野球伝来150年記念「野球の聖地・名所150選」に認定されました

八木山球場跡（現：八木山動物公園フジサキの杜）が「日本野球の聖地・名所150選」に認定されました

八木山動物公園フジサキの杜に、〈野球の神様〉ベーブ・ルースの銅像があることをご存知ですか？

日本に野球が伝来して150年。これを記念し、日本野球機構と全日本野球協会では、日本全国の野球にまつわる聖地や名所150カ所を「日本野球の聖地・名所150選」に認定する「野球伝来150年」事業を実施し、八木山球場跡（現：八木山動物公園フジサキの杜）も「聖地」のひとつとして認定されました。
この野球伝来150年記念事業では、「聖地・名所」を巡るスタンプラリー（アプリ「furari」使用）やSNS投稿企画も開催されています。

動物たちの姿を観覧する傍ら、日本野球の黎明期に来仙した伝説の野球選手ベーブ・ルースの銅像をたずね、その偉業に思いを馳せてみませんか。

なぜ動物園にベーブ・ルース像が？

現在当園がある場所には、かつて「八木山球場」がありました。
昭和9（1934）年、全米大リーグのオールスターチームが来日し、全日本チームとの親善試合がこの八木山球場でも開催されました。
この時、ベーブ・ルースは来日初ホームランを放ちます。
これを記念して平成14（2002）年、八木山球場の跡地である当園「アフリカ園」内にベーブ・ルースの銅像が建てられました。

ベーブ・ルース像の場所

銅像は、ベーブ・ルースの来日初ホームランの落下地点付近に建っています。
アフリカ園「クロサイ屋外展示場」の、観覧通路をはさんだ向かい側にあります。

 

観覧通路をはさんで左手がクロサイ屋外展示場、右手がベーブ・ルース像

 

銅像の足元には由来を刻んだ碑文も

宮城県の野球の聖地

宮城県では、当園を含む下記の3カ所が「日本野球の聖地・名所150選」に認定されています。

宮城県から選ばれた日本野球の聖地・名所3カ所と主な理由

楽天生命パーク宮城 （宮城球場）	昭和25（1950）年開場。東北アマチュア野球の聖地。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地。
八木山球場跡 （現：八木山動物公園フジサキの杜）	昭和2（1927）年開場。昭和6（1930）年にはルー・ゲーリッグがプレイしたことも。昭和9（1934）年に米大リーグ対全日本選抜の試合でベーブ・ルースが2本塁打を放った。
旧制二高グラウンド跡 （現：仙台市青葉区片平公園）	明治44（1911）年「第1回東北六県中等学校野球大会」が開催。試合前に両チームがホームベースをはさんで挨拶を行ったことが、日本独自のアマチュア野球試合前挨拶のルーツとされる。

 

関連サイト

野球伝来150年事業や「日本野球の聖地・名所150選」に関する詳細は下記のリンクをご覧ください。

• 野球伝来150年記念事業特設サイト（外部サイトへリンク）（別画面が開きます）