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更新日:2023年1月25日

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第168回芥川賞を受賞された佐藤厚志氏に「賛辞の楯」および「仙台市議会議長特別表彰」を贈呈します(質疑応答)

令和5年1月24日

 

質疑応答の内容

Q1

今回の芥川賞受賞、どういうところに賛辞の楯を贈ろうという思いになったのかというのと、この作品なのですけれども、被災地を舞台にしているということで、どのような期待ありますか、この作品に対して。

A1

私、まだ受賞作品を読んでいないのですけれども、被災地でそれぞれの内面を細かく描写されたものであるというふうに伺っております。各書店でも売り切れになっていてなかなか手に入らないということでしたけれども、実は佐藤さんは仙台短編文学賞第3回の大賞を受賞されています。この間もずっと仙台で仕事をされながら、仙台を拠点にあの震災と向き合いながらさまざまな執筆活動をされてこられたというふうに承知をしておりまして、そういう意味では、あの震災を経験した、まさに被災した、この地で被災をされた人たちの思いというのを肌身に知っている方が伝えていくということの重要性は多くの方々に受け止めていただきたいものだというふうに思っています。

 

Q2

(賛辞の)楯を贈ろうを思ったのはどんなところに。

A2

まさにそういうところではないでしょうか。芥川賞という本当に素晴らしい賞を受賞されたわけでして、この間も、芥川賞受賞作家の方々、仙台に関わりのある方がいらっしゃいますけれども、皆さんにも差し上げてきたところです。今後のますますの活躍も期待して、ぜひ差し上げたいと思ったところです。

 

Q3

佐藤さんなのですが、東北学院大学卒ということで、市長とも同窓というか、出身大学が同じということで、これまで何かお話ししたりですとか、接する機会というのはなかった(ですか)。

A3

一度もありませんでした。柳美里さんが審査を主体的にやられた第3回の仙台短編文学賞、それも、いつも仙台短編文学賞の時には市長賞もあるものですから、表彰式なども行うのですけれども、その際は(新型)コロナ(ウイルス感染症)の影響があったからかしら、実際にお会いしていないのですね。でも頑張っておられるのは存じ上げていましたものですから、大変うれしく思いました。