更新日:2017年4月1日

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牛海綿状脳症(BSE)について

平成13年9月、国内で初めてBSEの発生が確認され、同年10月、と畜場における牛の特定部位(異常プリオンたん白質が溜まる部位:頭部(舌・ほほ肉を除く)、脊髄、回腸遠位部)の除去・焼却を法令上義務化するとともに、BSE検査を全国一斉に開始しました。

その後、国では食品安全委員会の健康影響評価をもとに、段階的に対策の見直しが行われてきました。(見直しの経緯はこちら(厚生労働省ホームページ))(外部サイトへリンク)

平成29年4月からは、健康牛のBSE検査は不要となりましたが24か月齢以上の神経症状等を有する牛の検査は引き続き行うこととなりました。(これまでの検査結果はこちら)

また、BSEの発生数が国内外で激減した現在も、肉骨粉をエサとして与えないことや異常プリオンたん白質が蓄積する特定部位を除去するなどの対策を継続しています。

 

牛海綿状脳症(BSE)

    BSE(牛海綿状脳症)は、牛の病気の一つでBSEプリオンという病原体が、主に脳に蓄積し脳の組織がスポンジ状になり、異常行動、運動失調などを示し死亡します。
    この病気は、BSE感染牛原料とした肉骨粉を飼料として使ったことが原因とされています。また、人の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)はBSEプリオンの摂取によることが示唆されています。

BSE(牛海綿状脳症)のスクリーニング検査

宮城野区にある仙台市中央卸売市場食肉市場では、1日最大200頭の牛を処理することができます。

食肉衛生検査所では、これらのすべての牛について1頭ごとに通常の「と畜検査」を行うとともに、スクリーニング検査(BSEの疑いのある牛をふるいにかける検査)を実施しています。これらの検査は獣医師である「と畜検査員」によりおこなわれます。

また食肉市場では、少しでも疑いのある牛の肉等が市場に出回らないようにするため、検査が終了するまでは枝肉及び内臓など全ての部分を保管する体制をとっています。

1次検査(エライザ法によるスクリーニング検査)

検査対象牛(24か月齢以上の神経症状等を有する牛)の延髄を検査材料とし、異常プリオンがあるかどうかをエライザ法で判定します。この検査は、非常に感度の高い検査で短時間(4~5時間)で判定が可能で一度に多くの検体を調べることができるという特長がありますが、BSEでない牛でも陽性の反応がでることがありますので、より精度の高い2次検査(確認検査)が必要となります。

2次検査(確認検査)

検体は、厚生労働省が指定する検査機関の国立感染症研究所などで検査されます。

  1. 免疫組織化学検査
    脳の組織の異常プリオンだけを特異的に染める特殊な方法で染色し、異常プリオンが蓄積していないかどうかを顕微鏡で観察します。
  2. ウエスタンブロット法
    電気泳動をかけてプリオンの分子量の大きさなどでふるい分けし、異常プリオンだけを染色して確実に検出します。

こうした確認検査で陽性の場合は「牛海綿状脳症に関する専門家会議」で確定診断されます。保管している牛の枝肉、内臓など及びそれらに接触したものが焼却処分されます。

 

関連ホームページ

BSE国内対策(と畜場・食肉処理関係)について【厚生労働省】(外部サイトへリンク)

関連ホームページ

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