眺めると、山車の色合いやすずめたちの演舞の華やかさなどが、ケヤキ並木の緑に映えるというところに青葉まつりの青葉まつりたる特色があると思いますし、改めてこの時期にやるお祭りとしてはケヤキの青葉のバックが一番きれいだと思います。

そこに大勢の市民の方々がお出でくださって、今までで一番の人出ということで、市民の皆様と共にこの青葉の中で一緒ににぎやかにお祭り気分に浸ることができたのは、とてもうれしく思いました。

(2)人出が過去最高の93万人と聞いたが、青葉まつりがさらに成長し、ファンが増えていると思うが、いかがか

仙台というと城下町でありながらとても近代的な都市という印象を持たれる方が多いと思います。やはりその気持ちの中には城下町の歴史性というのが脈々と流れていると私自身は思っています。

それが華やかに発揮されるのがこの青葉まつりであろうと思っていまして、特にすずめ踊りのように小さい方からある程度ご年配の方までが一緒に踊ったり、観光客の方も手拍子を合わせたりといったにぎやかさがあふれ出てくるのは、このお祭りならではと改めて思いました。そうした活気が湧き出るお祭りとしてこれからも成長させていくことができればと思いました。

(3)アンパンマンこどもミュージアムは、経済状況が厳しい中で都市間競争を勝ち抜いて誘致に成功した。しかし地元の住民の中には反対意見もあるようだが、いかがか

あの地区は土地区画整理事業ということで長年事業が行われてきたという経緯があります。その中で街づくりにおけるいろいろな思いがある方がいらっしゃるわけです。そうした方々の気持ちの中には、今回のアンパンマンこどもミュージアムが自分たちの思ってきたものと、まだしっくりかみ合わないというお気持ちの方がいらっしゃるということは十分承知をしています。

ご意見も要望書という形でいただいています。やはり長年の経緯の中で今の街の状況がありますので、それら過去のことも踏まえつつ、仙台市としてきちんと住民の方々と向き合ってお話していくということが大事だと改めて思いました。

(4)要望書では市長と直接話をしたいという意向もあるようだが、いかがか

いつのタイミングになるのか、今はまだ申し上げられませんが、いろいろ課題を整理し、事務方としても仙台市こぞって各部局縦割りにならないように対応を考えているところですので、時機を見て私がお話し合いをさせていただくということもあろうかと思います。ただ、それがいつになるのかということは、現時点では判断できるところではないということです。

(5)粘り強く話をしていくということか

ご要望いただいている中には、駐車場に関する問題やこれからの駅東地区の街づくりに関するもの、地域コミュニティのあり方に関するものなど、市役所の部局でいえば都市整備局や市民局などいくつかの部局にまたがるようなお話があるようです。

それぞれの課題が縦割りにならないように、地域という共通の課題の中でご理解をいただけるような形を守りつつ、きちんとやっていきたいと思います。

(6)縦割りにならないようにと2度発言しているが、何か懸念があるのか

今縦割りになっているというよりは、今回お話がありました駐車場を中心とした中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例に基づく説明会があり、そこでいろいろなご意見がありました。

私が考えますには、駐車場の中高層建築物の部分に限っての説明会になりすぎていた結果、地域の方々からすると、その前提であるこの地域全体のあり様をどう考えているのか、その中のアンパンマンこどもミュージアムの位置付けなど、そういった大きな部分が伝わらないままにいきなり駐車場の話を出されてもというところがあったと思います。

そういったところは段取りの順番として、今回拙速であったと思っていますので、今後きちんとご納得いただけるような手順としてご説明していきたいという意味で申したということです。

(7)中高層建築物の関係ということは都市整備局が中心となっていたのか

中高層の建築物に関する住民の方々への説明は、建て主が行うことになっています。地域の方々のご理解としては、アンパンマンこどもミュージアムを誘致したのは仙台市なのだから、まず仙台市からここの街づくりとアンパンマンこどもミュージアムの関係をどう思っているのかという話があった上で、その後建て主から駐車場や交通計画などのお話があるのではないかと思っていたところに、順番が逆になったようなお話が来たので、これはいかがなものかという気持ちになられたという部分が強かったのではないかと、報告を聞いてそのように理解しました。

(8)粘り強くとのことだが、来年春オープンの予定を遅らせても粘り強く交渉するのか、それとも予定通りのオープンに向けて粘り強く話を進めていくのか

現時点でオープンの予定を大きく変更するということは考えていません。ご提案やご要望をいただいているわけですので、そうしたものに迅速に一つ一つ確実にお答えしていきながらお話をしたいと思っています。

(9)オープンの予定は動かさずに、それにあわせて粘り強くということか

今の時点でオープンの時期のめどをさらにずらすという状況にあるとは、事業者側も私どもも考えていません。与えられた時間の中できちんとご理解いただける努力をする段階であると思っています。

平成22年5月18日 仙台市長 奥山 恵美子

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