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更新日:2021年8月26日

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在宅酸素療法における火気の取扱いについて

在宅酸素療法による酸素吸入中の火災に注意しましょう

ご自宅で酸素吸入している方が、たばこを吸おうとして火災になる事案が発生しています。

なぜ”たばこ”から火災になるのか?

酸素は燃焼を助ける性質が強い気体です。たばこも高濃度の酸素のもとでは炎を出して燃えます。また、燃えにくいと思われている物でも、高濃度の酸素のもとでは容易に燃えてしまうこともあります。

在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置、液化酸素及び酸素ボンベを使用中は、口元に高い濃度の酸素がある状態になります。

この状況でたばこを吸うと、たばこが炎を出して燃え、吸入用のチューブや衣服に着火するなどして火災になる危険があり、重度のヤケドを負う場合もあります。

たばこ以外にも、線香やろうそくなどが激しく燃えて火災になった事例もあります。

火災の予防

  • 酸素吸入中はたばこを吸わない。また喫煙中の人に近づかない。
  • 酸素吸入中は火気を近づけない。(ガスこんろ、ライター、線香、ろうそく など)
  • 火気に近づくときは、酸素吸入を止める。

酸素吸入されるご本人だけでなく、ご家族や介護の方も注意をお願いします。

 

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お問い合わせ

消防局予防課

仙台市青葉区堤通雨宮町2-15

電話番号:022-234-1111

ファクス:022-234-1411