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更新日:2016年9月20日

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家庭における食中毒予防のポイント

食中毒予防の3原則

原則1:食中毒菌をつけない!(清潔)
手洗いが基本
原則2:食中毒菌を増やさない(冷却,迅速)
低温で保存,早めに食べる
原則3:食中毒菌をやっつける(加熱,乾燥)
十分な加熱調理,ふきん類は十分に乾燥

家庭で食中毒予防3原則を実行するために,買物から食事の後片付けまで6つのポイントに分けて考えてみましょう。

ポイント1 食品を購入するとき

  • 生鮮食品は,新鮮な物を購入しましょう。(消費期限などがある場合は確認しましょう)
  • 購入した食品は,肉汁などがもれないようにビニールの袋などに包みましょう。
  • 冷蔵や冷凍の必要な食品を買ったら,すぐ帰り冷凍冷蔵庫へ入れましょう。

ポイント2 食品を保存するとき

  • 食品は低温(10℃以下)で保存しましょう。
  • 肉や魚などは容器などに入れ,他の食品を汚染しないように気を付けましょう。
  • 肉・魚・卵などを取り扱う前後には必ず手を洗いましょう。
  • 食品を調理台の下に保存する場合は,流し台の水漏れなどに注意しましょう。
  • 食品を直接床の上に置かないようにしましょう。

手洗いのイメージ図

冷蔵庫の正しい使い方

  • 冷蔵庫は10℃以下,冷凍庫はマイナス15℃以下に管理しましょう。
  • 詰め過ぎに注意しましょう。(めやすは7割程度です)
  • 扉の開け閉めは必要最小限にしましょう。
  • 月に一度は庫内の大掃除をしましょう。

*冷蔵庫の過信は禁物!
冷蔵保存しても細菌は生きています。(早めに使いきるようにしましょう)
冷蔵庫のイメージ図

ポイント3 調理の下準備をするとき

  • 十分に手を洗いましょう。(作業前,肉や魚を取り扱う前後など)
  • 野菜や魚介類はよく洗いましょう。

食材の洗浄のイメージ図

  • 食品ごとに包丁・まな板・ふきん等を使い分けましょう。(肉用,魚用,野菜用など)

まな板の使い分けのイメージ図

  • 凍結している食品の解凍は,冷蔵庫内か電子レンジで行いましょう。
  • 解凍後は速やかに調理しましょう。
  • 井戸水を使用する場合は,煮沸するか塩素消毒を行いましょう。
  • 調理器具はよく洗い,熱湯や漂白剤で消毒をしましょう。

調理器具の洗浄消毒のイメージ図

ポイント4 調理をするとき

  • 食品は中心部まで十分加熱(75℃で1分間以上、ノロウイルス汚染が疑われる食品の場合は85℃~90℃で90秒以上)しましょう。
  • 電子レンジを使用するときは,調理時間に注意しましょう。(熱の伝わりにくい物は,時々かき混ぜることも必要です)

十分な加熱調理のイメージ図

ポイント5 食事をするとき

  • 食事の前に手を洗いましょう。
  • 手を拭くタオルは清潔にしましょう。
  • 清潔な手で清潔な食器に盛りつけましょう。
  • 温かい料理は65℃以上,冷やして食べる料理は10℃以下に保ちましょう。
  • 調理後の食品は,室温放置厳禁です。
    (調理後は速やかに食べましょう)
    (例えば,O157は室温でも15-20分で2倍に増えます)

食事のイメージ図

ポイント6 残った食品の取り扱い

  • 速く冷えるように浅い容器に小分けして低温で保存しましょう。
    ※長期間の保存は厳禁です。
  • 食べる前に十分に再加熱(75℃以上)しましょう。
    (スープなどは沸騰するまで加熱しましょう)

十分な再加熱のイメージ図

もし,食中毒にかかったら

腹痛・下痢・吐き気や嘔吐など食中毒と思われる症状が現れたら

  • 直ちに医師の診断を受け,指示に従いましょう。
  • 下痢がひどい場合は,水分を補給しましょう。
  • 乳幼児や高齢者は,重症に至る場合もあるので,特に注意を要します。

O157などのように感染力が強い場合,二次感染を起こすことがあります

二次感染を防ぐためには

  • 患者の便や吐いた物を処理するときは,ゴム手袋を使うなど衛生的に処理をしましょう。もし触れたときは,逆性石鹸(薬用)や消毒用アルコールで消毒し,流水で十分洗いましょう。
  • 患者の糞便や吐いた物がついた衣類などは,煮沸や薬剤で消毒したうえ,家族のものとは別に洗濯し,日光で十分乾燥させましょう。
  • ふろは患者と一緒に入るのは避け,水は毎日替えましょう。
    下痢をしている人はシャワーにするか,最後に入浴しましょう。

衣類などの消毒のイメージ図

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関連リンク

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