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更新日:2016年9月20日

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大気汚染物質について

大気汚染物質についての解説

物質名

発生源や健康影響等

二酸化硫黄(SO2)

石油、石炭などの硫黄を含む化石燃料の燃焼に伴い発生します。
のどや肺を刺激し、呼吸器系に影響を及ぼすおそれがあります。

一酸化窒素(NO)
二酸化窒素(NO2)
窒素酸化物(NOx)

窒素酸化物は、燃焼に伴い燃料中の窒素化合物や空気中の窒素が酸化されて発生するもので、その大部分は一酸化窒素として大気中に排出されます。一酸化窒素は、大気中でさらに酸化されて二酸化窒素になります。
のどや肺などの呼吸器系に影響を及ぼすおそれがあるほか、酸性雨や光化学オキシダントの原因になるといわれています。

一酸化炭素(CO)

炭素を含む物質が不完全燃焼を起こしたときに発生する物質で、その発生源のほとんどは自動車です。
血液中のヘモグロビンと結びつき、酸素の供給能力を阻害し、中枢神経に影響を及ぼすおそれがあります。

光化学オキシダント(Ox)

大気中で、工場や自動車から排出された炭化水素や窒素酸化物などの大気汚染物質が、太陽光の紫外線の働きにより光化学反応をおこして生成される酸化性物質で、大部分はオゾン(O3)です。
目やのどなどの粘膜に影響を及ぼすおそれがあります。

非メタン炭化水素(NMHC)
メタン(CH4)
全炭化水素(THC)

炭化水素は炭素と水素から成る有機化合物の総称であり、大気中では大部分をメタンが占めています。光化学反応性の低いメタンを除いたものを非メタン炭化水素といい、大気中の炭化水素濃度の評価に用いています。

浮遊粒子状物質(SPM)

大気中に浮遊する粒径10μm以下の粒子状物質をいい、ボイラーや自動車の排出ガス等から発生します。
気管や肺まで到達し、呼吸器系に影響を及ぼすおそれがあります。

微小粒子状物質(PM2.5)

大気中に浮遊する粒子状物質の中でもその粒径が2.5μm以下の物質をいいます。
粒径が小さいため肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系の影響に加えて循環器系への影響も懸念されています。

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