泉区

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更新日:2019年8月2日

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松森城址

松森地区の北側に、海抜90mの独立峰の頂上部に平場が二つあり、東側の高い方は本丸跡といわれ、南北100m、東西50mの広さがあり今は公園化されて、あずまやなどが整備されています。西側の平場が二の丸跡といわれ、東西60m、南北70mもあり深い雑木林となっており、鶴が翼をひろげて飛び立つ姿に似ていることから、鶴ヶ城と呼ばれる山城でした。
城主は国分家17代当主盛重氏で小泉城から移り住み、天正年中頃まで居住、二の丸には盛重の家臣高平大学が住んでいたと記録されています。
盛重は伊達晴宗の五子で、天正5年国分家の養子となっており、伊達政宗の叔父にあたります。盛重は、病と称し政宗の命に従わなかったため、政宗の忌諱にふれて国分家は没落しました。

慶長元年(1596)盛重は常陸(ひたち)の国の佐竹義宣(盛重の姉の夫)を頼り逃亡、後に佐竹氏が秋田に移封されたときは、盛重も秋田に行き佐竹家から横手城に千石を与えられ、元和元年(1615)7月15日63歳で亡くなりました。

松森城址の画像

松森城址

所在地・アクセス

松森城址 仙台市松森
地下鉄泉中央駅発 宮城バス鶴が丘ニュータウン行松森市民センター下車 徒歩10分

案内図

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