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更新日:2016年9月20日

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家庭ごみ等有料化導入から1年間の状況について(発表内容)

昨年10月の家庭ごみ等有料化の導入から1年が経過し、その状況がまとまりましたので、ご報告いたします。

まず、家庭ごみの排出量ですが、前年の同時期との比較で、4万4千t、19.5%の大幅な減少となりました。家庭ごみに混入している紙類やプラスチック製容器包装などの資源物の割合も減少しており、市民の皆様に排出ルールとごみ減量・分別の意識が定着してきていると感じております。

この19.5%という数字は、市民の皆様、お一人お一人の取り組みの成果であり、ごみ減量・資源リサイクルへの103万市民のご協力に心から感謝をいたしますとともに、仙台市民のただ単に環境を守るという意識があるだけではなく、それを実際の行動に移していただいたということに、改めて敬意を表したいと思います。

導入当初は一部で古い指定袋を使ったり、排出の曜日が守られないなど、若干の混乱はあったと思いますが、その後順調に推移しまして、大幅な減量となったと考えています。この間、他地域からの投げ捨てや夜の時間帯に出すなどといった、排出ルールを守らない方への指導、声掛けなど、地域での取り組みに地道に活動していただきました町内会の皆さん、そしてクリーン仙台推進員並びにクリーンメイトの皆様には心から感謝申し上げたいと思います。

昨年10月1日からの2週間、早朝排出指導に携わっていただき、そういった早い時期に市職員も含め市民総がかりでの体制を築けたことが今日につながったのではないかと思います。

クリーン仙台推進員の制度が誕生してから8年になりますが、この間に、地域でどのような困った事例があって、それをどのように解決してこられたかについて、「クリーン仙台推進員クリーンメイト活動事例集」としてまとめました。

これは私が就任する前の8月にすでにこの方々の研修資料として出したものです。一つ一つの事例については後ほどご覧いただきたいと思いますが、自分たちの地域の課題をきめ細かく対応していただいたことが今日の減量の成果だと思います。転勤族の方から「仙台の街はきれいですね」と私も何回もお褒めいただいていますが、そういうことにつながっていったと思います。

これが仙台市民の“きれい好きの力”とでも言いましょうか、仙台市民はきれいな街に住みたいという根強い希望、志を持っているということでは、全国に誇っていい“市民力”ではないかと改めて思った次第です。

一方、せっかくの機会ですので、これからの課題もお話しさせていただきたいと思います。すでにご承知のように紙類の問題がこれからの大きなポイントでありターゲットになっていくであろうと思っています。紙類は、この間7ポイントほど減少しているものの、いまだに25%・重量換算で4万5千tほど混入しているという調査結果となっています。ごみ減量をさらに進めるためには、分別されずに焼却処理されるこれら紙類への対策が、今後、重要であると考えております。

このため、市民の排出実態を調査しているほか、なぜ紙類について分別が進まないかという、ご意見を伺うアンケートなどを実施していまして、現在その集計作業を進めているところです。

集計が終わり次第ご報告させていただきたいと思いますが、例えば紙類定期回収そのものを知らなかった方や、紙類の収集曜日がそもそも月2回ですので、ある週とない週があることを含めて、それを知らなかった方を合わせると約3割いらっしゃるなど、紙類定期回収という制度が市民に十分浸透しきれていない、そこに我々のリサイクル推進の弱点があったと思っています。

年代では10代、世帯構成では単身者の方々に紙類定期回収を知らないという割合が高いという傾向が見受けられますので、それらの方々を中心に広報や働きかけをしていく必要があると思っています。

また、知っていても取り組まれない方もいらっしゃいまして、紙類を家庭ごみとして排出している理由としては、「出す量が少ない」、「分別が面倒」などの回答が多く寄せられており、今後、面倒という気持ち的な課題をどうやって乗り越えていくかということも考えていきたいと思います。

このため制度の周知に向けて、8月から9月に全戸ポスティングによるチラシの配付を行ってきたほか、11月から実施する「100万人のごみ減量大作戦キャンペーン」では、市内各所の商業施設において紙類の分別を楽しく学んでいただける「ワケミ塾」や、大学祭の会場において紙類の分別体験会を開催するなど、若年・単身者層に対する啓発活動をさらに強化していきたいと考えています。

平成21年10月20日 仙台市長 奥山 恵美子

(資料)

この発表内容に関する質疑応答

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