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津波への備えと対応

津波!どうしよう?津波についての基礎知識

 

津波!どうしよう?

地震を感じたらすぐに避難しよう

地震を感じたときは、すぐに海岸から離れ、安全な場所に避難しましょう。弱い地震であっても、大きな津波を発生させる場合もあります。油断してはいけません。

落ち着いて正しい情報を入手しよう

落ち着いて、正しい情報を入手することは、緊急時の基本原則です。災害時には、デマや誤った情報が飛び交い、混乱が増幅される場合があります。テレビ、ラジオ等から正確な情報を得て行動し、デマには絶対に惑わされないようにしましょう。

     
ラジオkらの情報収集の画像

普段から津波避難場所を確認しておきましょう

東日本大震災では、多くの方が津波の犠牲になってしまいました。今後も余震等により起こりうる津波に対し、自分や家族の命を守るために、「津波からの避難の手引き(暫定版)」を活用し、事前に避難場所を確認しておきましょう。

津波は第1波が最大であるとは限りません。何度も繰り返し来襲し、何番目の津波が最大になるかは分かりません。水位が下がったように見えても、警報や注意報が解除されるまで、安全な場所にとどまりましょう。

 

津波からの避難の手引き(暫定版) 第3版 平成27年3月発行(平成28年4月修正)

※平成23年10月発行の第1版、平成25年4月発行の第2版をお持ちの方は、避難場所の内容が異なりますので破棄してください。

津波からの避難の手引きの画像
津波からの避難の手引き避難場所の画像       

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津波についての基礎知識

津波発生のメカニズム

津波は、地震が原因になって起こるものだけではありません。噴火や山崩れが原因となり、大量の土砂が海中に沈みことによっても発生する場合があります。しかし、仙台市が被害を受けるおそれのある津波は、プレート間地震によって発生するのが一般的です。

プレート間地震は、プレートの境界の断層が急激にずれることによって発生する(「プレート間地震」の項参照)もので、この断層の急激なずれが、海底の地形を急激に変化させます。そして、このときに隆起した部分が津波の山に、沈降した部分が波の谷となって津波が発生するのです。

津波が来るときには、その前に引き潮になるといわれていますが、必ずしもそうとは限りません。海底の沈降した部分が隆起した部分よりも手前にあるときには、確かに津波の前に引き潮になりますが、逆の場合には,引き潮にならずに津波が来るのです。

図1.津波発生のメカニズム

津波発生メカニズムのイラスト1

1.地震の発生により、断層のずれが発生する。

津波発生メカニズムのイラスト2

2.海底の地形の変化に影響され津波が発生する。


津波発生メカニズムのイラスト3      

海底,海岸の地形によって変化する津波

津波は、水深や海岸線の地形等によって、様々に変化します。

水深は、津波の速度と高さに影響します。水深が深くなるほど津波の速度は速くなり、水深10メートルでは時速36キロメートルと、人が全力疾走するぐらいの速度なのが、水深500メートルでは時速250キロメートル、水深5,000メートルでは、実に時速800キロメートルと、ジェット機なみの速度に達します。このため、陸地に近づき、水深が浅くなるにつれて津波の先頭の部分の速度が遅くなり、後から来る波が次々にそこに覆いかぶさって津波が成長していくことになるのです。

また、この海岸線の地形も、津波の高さに影響を与えます。宮城県北部の海岸は、リアス式海岸と呼ばれるV字型の入り江が連続する複雑な形状の海岸線を構成していますが、こういった地形では、海岸線が奥に入るに従って狭まるため、津波が狭い範囲に集約されてしまい、成長していくことになります。

津波警報等の種類

地震が発生すると、気象庁が、その地震により津波による災害の発生が予想される場合には、津波警報等を発表します。具体的な内容は、下表の通りです。

津波は、早いときには地震発生から数分で襲来することもあります。地震を感じたとき、又は、地震を感じない場合でも、津波警報等が出たときは、すぐに海岸から離れ、高台等に避難することが重要です。

津波警報等の種類 発表される津波の高さ 発表された場合の行動

大津波警報

 巨大

10m超、10m、5m

仙台東部道路より内陸側、又は指定された避難場所や避難ビルなどへ直ちに避難する

津波警報

高い

3m

県道塩釜亘理線より内陸側、又は指定された避難場所や避難ビルなどへ直ちに避難する。

津波注意報

1m

テレビ・ラジオ等の今後の情報に注意するとともに、海岸や河口には近づかない。

地震の揺れの大きさと津波の大きさは無関係?

地震の揺れがそれほど大きくないと、津波も大きくないような気になりがちですが、大した揺れを感じない地震でも非常に大きな津波が発生する場合もあります。こういう地震を津波地震と呼びます。

津波地震は、通常のプレート間地震がプレートの境界の断層が急激にずれることによって発生するのに対し、断層のずれが通常に比べてゆっくりと進行することにより起こると考えられています。

日本で発生した津波地震としては、1896年三陸地震(マグニチュード8.5)が有名です。この地震では、太平洋沿岸での震度は、大きいところでも震度4程度であったにもかかわらず、東北地方の太平洋沿岸部に最大30メートルを超える津波が襲来し、26,000名を超える死者を出す惨事となりました。

2メートルの津波なんて大したことない?

津波警報が発表されたと思ったら、予報の津波の高さは2メートル。ちょっとした悪天候でも、5メートルぐらいの波が立つのに、2mの津波なんて大したこと無いじゃないか。そんなことを考えたことはありませんか?

普通の波と津波は、性質がまったく異なります。普通の波は、水面が風にあおられて発生するため、短い波長の波が連続して発生するのに対して、津波は、断層付近の海水全体が押し上げられ、数十分から、長いときでは数時間に及ぶ非常に長い波長の波が発生します。いわば、津波は、「波」というよりも、「海面の上昇」そのものなのです。

図2.普通の波と津波

普通の波と津波の違いイラスト1

1.風等の影響によって発生する普通の波

普通の波と津波の違いイラスト2

2.海底の地形の変化に影響されて発生する津波

 

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