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更新日:2023年9月12日

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宮城県に対し「県立精神医療センターの富谷市への移転及び名取市への精神科民間病院誘致に関する申し入れ」を行いました

名取市の県立精神医療センター(以下「センター」)を富谷市へ移転させる計画(以下「移転計画」)については、これまで患者や精神医療の専門家から強い反対の声が上がっており、本市としても県に対し、繰り返し疑問や懸念を投げかけてきたところですが、未だ十分な説明や対応は行われないままとなっております。

このような中、県が名取市への精神科民間病院誘致に向けて公募を開始することは、センターの移転を前提に具体的な手続きに着手したものと受け止めざるを得ず、有識者等による慎重な検討も経ないまま、本県の精神医療体制の根本に関わる移転計画が拙速に進められようとしていることに、重大な懸念を抱くものです。

このようなことから、このたび、県に対し早急に対応を求める事項について申し入れを行い、公募等の手続きを開始する前に回答するよう求めました。

 

1 主な内容

県立精神医療センターの富谷市への移転について

  • センターの移転先を富谷市とした理由について改めて示すこと
  • センターの富谷市への移転・合築について、これまで精神医療関係者や本市が示してきた懸念、疑問に対する認識と、またそれらについてどのように対応しようとしているのか示すこと。
  • 移転計画を立案するにあたり、障害者基本法に基づく障害当事者の意見聴取を実施したのか示すこと。 など

新病院誘致を提案するに至った経緯について

  • 県南部の精神科疾患患者への医療提供体制確保のために、どのような調査、検討を行い、新病院誘致との判断に至ったのか示すこと。
  • センターは治療困難事例に対する高度な専門治療の提供などを担っているが、新病院はこれらセンターの機能・役割を継承するものと考えているのか示すこと。 など

4病院再編案と新病院誘致案との関係について

  • 今回の新病院誘致案は、当初の4病院再編の枠組みを変更したものなのか示すこと。
  • センターの移転による影響を考慮し、新たに病院誘致を検討するに至ったとしていることから、4病院再編案全体についても、仙台医療圏に与える影響などについて検証を行い、然るべき対応をとる必要があると思料するが、見解を示すこと。 など

県立精神医療センターの富谷市への移転及び名取市への精神科民間病院誘致に関する申し入れ

 

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