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更新日:2016年9月20日

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仙台・東北の観光・物産・起業の拠点施設東北ろっけんパークを中心部商店街にオープン(質疑応答)

(1)東北ろっけんパークでは起業家育成も行うとのことだが、どんな業種でいつまでにどのくらいの数を見込んでいるのか

特に目標の数値は作ってはいません。我々にとっても、ある種実験的な事業ですので、走りながら考えるところがあります。起業についてもイメージや具体的にこれでなくてはというきめ打ち的なものではないと考えています。

〔地域産業支援課長〕

仙台市のみならず、東北各地の起業を目指す方を対象にしたいと思っています。対面販売が非常に有効な場所で、たくさんの方が訪れる場所ですので、例えばジュエリー製作とかクリエイターと呼ばれる方々の起業を想定しています。それから被災3県の海産物などを恒常的に対面で販売していくことなども想定しています。

(2)「東北ろっけんパーク」と「仙台なびっく」の違い、すみ分けはどのようになるのか。また、「仙台なびっく」の利用実績はどのくらいか

「仙台なびっく」も新しい試みとして、昨年の夏から開設したわけですが、大変にぎわっていると思います。ただ、場所的に「仙台なびっく」は一番町四丁目ということで仙台駅からはやや遠いということはございます。例えば高速バスの発着などを考えますと、仙台駅に近い所にあるメリットもあります。

今回の「東北ろっけんパーク」と「仙台なびっく」で、「仙台なびっく」はこれ、「東北ろっけんパーク」はこれというように限定的に考えるよりも、地域の物産や起業といったものを発信していく場所が東西2カ所にできることによって、その間をつなぐ人の流れを右の入り口と左の入り口と両方で押さえられるのではないか。そういう意味で2カ所でせき止めて、その真ん中にいる人達を全部すくいあげたいという、欲張った立地を目指していると言っていいかと思います。

〔地域産業支援課長〕

利用実績については、「仙台なびっく」で復興物産市「東北いいもんパーク」を開催して3日間でおよそ8000人といった集客があります。一番町四丁目商店街への波及効果が大きかったという話は聞いています。ただ、1カ所で開催しているものですから、回遊性という点では、なかなか効果が発揮できないので、2館体制とすることで、例えば一番町四丁目商店街の「仙台なびっく」で携帯端末を借りて、街中を回遊していただいて、「東北ろっけんパーク」で返却してもらうなど、2館で連動したイベント・プロジェクトを行うことで、面的な広がりが可能になると考えています。

(3)「東北ろっけんパーク」開設で見込まれる経済波及効果はどのくらいか

〔地域産業支援課長〕

具体的な経済波及効果については予想しておりません。「仙台なびっく」でおおむね月間1万人くらいの集客がありましたので、それをかなり上回る集客が見込めるものと考えています。イベントの開催頻度も、年間で30回程度の復興物産市を開催しますのでかなりの集客を考えています。月間1万人を軽く超えると見込んでいます。それから、総事業費は4億3千万円を計上しています。

仙台市長 奥山 恵美子

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